懐かしい憂さ晴らし
最近、南に聳える西御荷鉾へ行きました。同行した方は前橋高の同僚であり、以前にニュージーランドの高校で日本語を教えておられたSamuel Todさんです。このお名前はハンドルネームです。
彼は休日の朝、サイクリングで度々群馬の森へ行かれます。ある日、帰りに私の家に立寄られました。急遽、どこかへ行こうということになり私の運転で神流町へ向かい、約一時間後に山の中腹にあるスーパー林道に着きました。そこから40分ほど頑張って見晴らし見事な山頂に着きました。
この近くには恐竜が住んでいたと思われる場所があります。漣の跡が残り垂直になってる岩肌に恐竜の足跡と思われる穴が二つがあいてるのです。地元の人にとっては昔から不思議な穴だったそうです。また、鍾乳洞もあります。
Samuelさんは長いこと山岳部の顧問でありましたので、県内外の山々へ多く行かれ、この道のエキスパートです。最近では榛名の氷室山や天目山の登頂、碓氷峠の鉄道跡を通ってめがね橋までの散策、そして今回の西御荷鉾山登頂とごいっしょして頂いてます。登頂後、高原荘でゆっくり入浴し、秩父の山並みを見ながら疲れを癒しました。
ところで、ここ西御荷鉾は私が高崎商業吹奏楽部顧問時代、冬の合宿で部員達と登った思い出の山です。音楽の合宿ですが、レクレーションも大切と思い登ったのです。山頂には20センチほど雪があり、誰からともなく雪合戦が始りました。一応、木管楽器対金管打楽器に分かれての戦いでしたが、実際には、この時とばかり後輩は先輩をめがけ、女子は男子をめがけて日頃の憂さを晴らしました。彼らにとって西御荷鉾山頂での雪合戦は、澄んだ空、冷たい空気、白銀の景色とともに今でも忘れられないことでしょう。
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