話のきっかけ
たまたまお隣のT野さんも私と同じで植木が好きな方です。私の家と時期をほぼ同じくして、ここに引っ越して来られました。東京オリンピックの頃ですからそれ以来の長いお付き合いです。多面にわたり教えて頂いており、私は恵まれた環境に住んでいると思います。
私の父母とも長いこと知り合いでしたから、今思い出すに当時から植木についても話しをされてました。でも、その頃の私は若かったせいかあまり興味がなかったように思います。
最近、つくづく思うのですが、日本人の会話の始めはその日の天気についてが多いですね。例えば「今日は寒いですね。」「なかなか暖かくなりませんね。」「今日はいい日ですね」「いいお湿りですね。」「風が冷たいですね。」などです。
一方、植物が目につきますと、その植木の健康状態についてや、枝ぶり、花の色彩について印象を述べ合ったり、また、植える場所についても日当たりがいいところとか、半日陰がいいとか、水はけを良くする方法などについて話したりして話が発展するものです。
時には有難いことに植木鉢ごと頂いたりすることもあります。T野さんには今までに鈴蘭や君子蘭などプレゼントしていただきました。頂いた時は蕾も出る前ですし、どんなもんかと内心良く分からないこともあり、あとの楽しみとなります。
日にちの経過によって、だんだん蕾が現われ始め希望が沸いてきます。多少でも成長するごとに経過報告として再び話が発展し、ついに開花の喜びとなって今まで以上に心の繋がりを媒介してくれるものです。
すばらしい植木を頂いたのですから良く咲かせなくてはと思うようになり、温度についてや水くれ方法、また土壌の性質についてなど、きめ細かい話に繋がります。
君子蘭は思いの他、見事な開花となりまして驚くとともに感謝の気持ちで一杯です。お陰でこの花はこれから毎年私に楽しみを与えてくれることでしよう。
剪定一つとっても植物の世話は緑の中で手足を使いよい運動になります。また、植物の良さは落葉しても見事な枝ぶりにありますし、色彩とともに自然のなせる芸術性です。
剪定、水やり、植え替えなどは、どれもが成長への期待、来春への希望を胸に行うため、私たち人間の心の平安に大きな力を与えてくれます。
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コメント
カッキーさん、こんにちわ!
君子欄は本当にお見事ですね、なんとも素敵な色ですよね、
心が温まるようです。
その時折の特にお花の写真にも、撮る人の心があのように
美しく輝くような写真に仕上がるのでしょうね。毎回楽しみに
しております。
話題にも事欠かないカッキーさんは、とにかく理想的な毎日を
送られているからだと思います。ブログを拝見して感じました。
少々羨ましくもあります。
今日も5キロ歩かれますか?
私の夢がかなった時には、高崎の「どんどん」に二人の息子と
共に伺うつもりです。私も生ビールグッと飲みたくなりました。
投稿: うま | 2007年4月12日 (木) 17時09分
うまさんへ
私は妻が3年前に亡くなったので現在は娘と二人暮しです。しかし、朝食を除いては娘の勤めの関係で殆ど一人での食事です。そうかと言って「どんどん」へ毎晩行ってるのではなく週に2回ほどです。ですから、毎日歩いて行くわけではありません。歩きたい時歩くというのが正しいです。
私の考えでは心も身体も澱みが悪いので、「どんどん新たなもの」にしていくことかなと思っています。
私の庭は花盛りです。また、ブログでお目にかけます。
投稿: カッキー | 2007年4月12日 (木) 21時20分
先日はありがとうございます
さあ、私は誰でしょう
楽しかったです
タッキーはいかがでしたか?
投稿: 花桃 | 2007年4月15日 (日) 00時01分
先日はご馳走様でした。失礼があったらお許しください。お陰さまで楽しく過ごせました。また、ピアノを聴きにいらして下さい。
投稿: カッキー | 2007年4月15日 (日) 09時12分