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2007年4月28日 (土)

イエキアハイ

  角度を変えて物事を見ると別な判断ができることがあります。新たな視点で見ることも大切でしょう。日頃、練習や学習でスランプに陥ったり、仕事がスムースに行かなくてしばらく悩むこともあります。

 そんな時こそ、今いる立場を別なところまで移動して見ると、いい考えが浮かんだり、新たなことに気がついたりすることがあるものです。あるいは人からヒントをもらって脱却できることもあります。ひとは別の角度から見てるからでしょう。

 若い時サキソフォーンを習っていました。なかなか音程が定まらず困りました。唇の閉め方について金管楽器の癖がついてしまい、高い音ではきつく閉め、低音の時、緩めてしまうことが続いてたのです。その昔トロンボーンを吹いてたためでしょう。金管楽器ではそのようにするのですが、サキソフォーンでは異なるのですね。

 ある日、音色を無視してすべて同じ締め方で吹いてみたのです。そしたら何と音程が安定するではありませんか。これに気づくまでかなりの年月を費やしました。高音では息の量をたっぷりで、低音では少し出すべきでした。「閉め方でなく息の量だったのです。」これも閉め方にのみ固執してしまい、息の量という観点がなかったのでしょう。

 同様に、英語の発音でも日本人と外国人では何かが違うのです。もともと生まれが違うのだから当たり前かもしれません。それも正しいですけれど、それでも少しでもネイティヴの発音に近づきたいわけです。

 音楽の時間では腹式呼吸で練習しますね。英語の発音もこの方法で声を出すと異なる響きになることに気づいたのです。外国人の声にはどうも強い響きがあるので「あるいは」と思ったのです。

 私たちはどうしても発音にこだわります。それは正しいでしょう。でももう一つ、発音の他に「発声法」を身につけることは、より英語らしい響きに近づくのではないでしょか。ホームステイとして数回、外国人を受け入れ、彼らの声を聴いて感じました。これも腹式呼吸という別な角度からです。試してみてください。

 ところで上の写真は掲示板の方で「これは何でしょう」と、皆さんに質問させていただいたことがあります。

 これはどなたでも見る吊り橋です。しかし、谷底に下り、下から見上げて撮影したのです。こんなものでも角度を変えて見るとまったく別に見えます。まるで大きなボーリングの機械のようです。

 私たちは一つの事象でも別な角度から見ると新たな見方ができたり、判断に役立てることができそうです。

【注、イエキアハイはインドの言葉で「これは何ですか」ということです。】 

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