2018年2月22日 (木)

春先の心得・・・全身の血液循環をスムースに

P1020696【魔よけとして植えた柊南天の開花】

 「春の名のみの風の寒さや」で始まる歌曲「早春賦」は有名な中田喜直の父である中田章作曲によるもので、吉丸一昌による歌詞とメロディーとが見事に一体化し、立春を過ぎても未だ未だ寒い今の季節と人々の気持ちをよく表現してます。
 
 私はこの歌は日本歌曲の中でも優れているように感じます。特に3番の歌詞「春と聞かねば知らでありしを、聞けば急かるる胸の思いを、いかにせよとのこの頃か、いかにせよとのこの頃か」に、未だ寒くて家の中にいたいこの時季の人々の思いと、そろそろ活動しなくてはならないが、未だ寒く外で働きたくない山村の人々の心情を歌い上げてます。「春」という言葉が聞えてくるが、聞かなければ済むのに、「動き出しなさい」と急かされてるようで、一体、私は何から始めたらよいか。
 
 作曲家の子供は有名な中田喜直であり、代表作として「夏の思い出」「雪の降る町を」「心の窓にともし灯を」「めだかの学校」「小さい秋見つけた」ですが、日本中の学校の校歌を作曲してます。
 
 一方、「早春賦」を作曲した父・中田章は私が最後に勤務した県立前橋高校の校歌の作曲者です。作曲以来、一世紀を経過した今でも生徒たちの意気を高め、声高らかにさせる力を持ち続けてます。4番まで夢中にさせる校歌として比類なきもので「文武の誉れ」を力強く歌い上げてます。
 
P1020690【深紅の紅梅・・・品種名鹿児島】
 
 ところで、昔から今でも「早春賦」にあるように春先は気温が低く、私たちの体内は血流が滞リがちです。脳梗塞など危険をはらんでる今日この頃です。それは寒冷により血管が収縮し、従って血流が悪くなり、全身の細胞が不活発になりやすいと考えられます。
 
 健康であれば、血液は一分で全身を流れるといわれます。心臓は血液を押し出しても、寒い時季はそれだけでは末端での血流は動き難く、特に心臓から遠く離れた脚部は流れが悪く、しかも、引力に逆らって血液が心臓まで戻るには、脹脛の筋肉の中のポンプの役目が重要です。心臓のみでは脚部から上半身へ押し上げる圧力が弱いです。
 
 これを解決するには、拙い体験では「キャフレイズ」=Calf-Raiseが効果があり、お薦めです。しかし、多くの高齢者に訊いても殆どの人はこれを実践してません。どこでもすぐにできる優れた鍛錬法です。それは脹脛を鍛えるもので、階段などの縁を使うと運動が大きくなり、効果抜群です。私は行進曲風の音楽に合わせることもあります。
 
 100回すれば脹脛が太くなるのが実感できます。脹脛は第2の心臓といわれ、筋肉を通じて血液を上に戻す重要なポンプの役目があります。
 
P1020027【つま先を縁に乗せ踵を大きく上下運動させるキャフレイズ】
 
 ところで、血液循環によって私たちの生命は維持されてます。それは動脈を通じて酸素と栄養を全身の細胞に届け、逆に、静脈を通じて二酸化炭素、有害なミネラル、余分な老廃物を回収し、これらを肝臓から体外に排出です。これは知識として知ってるわけですが、なかなか血流は見られません。しかし、血流を見ることは一部可能です。それは夜間に、光をうまく加減し、「瞼」を閉じるとチラチラ血が流れてることが認識できます。
 
 一般的に血流悪化の原因として考えられることは1、低い室温、2、偏食 3、ストレスと緊張により血管が収縮 4、ベルトや衣類による締め付け、5、身体の歪み 6、足の筋力の衰え 7、長時間、同じ姿勢などです。部屋を適温にすることと水分補給は早春の今も必要で、湿度は50%を維持です。
 
 以上は下半身の運動でしたが、私は椅子に座ったまま上半身の血流促進運動も行ってます。この運動もどこででもできます。
 
P1020699 【道具は普通の椅子・・・柔らかいソファーは適さない】
 
 1、両肩の上下運動(8回)、2、両肘を曲げて水平に保ち、胸の前で大きく交差運動(8回)、3、両肩を前に窄め、逆に胸を突き出す(8回)、4、鶏のように首を前に突き出し2秒キープ(8回)、5、腕を頭上に伸ばして下ろす(8回)、6、両腕で水泳のクロールの動き(8回)です。
 
 これで上半身がポカポカします。前述の通り、春先は血流が滞りがちです。健康は待つのでなく、自ら進んで動き、血液の流れをよくしましょう。
 

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2018年2月19日 (月)

今日は「雨水」・・・これから気をつけるべき衛生

P1020371 【希望を与える紅梅の開花】

 今日は二十四節季の「雨水」です。二十四節気とは太陽の周りを公転する地球の総度数360°を24で割ると一つの節気が15°であり、「雨水」は昨年の春分から数えて22番目=【赤経22h】の節気なので、15°×22h=330°となります。「雨水」は昨年の春分の日から地球が太陽の周囲を330°公転した日です。
 
 二十四節気の考えは、その昔、地域的に広大な中国から伝えられてもので、各名称が現代の日本風土に似合わないとの考えが一部にあり、数年前、各分野から専門の委員が選出され、二十四節気の各名称を変更する会議が行われました。しかし、多くの委員から二十四節気の名称は「どれも皆、日本の季節感を表現するに十分値し、味わい深い響きがある」と、変更する余地なしの結論になりました。会議では表現が現在の日本風土に適合する考えが主流を占めた経緯があります。
 
 私も変更しなくて良かったと考えます。それは各名称の表現に十分豊かな味わいがあり、好感が持てるからです。今日の「雨水」、次の「啓蟄」、また、秋の「処暑」、「白露」などは特に季節の味わいがあり、これだけで詩のようです。
 
P1020667 【地球から見て水瓶座にある雨水の太陽】
 
 ところで、地球から見た場合、太陽が通過する黄道の背景には紀元前より12の星座が配列してることが発見され、それはメソポタミア地域にいたバビロニア人などによって確立され、現代でも不変です。宇宙の歴史に比べれば、数千年前は時間的に昨日のようなもので、現在の星座の形は当時と同じと考えられます。
 
 ところで、12星座とは次の通りです。春分点がある1、魚座に始まり、順に2、牡羊座 3、牡牛座 4、ふたご座 5、かに座 6、しし座 7、乙女座 8、天秤座 9、さそり座 10、いて座 11、やぎ座 12、水がめ座です。
 
 これらの星座が地球から見て、黄道上にほぼ等間隔に並んでます。現在、1年が12ヶ月であるのは黄道十二星座に起因するのではないかと私は密かに考えてます。
 
 二十四節気は黄道十二星座の倍数なので都合よく節気とこれらの星座が当てはまります。例えば「雨水」では毎年、太陽が「水がめ座」の中になります。前述の通り、「雨水」の太陽の位置は赤径22hです。
 
P1030465 【白梅しだれ】
 
 ところで、少しずつ温暖になったのでしょう。昨晩は室内にゴキブリが出ました。同様に、各種の細菌たちも今まで以上に活動を始めます。
 
 一人暮らしの私は食事の用意に始まり、洗濯も自ら家でしますが、最近、新たによくない事実を発見し、以後、同じ過ちはしないよう決心です。
 
 それは靴下の洗濯方法です。今までは脱いだ靴下をそのまま洗濯機の中に入れ、洗濯後に干し、そのまま使ってました。ところが、大変なことに気づいたのです。
 
 靴下は袋小路なので、そのまま、脱いで洗っても中の汚れやゴミが靴下の中に溜まったままです。当然、細菌もそのまま溜まってると考えます。これではいくら洗っても足の清潔は保たれません。この事実を知った日から、私は靴下の裏表を逆にして洗濯機に入れます。この結果、靴下の中はきれいに洗えました。
 
 こんなことでも、気づかなければ、生涯に亘り足先が汚れたまま生活してることになります。足は体重を支え、歩くときは片方の足に体重の推定1.5倍の力が加わわり、心臓から最も遠くに血液が流れ、硬い筋肉故、足先が常に衛生的になってるか点検の必要があります。靴下の中は見えないので盲点です。見え難い個所こそ清潔に保つべきです。
 
P1020673 【我が青春のカルカッタ・・・「カッキーはインドで何してた」と言われそう】
 
 同様なことを、若き日インド滞在中に発見し、日々、励行してました。インドは暑いことから、汗をたくさんかきます。習慣上、洗濯は自分でできず、ドビートいう名の洗濯人が取りに来ます。しかし、暑さで間に合わないことから、私は下着のメリヤスは汗でぬれれても、時々裏返しに着ました。すると、どうしたことでしょう。さっぱり着られるのです。日本では考えられないことですが、人間は「いざとなると、いろいろ思いつく」ものです。
 

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2018年2月15日 (木)

三寒四温を通じ存在感を増してきた「紅梅しだれ」

P1020656【蕾をたくさんつけてる紅梅しだれ】・・・拡大してご覧ください。

 今振り返ると、父は生前、ダリアなど多くの草花を育て、その開花を見て母と心豊かに過ごしてた光景が思い浮かびます。水道のなかった時代、真夏は近くの川からバケツで水を運び、汗びっしょりで働く姿は子供心の私に何故そんなに一生懸命、草花に水をやるのだろうと思いました。チュウリップなどきれいに咲かせる作業に夫婦そろって花が好きだった両親の年に私が達しました。
 
 しかし、若き日の私は花にあまり心が動かず、今思うと何に心を奪われていたのか、あっという間に、元気な頃の父母の年齢に達し、いつの間にか2人の娘は独立し、彼女たちは若き日の私より、ずっと逞しく生きてます。気がついたら思いがけずの一人暮らしがすでに13年です。
 
 ところが、私はこの年齢に達し、内に潜んでた遺伝子が蘇ったのでしょうか。年齢を重ねてから植物を育てる喜びに心を奪われない日はなく、冬季を含め年間を通じて、剪定、水遣りを欠かしません。あるいは両親の心境に近づき、開花を心に描き、夢中でその日を追い求めてます。
 
 一方、小学校4年で飼い始めたレース鳩は今でも60羽ほど飼育し、毎朝、舎外運動させたり、時には遠方から訓練するなど世話してますが、レース鳩飼育を大変に思ったことはなく、これは成績より、天高く横一線に並びスピードを持って飛翔する雄大な姿に惹かれ、飼育することに心の負担を感じない自分に気づきます。
 
 「人間とは好きなことなら、いくらやっても疲れない」不思議さがあり、この点、他方、この年になっても英単語の奥深さに興味が尽きず、毎日奮闘です。子供の頃は成績を比べられ、楽しい思い出はなかったのに、今では毎朝、英作文でフェイスブックを発信しない日はありません。本来、「英作文とは自ら感じたこと、自ら考えた事象を英文にすること」ですが、昔は問題集のため、テストのため仕方なくやった英語でした。
 
Dscf0447【7年前に開花した同じしだれ紅梅】・・・拡大してご覧ください。
 
 本題に戻り、現在、庭で花木を育てる私の心意気は、もしかして生前の父母に追いつき、父母を越えるものかもしれません。植物の開花のためなら、どんな犠牲も払える心境です。良い若木を求め埼玉県花園などあちこちの花木センターまで遠出します。
 
 庭に花梅はすでに5本あり、広さでもう限界です。今、密かに心動くのは西洋シャクナゲ大輪であり、色に個性あるものを捜してる心があります。
 
 ところで、今日のブログのカテゴリーは「自然の脅威と恩恵」です。実は5年ほど前、関東を襲った大雪で写真の紅梅しだれは根元から南に傾いてしまい、いくら元に戻そうとしても全く動きません。前の道に枝がかなり出てしまい、結局、私は思い切って太い枝を切り落としました。丹精込めて育てた枝を切るのは偲びなくとも、公道に食み出でてはなりません。
 
 その後が、驚きです。傾いた方の大きな枝を切ったら、翌年から反対方向に枝が出始め、年々、全体の姿が整ってくるではありませんか。依然として幹は南側に傾いたままでも、却ってそれが複雑にして全体的にバランスが取れ、力強さを増した樹形になってきたのです。
 
 大雪という自然の脅威に遭っても「紅梅しだれ」は年々、自然治癒し、却って魅力ある姿になるという自然の恩恵を授かり、今ではすっかり、大雪の被害は感じられず、それどころか以前より樹勢は逞しく感じます。
 
 私たち人間も、日々の生活で健康や経済、その他、諸々の打撃を受けたり、人生の途上では失敗はつきものです。しかし、身体と脳の健康を求め、より高きをめざし生活すれば、人間の身体はある程度、治癒し、失敗を通じて却ってよくなることもあり、この体験から、より豊かな発想力も陶冶できるのではないでしょうか。
 
 梅の木は2~3月に花で人を喜ばし、6月に実を収穫という人間に二重の喜びを与える力を持ってます。私も梅に備わる自然に対する不屈な力と魅力ある開花の姿、そして実をつける喜びに背中を押され、今後の「生きる力」を養いたい。
 

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2018年2月12日 (月)

遥かなる南米チリ日本人学校へ派遣される先生へ

Parinacota6330m【チリとボリビアの間の6348mのパリナコタ山はまるで富士山のよう】

 日本から最も遠い国の一つであるチリ共和国は南アメリカ大陸の太平洋側に南北に細長く位置し、それは南緯およそ18度から南緯およそ55度に亘り、距離にして約4600キロ余りの長さを有し、その位置は西経70度線に沿った国土で、南極に最も近い国です。
 
 このように地球の正反対にある地点を対蹠点=antipodesといい、日本の場合はアルゼンチン沖の大西洋です。しかし、南北に長いチリの対蹠点は広範囲に跨り、北部チリは中国、中部はモンゴル、南部はロシアのシベリアとそれぞれ地域によって異なります。
 
 概して、対蹠点では気候が互いに似てることになります。緯度が同じためです。チリ南部のマゼラン海峡やその南の南極との間にあるドレーク海峡付近の島々はツンドラといわれます。
 
 一方、私には羨望の的である天体の種類とその動きは北半球で眺めるそれとは雲泥の差があります。チリの場合、太陽や月は東から出ても、北側を通過し、西に沈み、三日月は日本で見る反対側が輝きます。最も大きな点は、例えば北半球の日本で見えない星座や恒星がいろいろ見られ、その代表格はシリウスに次ぐ光度を持つ1等星カノープスです。また、有名な南十字星は赤緯概略-60°のため、かなり南に位置し、ほぼ南極圏の真上を移動します。
 
 このようなことから世界の天文観測施設の40%がチリに集中してるといわれ、大自然に覆われ、空気が澄んでることから天体観測には誠に適する国でしょう。
 
チリ地図
 
 ところで、チリの面積は日本の約2倍、人口は1795万人、公用語はスペイン語、首都はサンチャゴです。16世紀以来スペインの植民地であったが、1818年独立し、現在は女性大統領でバチェレ氏です。
 
 国土はアンデス山脈の西側に位置し、太平洋に面し、すぐ沖は深いチリ海溝となり、同時に火山国であることから、地震が多く、昭和35年にはチリ地震【現地犠牲者約1800名】による巨大津波が22時間後に日本の東北地方沿岸に押し寄せ、この津波による日本人犠牲者は100名を超えました。
 
 ところで、本題です。この度、群馬県の教員1名が4月より、チリの日本人学校へ派遣されることになりました。この他、メキシコとアメリカ合衆国にも派遣されます。
 
 最初の勤務が海外日本人学校であった私は、前橋市で開かれる海外派遣教員壮行会に毎年、出席してます。それは一つの役割あるからです。派遣される先生方に任国国歌の楽譜と歌詞内容を贈呈することになってます。今回もこれらの国々の国歌を事前に用意し、壮行会でお渡しし、激励文も添えるつもりです。現地の方々との国際交流に役立てていただきたいです。
 
P1020624
 
 国歌とは不変なのでこの楽譜で間違いなく、このブログ右サイドにある世界の国歌にアクセスし確認しました。
 
 それにしても、考えられないほど遠方の国に住む日本人子弟の教育に携わることは、先生自身にとっても誠に貴重な人生の一時期になります。海外で暮らす小学生や中学生は将来、成人しても再び海外で活躍する人材になる可能性が高いことから、ぜひ、この千載一遇の歴史的な日々を南十字星の下、充実した教育に邁進してほしいです。
 
 給料の貨幣単位はペソです。海外のお金は使ってみてその価値が分かるものです。休日には仕事の疲れを癒し、有名なチリワインを飲みつつ遥かな国で充実した日々をお送りください。
 

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2018年2月 8日 (木)

朝起きたら・・・先ず「がん」対策

P1020608【開花直前のしだれ紅梅】

 現在、男性の死亡原因第一位は前立腺がんです。特にこの病変が急に増えたというより、超少子高齢化社会になり、全人口に対する高齢者の占める割合が多くなったことから、必然的にこの順位になったとも考えられます。しかし、食生活に起因し、前立腺がんは確実に増加してます。
 
 前立腺がんと前立腺肥大症は異なる病変で、「がん」ができる場所と肥大する場所は少し離れてると言われます。肥大の方は還暦を過ぎれば多くの人が罹りやすく、ある程度は自覚できます。それは若い時ほど尿の勢いがなかったり、結果的にトイレの時間が長くなったり、トイレに行く回数が増える傾向だからです。
 
 前立腺がん健診について、近年はマーカーで数値を知ることでき、誠に有難いです。還暦を過ぎたら年に一度はマーカーを調べるようにします。この方法はほんの少しの採血で1週間後に結果が分かる優れものです。結果の表示は数値で表され、数値が少ないほどよいとされます。
 
 一方、男性では年齢を重ねると前立腺がんに限らず、大腸がん、胃がんなど、女性では乳がん、子宮がんなどのリスクが高まり、検査結果に一喜一憂し、悲観したり、安心するだけでなく、肝心なことは今日から「がん」にならない食生活を点検、見直し、「がん」に結びつく因子を未然に防ぐことです。
 
P1020578【私のウォーキングコース鏑川に飛来してるコハクチョウ】  
 
 ところで、多くの人の生活行動や運動の現実を見ると「がん対策」としてスポーツは殆ど役に立たない現実を感じます。特に競技スポーツは勝つことが目的で、本来あるべき健康の観点からはマイナスとさえ感じてなりません。そのようなことは私を取りまく周囲にもあり、スポーツを専門にした方が長寿とは縁がない場合が多いです。運動はロコモ対策やサルコペニア対策になっても「がん対策」にはならないようです。
 
 身近なところで、妻は青春を陸上競技に打ち込んだらしく100mの群馬県選手として和歌山国体に出場した経歴でも、56才でこの世を去るという無念なことになりました。特に「がん対策」らしいことは実践せず、教育に身を置き充実した人生だったと思いますが、女性の平均寿命である後30年は生きてほしかったです。
 
 彼女は「がん」が分かり、すぐに入院手術でしたが、今思うと手術しなかった方が、結果的にもっと長く生きられたのではないかと思うこともあります。
 
P1020570【私のお気に入りウォーキングコース】
 
 私がウォーキングやキャフレイズを中心にしてる運動は、あくまで血流向上をめざし、心拍数110を40分~1時間継続します。前述の通り、これは筋肉増強や血液循環の向上、何より強靭な心肺機能を目的とし、「がん」対策をめざすものではありません。
 
 がん対策は「抗酸化作用」あるものを飲んだり食したりすることと私は考えてます。私たちの食する多くの食品の中には、目で確認できるもので例えば、脂肪の摂り過ぎになるものがスーパーやコンビニにも所狭しと陳列してあり、如何にも美味しそうに見え、客はいわゆるファーストフードを我先にと買い求める傾向です。
 
 多くの方が注意することは概して消費期限、賞味期限のようです。やはり期限内で美味しいものを求めるように見えます。結果的に、昔に比較し、人間の身体は大きくなっても危うい栄養過多タイプが増えてきているように感じます。
 
 元々、「美味しいものは概して脂肪が多く」、それを日々食し、これらを食べ過ぎることこそ体内の酸化を促進し、知らず知らずのうちにその害が拡大することになりかねません。
 
P1020605【抗酸化作用があるリコピンを豊富に含むトマトジュース】
 
 「がん対策」には、身体の中を酸化させないことが肝心と考える私は就寝前に一杯、そして早朝一杯のトマトジュースを飲んでます。これは群馬大学医学部前立腺がん専門医Y教授に公開講座で教わったことです。教授曰く、この他、日々の「がん対策」として効果あるものは大豆製品と話されました。
 

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2018年2月 5日 (月)

「上を向いて歩こう」に昨秋登った御巣鷹山を偲ぶ

Photo【お昼のミニコーンサートが開かれた浜川プールは写真の上方】

 「春は名のみの風の寒さや」で始まる「早春譜」が似合う立春の日、群馬県高崎市浜川プールロービーで開かれた「お昼のミニコンサート」は今年で9回目を迎え、会場いっぱいの市民の前での演奏は「みかぼ室内管弦楽団」です。
 
 客と楽員の一体感を強調する指揮者のユニークなトークに始まったコンサートの母体は「新みかぼフィルハモニック」で、こちらは年二回の定期演奏会を行っており、私は時々、拝聴してます。
 
 初めてこの「お昼のミニコンサート」の存在を知ったのは、私が以前に通ってたここで行なわれてるジムで知り合ったピアニストのNさんに教えてもらったことに始まります。ある冬の日、トレーニングしてる私に「ミニコンサートに来られませんか。」と声をかけて下さった彼女の誘いがきっかけです。
 
 まさか、ジムでトレーニングしてる方々の中にクラシック音楽の専門家がいるなど想像してなかった私は、とっさに「えぇ~私は前高で音楽を教えてました。」と応え、言わば共通の仕事を持つ彼女と出会えて、ホッとした思い出があります。それ以来、藤岡での定期演奏会を幾度か聴きに行ったり、その後、彼女が発信する楽しいフェイスブックを毎日拝見するようになりました。昨日のミニコンサートでは、演奏後、暫くぶりに直接お会いでき、彼女に備わる不変な「若さと真摯に音楽に向かう生き方」に感動です。
 
 私は早めに会場に来たことから、前から2列目に座り、演奏はもちろん、幾度かお顔を拝見したこのある楽員の発する一音一音の表情をも汲みとることができ、冒頭、指揮者の言われた「一体感」は生の音楽を通じて十分堪能できました。
Photo_2 【弦楽器群】
 
 プログラムは丁度よい一時間ほどで、プーランクやレスピーギなど大作曲家の作品の一部でしたが、充分にその触りを楽しめ、音楽に対する楽員の真剣な眼差しに惹かれるとともに、フランスやイタリア音楽が十分に味わえました。寒さを忘れ、未熟な私の精神は西欧音楽の世界にグッと惹き込まれてました。
 
 可能であれば、事前にプログラムを示した看板かチラシがあれば、鑑賞者は事前にどう演奏されるか期待が膨らむと感じます。おそらく後方の方々は何の曲目か分からなかった可能性があります。
 
 楽器紹介では女性クラリネット奏者の音に安定感と輝かしい音色が心に迫って感じた客が多かったのではないでしょうか。また、多くの客が毎朝聴いてるNHK朝ドラ「わろてんか」の主題にお客はにこにこ顔で、一体感はこんな共通点からも生まれました。
 
 「オーバーザレインボー」について、私は次女の結婚式でSoprano Saxophoneでこの曲を演奏したことがあり、懐かしいです。今回、トロンボーン独特のポルタメントを生かした奏法に、他の楽器にはない自由なユニークさに客はずいぶん惹きつけられてました。
 
 「クシコスの郵便馬車」はピアノで耳にする名曲で、今回、音楽の楽しみの一つであるテンポ・リズムの動きが会場いっぱいに伝わり、途中の低音部による下から突き上がるフォルテに客は身体を乗り出して童心に帰ったようです。音楽の楽しみは多面であっても、心拍に結びつくのでしょう。楽しいテンポとリズムを伴う音楽に人間はウキウキし没頭しますね。楽しいミニコンサートの曲として「クシコスポスト」は相応しく効果があります。
 
P1000991 【昨秋、御巣鷹山の尾根で520名の御霊よ安らかに・・・レース鳩を飛ばす】
 
 ところで、昨年の初秋、私は歌手「坂本九さん」が眠る標高1600mの御巣鷹の尾根に墓参し、趣味として小学4年から飼育を続けてるレース鳩を籠に入れ、高低差200メートルある御巣鷹への急峻な登山道を登りました。
 
 10歩歩いては休み、10歩歩いては休む連続で11羽のレース鳩が入った籠は重く、でも、どれ程、無念であったか想像できない墜落直前の「坂本九さん」たちの気持ちを思うと、こんな辛さは何でもないと自らに言い聞かせ、籠を右手に持ち替え、左手に持ち替え、家を出たのは朝なのに正午にやっと高い現場に到着です。
 
 座席番号で分かるのでしょう。尾根の斜面には推定200メートル四方に亘りそれぞれの乗客の墓が散在してます。坂本九さんの墓前には娘さんと奥さんの写真が一緒に飾られ、私は暫くそこに留まり、心より一礼しました。
 
P1000984【籠の中で揺られたレース鳩も登山道の途中で休憩】
 
 昨日の「みかぼ室内オケ」によるミニコンサートで最後に全員で歌った「上を向いて歩こう」に私の内面はすぐ「御巣鷹山が思い出され、無念な最後を遂げた坂本九さんへの思いが蘇り」歌は好きでも、歌詞にある「涙がこぼれないように、幸せは空の上に、一人ぼっちの夜」などの言葉に、これからという人生の途中で、取り返せない運命に遭遇した、彼の最後の心境を感じ、思い切り声が出ませんでした。
 
 一方、若き日、海外日本人学校教員としてインドに住んでたとき「上を向いて歩こう」は夜の高級レストランでもよく聴きました。日本人であることが分かると専属の楽団が「この音楽」を演奏し始めました。「上を向いて歩こう」は若き日の思い出としても蘇り、今回、充実したミニコンサートになりました。
 
 音楽とは生活体験と結びつくといっそう旋律が際立ち、深く心に迫るものです。いつも音楽の深さと楽しみを教えてくださる新みかぼ管弦楽団楽員の方々に心よりお礼申し上げます。
 

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2018年2月 1日 (木)

野山に出て春の息吹を感じましょう・・もうすぐ立春

P1020591【梅の品種名・・・紅白に咲き分ける思いのまま】・・・人生もかくありたい。画像を拡大してください。

 昨晩は暫くぶりに月食が見られ、小学生たちも珍しい天体現象を体験し、「何故、これが起こるか」という天体に興味関心を持つ気持ちを伸ばしてやりたいものです。しかし、この天体現象は、実は、大人でもその理由を捉えることは難しいです。先ず、我々は地球人であり、私たちは現実に宇宙に浮いてる感覚を持つことが基本です。
 
 月食について一般的には、太陽~地球~月の順に並ぶときに起こると言われます。しかし、簡単には月食は起こらず、先ずそれらの天体の距離を考えることから復習すると、太陽~地球間の距離は約1億5千万㎞【AU1天文単位という】で、地球~月までの距離は平均38万Kと言われます。この距離を比較すると約400倍の違いがあります。月食について説明書がよく図示してありますが、図のように近くではありません。
 
 より感覚的に捉えるため、仮に地球~太陽間を1mと仮定すれば、地球~月までは2.5mmです。このため、このらの天体が一列に並ぶと言っても、その並び方はあまりにも離れ過ぎてます。もし、太陽まで運動場の100mと考えれば、月までは靴の大きさの25㎝です。両者間には比較出来ないほど距離に差があります。
 
 一方、月食は満月のとき起こり、日食は新月のときですが、必ずしも月食、日食は起こらず、それは地球の公転軌道面に対し月の公転軌道面はおよそ5.1°違いがあり、これを保ちながら、楕円の方向も変えず軌道を進んむからです。月の軌道が地球の軌道に一致しやすいのはおよそ半年ごとで年2回です。しかし、そのとき、満月や新月とは限らず、食は必ず起こるものではないです。日食や、月食は先史時代、私たちの遠い祖先も体験し、その理由をいろいろ考えたことでしょう。
 
P1020593 【蕾が膨らんできたアセビ】
 
 ところで、本論の立春です。これは二十四節気の一つで、太陽が「やぎ座」にある赤経21h、つまり、太陽黄道315°に達した瞬間を言い、今回はグりニッチで2月3日午後9時18分と観測され、時差のため日本時間では2月4日午前6時18分の瞬間です。
 
 因みに、紀元前メソポタミアのバビロニア人の時代には、太陽が冬至のとき「やぎ座」にあったと言われます。二千年以上時間が経過すると、地軸の方向がコマのようにほんの少しずつずれるようで、いつかは北極星が真北から離れらしいです。遠い未来の人類に確認してもらいましょう。
 と
Photo 【やぎ座】
 
 元に戻って、現在では公転してる地球から見ると、立春の太陽はその背景に「やぎ座」があります。これは半年後、または半年前の8月7日の立秋の深夜午前0時に、「やぎ座」が真南に来ることで証明できます。
 
 「やぎ座」の形は顎が尖ってヤギの顔に似てます。上の図で赤点が前述の赤経21h、つまり、太陽黄道315°また、赤緯-11°前後の天の位置です。太陽は次第に天の赤道に近づいてます。
 
 ところで、天の赤道の目安は、オリオン座の三つ星の最も右の星です。ミンタカと命名されてます。ですからミンタカより南が赤緯マイナスです。
 
P1020332 【スイセン】
 
 地上では、立春になると庭の水仙が芽を出し、春を知らせてます。翻って私たちは超高齢化時代に生き、年を重ねるとともに今まで以上に剛健な肉体をめざすべきです。春には野山に出て新鮮な空気の下、身体を鍛え、筋肉を増やしましょう。前述の通り、宇宙に浮く地球にいるからこそ重力に逆らって、歩くだけでも、立ってるだけでも筋肉が鍛えられます。次第に家の中に居る生活から脱皮しましょう。
 

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2018年1月29日 (月)

驚愕!!倉賀野河岸の大杉神社が榛東村に現存

Photo【榛東村にある八幡神社・・・元は倉賀野の大杉神社】

 群馬県の倉賀野町に住む私は、若いとき歴史に疎く、ましてや故郷の昔についての知識欲はなく、今になって思えば、もっと父母を始め、近所のお年寄りや故郷の歴史家に明治時代やそれ以前の倉賀野について、話をいろいろ訊いておけばよかったと、年を重ねた現在、深く後悔してます。
 
 その一つが、今日のテーマである烏川の岸にあり、室町時代~江戸時代~明治初期にあった大杉神社の存在です。
 
P1020557【現在の説明板・・・大杉神社跡に建てられてる】
 
 倉賀野を流れる烏川は往時、倉賀野河岸として有名であり、江戸から3~4日かかって川舟で着いた荷物の塩や海産物を陸揚げし、牛車を使って、信州や越後へ荷を運び、一方、帰り舟では内陸で収穫した穀物などを江戸に運び、最盛時には大小一万の川船を有し、利根川上流では最大の河岸であったと伝えられます。倉賀野には今でも牛街道という道が現存します。
 
 その川岸の北の高台に舟や船頭の守護神として「大杉神社」があったことが知られています。しかし、現在、大杉神社は跡形もなく、その面影を残すものは殆どありませんが、ただ、貴重な物が一つ残っています。おそらく現在、多くの倉賀野町民にも知られてないことでしょう。それは当時の「大杉神社の石段」です。石段にはそれを作った石屋の名が刻してあり、誠に歴史の事実を示すものです。信州の石屋と解読されてます。
 
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P1020562 【階段は現在ここに住む青木さんが利用されてる・・・左に石工名が刻まれてる】
 
 明治初期まで長年にわたり栄えた倉賀野河岸は、文明開化の象徴である鉄道の発達により、河岸は衰退し、しばらくして消滅しました。空き家になった大杉神社はその役目が終わり、明治42年に売りに出されたといわれます。
 
 実は私の父は明治29年に倉賀野で生まれ、その後、少年時代にしばらく大杉神社があったことになり、当然、13才であった父は家から近い大杉神社へ行ったことがあると十分に想像できます。このため、生前、父に大杉神社について詳しく聞いておきたかったと今になって後悔する私です。
 
 20年ほど前から私は倉賀野に大杉神社が存在してたことを知り、その後、幾度となく大杉神社跡を散策し、実は今朝も、大杉神社跡に行き、現在、その土地に住まわれてる年配の青木夫人に偶然会え、いくつか話が聞けました。
 
 それによると、ここに住んでいた先代のお爺さんの話では「大杉神社の社殿は榛東村へ売られ、そのままの姿で榛東村に現存する。」という話を覚えてると話されました。
 
Photo_2 【榛東村に八幡神社の名で現存する大杉神社】
 
 実は3~4日前の地元紙・上毛新聞「ひろば」に榛東村の湯浅様の投稿が掲載され、その題名は「榛東に残る倉賀野河岸の記憶」でした。これを読んで、今朝の話と一致し、誠に驚いた私です。
 
 新聞を読んで、昨日、早速愛車を飛ばし、倉賀野から22Kある榛東村の八幡神社を訪れました。初めて旧・大杉神社を目にし、倉賀野生まれ、倉賀野育ちの私は感慨無量になりました。暫く、境内に佇み、周辺を眺めたり、心で思いました。「八幡神社が江戸時代、大杉神社として倉賀野にあり、船頭の守護神であったずっと後に生まれは私ですが、今日、初めてお目にかかり、こちらで榛東村民のために活躍されてる姿を目にし、安堵しました」と心で伝え、大きな鈴を鳴らしました。
 
 一方、倉賀野の大杉神社跡には現在、それを示す碑が建立されてます。
 
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P1020559 【左に烏川が見えます。】
 
 それにしても、一般的に考えると、神社は古くてもそこに現存してるのが普通であり、何故、大杉神社はないのか、長年にわたり不思議でなりませんでした。榛東村では以前の社殿が火災に遭い、丁度売りに出た大杉神社がそちら行くこととなり、神社として第二の人生を送ってることを、この目で見て確認できた次第です。
 
P1020532【立派な彫刻が施されてた大杉神社・・・現・榛東村の八幡神社】
 
 榛東村の現・八幡神社を倉賀野から購入したのは110年前になり、元の名前が大杉神社であったことからでしょう。その周囲には推定100本ほどの大杉が八幡神社を囲んでおり、当時の人々が元々大杉神社であった名を大切にし、たくさんの杉を植林して神社に安心させた心遣いが伝わってきます。現在も杉の巨木に覆われた宮の森になってます。
 
P1020547
 
P1020554 【杉の大木に囲まれ境内に駐車した愛車】 
 
 倉賀野町で生まれ育った私はこれからも倉賀野の歴史の真実を知るため、足腰の鍛錬を兼ね、あちこち散策しながら、証拠となる碑の解読や歴史の事実を示す手掛かりをこの目で確認したい心意気です。
 

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2018年1月25日 (木)

20年前に本白根山の鏡池を散策しました

1280px_2【鏡池・・・標高2171m】ウィキペディアより

 平成30年1月23日午前10時頃、誰もが予測してなかった本白根山【2165m】のカルデラである鏡池付近が噴火しました。有史以来、この火山の噴火記録はなく、最後の噴火は1500年前より以前と推測されてます。それは巨大な噴火口である空釜が古代の大噴火の様子を現代人に示しています。この空釜の巨大さに誠に圧倒されました。
 
 というのは、20年前、私は知人と本白根山に登り、木道を登り切ると急に開けたその雄大な光景が今でも脳裏に焼き付いてます。まるでお椀を逆さまにしたような巨大な噴火口の痕です。
 
 その偉容な姿により、先史時代に噴火を繰り返してたことが推測でき、そのままの形で考えられないほど長い時間が経過してます。きっと石器時代から縄文時代にかけ、当時の人々はこの大噴火に驚愕したことでしょう。その結果、現在、周囲には万座温泉や草津温泉が存在し、人々はその恩恵に浴してます。これを見ても大自然は常に脅威と恩恵の二面性を有してます。
 
 巨大な噴火口には水か溜まっておらず、そのため空釜と命名されてます。斜面は比較的なだらかで推定100mほどの最深部まで歩いて行けそうですが、もしかして有毒な火山性ガスが溜まってる可能性に危険を感じ、高い位置から太古の大噴火を想像し、巨大な大穴に魅入ってました。
 
Photo_4 【巨大な空釜】・・・ウィキペディアより
 
 ところが、この光景に私の脳は以前に見たような微かな記憶が蘇ったのです。記憶を辿ると19才の頃、草津に住む後輩に案内を願い、本白根に登ったことがありました。その時の光景が脳裏に戻ったのでしょう。
 
P1020517
 
 今回の噴火について、私はこの地図を見て考えたところ、鏡池の少し北に太古の噴火口痕があるので、ここが今回、噴火したのではないかと想像してます。いずれ、噴火が収まった後、専門家により解明されるでしょう。
 
 実は、二回目として登った直後、私は群馬県の地方紙・上毛新聞「ひろば」に投稿したところ、この本白根登山について拙い文が掲載されました。何と、その記事が保存してあったので恥ずかしいですが、ご披露します。
 
Photo_8 【鏡池】
  タイトル【高天原?】・・・平成10年11月19日上毛新聞「ひろば」
 
 【先日、家内と暮坂峠へ紅葉を見に行きました。帰路に偶然、知人ご夫妻と会い、これから本白根に行くとのことで、私たちも連れてってもらうことになりました。草津白根山のロープウェー山頂駅から南に位置する本白根の存在は知ってましたが、初めて山頂に登って、巨大なすりばち形をした火口の光景に深く感銘し、群馬には素晴らしい所があることを改めて知りました。
 
 太古の大噴火以来、眠り続ける巨大な「から釜」にまず圧倒され、それは人間の存在など比較にならないぞと言わんばかりに地球の古い歴史を物語っていました。また外輪山に囲まれた月面を思わせる高原では浅間山をはじめ、多くの山々を一望することができ、まさに群馬の高天原です。
 
 一般に親しまれてる草津白根山の登山道には何百人もの人の列が見えますが、この本白根の山頂にはほとんど人影がなく、荒涼とした世界が広がってます。同じ白根でも対照的な姿です。本白根の山頂一帯は木道など登山道がよく整備されており、植物の保護が行き届いています。
 
 特に「から釜」の巨大さとは対照的に小さなコマクサなど亜高山植物が厳しい状況の中で生息しています。山頂を歩きながら何気なく空を見ましたら虹が現れ、刻々と変化する天候とその光景の素晴らしさに、しばらく魅入ってしまいました。今回、思いがけず本白根に登ることができ、群馬の山の偉容をまた一つ知ることができました。】
 
 実は本白根山一帯は遊歩道があり山全体を周遊できるようになってます。このため、今回、噴火したといわれる鏡池を経由して一周しました。
 
Photo_5
 
 最後に、今回の噴火について、以前よりこの界隈では火山性ガスがあちこちで噴出し、昭和46年に近くの振り子沢では、それを吸い込んだスキー客6名が死亡し、昭和51年には白根沢を通過してた合宿中の高崎の女子高校生がガスを吸い込み、2名が亡くなり、助けに行った引率教師1名も亡くなりました。事故が起こった場所は窪地とのことで、火山性ガスは密度が高く「窪地」に溜まりやすいことを肝に銘じておくべきです。
 
 現在でも、本白根付近に火山性ガスが出てる所があり、気象庁の「今回の噴火は全く予測できなかった」との会見とは異なる事実があります。
 

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2018年1月22日 (月)

血液検査で暫くぶりに糖尿病でないといわれる

P1020090【群馬県・水沢山】

 私がウォーキングしてることは、時折このブログで書いてますが、50代より医師から糖尿病に近く、しかし、薬を飲むほどではないと診断され、いわゆる糖尿病予備軍だったからです。
 
 一般的には、糖尿病=diabetesになると身体を動かすことが億劫になり、次第に脳、眼、歯、血管、腎臓、泌尿器(ED)、足などに合併症として現れやすいと言われます。このため糖尿病は大変に怖い病気で、未然に避けなければなりません。そのためには、しっかり運動、しっかり栄養です。栄養は摂っても、運動はなかなかできません。心を強くしなくてはなりません。
 
 ところで、先日、かかりつけの病院で血液検査を受けました。長期にわたり、私が最も気にしてた項目は糖尿病でした。しかし、思いもよらない医師の言葉「カッキーに糖尿病はありません。」に一つの大きな壁を破った思いでした。医師の言葉に勇気をもらい、今後も糖尿対策をしっかりやる気持ちが高まりました。
 
P1010796 【お気に入り鏑川の土手】
 近年、お気に入りウォーキングコースを発見し、冬は温かな時間帯に、夏は涼しい時間帯に、どちらも「空腹のときを狙って」午前11時頃から、または午後4時頃から4Km鏑川の土手を歩きました。週2回平均です。
 
 一般的に言われることは、血糖値は空腹時に下がり、また、運動によって下がると知ったので、これを組み合わせた時間帯で歩いてみました。それが前述の時間帯です。一見、気持ちはよさそうでも早朝や、また寒いときは避けます。これは血圧が高くなりやすいからです。
 
 ところで、私たちは地球の重力に逆らって生活してます。故に、何をするにも筋肉が働かなくては動けません。筋肉は大切な臓器と思って年齢を重ねても落とさないことが、高齢者にとって動きが楽になります。年齢を重ねたら「貯筋」こそ最も大切と心したいものです。
 
 よく耳にすることで、宇宙飛行士が一定期間の業務を終え、国際宇宙ステーションなどから地上に帰還すると多くの場合、糖尿病に罹ってると言われます。これは重力がない空間で仕事することで筋肉が使われないからです。私たち地上に住むものは立ってるだけでも相当に筋肉を使ってます。
 
 私が考える糖尿病対策としては、あるいは健康長寿のためには、1日のうちでも座ってる時間を少しでも減らすことではないでしょうか。可能な限り、身体を動かし、いろいろ作業をすることが筋肉を使い、エネルギー消耗につながります。
 
 ウォーキングでは、散歩の感じより、ある程度スピードを心掛けたいものです。これで心臓に少々の負荷がかかり、同時に下半身の筋肉が発達することになります。最近、私は自分自身とは筋肉の中に生きてると実感するようになってます。
 

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