私の決心
私には娘が2人います。長女は横浜に嫁ぎましたので、現在、次女と2人暮らしです。次女はウェディングプランナーとして仕事にいきいきしてます。職場ではきっと素晴らしい上司や同僚に恵まれ、これから結婚しようとするカップルたちにとって思い出深い結婚式実現のため誠心誠意のプランを提供してるのでしょう。
私は3年前に妻を亡くし、これは同時に娘たちにとって若くして母と永遠の別れをしたのです。娘たちは人生で初めて経験したどんなにか悲しく辛い気持ちであるかは父の私ですら計り知れません。私も辛いですが、娘たちは私よりきっと深い悲しみでしょう。
【それ以来、私は決心しました。】これ以上、娘たちを辛い悲しい思いにさせてはいけないと。いかにしたら彼女たちの孤独感を軽減できるか、そればかり考える日々にしました。
その一つは厳しい現実であっても、その日あった事など中心に、私の方から努めて会話するということにしました。それであっても父と娘では、きっと母との対応とは違って気持ちの行き違いが日々生じます。
ある日のこと、次女は急に犬を飼いたいと言い出しました。私としてはすでにレース鳩を100羽以上飼育してる上に、これ以上、動物の飼育は無理と感じてましたので賛成はできませんでした。
ある彼女の休日、何気ない話をしているうちに結局、埼玉の柴犬専門の犬舎に2人で見学に行ってしまいました。その日は見て帰ってきただけで、暫く犬のことは話題になりませんでした。
やはり父と娘の日々は何かと摩擦もあり、私は【決心したこと】を思い出し、ある日、娘に内緒でその犬舎に出向き1頭の柴犬の雄を導入してきました。
その日以来、娘に悲しい顔は見られなくなりました。犬の名前は【ころ】です。
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コメント
「決心」ですね。
私もそんな経験あります。。。
きっと私の母もカッキー先生と同じ気持ちになったのでしょう。
父を亡くしてから今年で12年になります。
家族という絆で結ばれている以上、失ってしまうのは本当に辛い事です。
良く母親が言う言葉が・・・
「父親兼母親で・・・」
いなくなった父の分も家族を支えようと頑張ってくれているのだと感じました。
今、こうして私が元気に生活出来るのも母親の支えがあってのおかげ、本当に感謝しています。
私は母の伴侶だった父の代わりにはなれないけれど、違った意味で母を支えて行きたいと思っています。
投稿: マゴコ | 2007年1月21日 (日) 00時08分
有難うございます。涙涙です。
投稿: カッキー | 2007年1月21日 (日) 05時32分
ダンチの渡辺です。
HP拝見しました。
すばらしいですね。
行きつけの店『どんどん』以外にダンチと
おっしゃっていただけるよう頑張ります。
これからもよろしくお願い致します。
投稿: DANCHIの渡辺 | 2007年1月30日 (火) 02時21分