ふくらはぎを意識して歩く
冬と春とが行ったり来たりしていても、かなり暖かくなってきました。今の時代、車は必需品ですから、遠くに行くには利用しないわけには行きません。
けれども、健康面から考えると、それだけに頼っていては身体が次第に衰えると思われます。多少は無理しても遠方まで歩くことを心がけたいものです。
太古の時代から私たち人類は足でのみ歩くようになったお陰で、視点が高くなり広い範囲を見わたせ、大自然の景色に感動できるようになりました。しかし、二本の足で立つということは、血液循環について考えた場合、血液全体量の半分近くあると思われる足の中の血液を心臓や肺まで押し上げるには重力に逆らうことになり、その流れはスムースに行くとは限らないと思います。
このため血液循環を意識して、運動することは健康維持にとって基本的なことではないでしょうか。特に第二の心臓ともいわれる「ふくらはぎ」内の血液を搾り出す工夫をすべきと感じてなりません。酸素を含んだ血液を体中にどんどん循環させたいものです。
日頃、私たちはお風呂から出るときお湯を含んだタオルを搾ったり、掃除した後の雑巾に含まれてる水を取除く時には必ず搾ります。「ふくらはぎ」内に澱んでる血液を動かすには、この要領で搾り出す工夫がいいと思われますが、ふくらはぎはタオルや雑巾と同じようには搾れません。
それには足を真っすぐにして、「つま先を思いっきり上にあげ5~6秒して元に戻す」ことを数回するとと「ふくらはぎ」がすごく楽になることを経験上知ってます。血液が搾り出されて移動してるのでしょう。
この他、足の血液循環をよくするには「足に良い靴を履いて」歩くことが有効と思われます。いつも同じ場所では景色に飽きますから、私は時々コースは変えるようにしてます。 また、足首や膝への衝撃を緩和するには、できるだけアスファルトやコンクリートの道を避け土の上がいいと思います。探せば田舎にはまだまだ土の道があります。
現在、日本人の生活は昔と異なり、家の中にいてもスリッパを履いたりして裸足での生活がありません。このため「つま先を使って踏ん張るということがなくなりました」。つま先の狭い靴などにより外反母趾を始めとして足の病気も多いようです。
足は命を乗せていることを肝に銘じ、足の指という末端にも血液がどんどん循環するよう心がけたいものです。
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カッキーさん、はじめまして!
数日前からブログを拝見させていただいてます。見所満載、満点の内容に感服しております。
本日の「ふくらはぎ・・・」のお話も、うなずきながら拝見しました。
カッキーさんは「知識の宝庫」のような方ですね!その上、偉ぶらないのがステキです。
それから掲載してある写真の数々にも、お人柄が表われています。お花は私も大好きなので、癒される思いです。
これからも時々お邪魔させて下さいね。そしていろいろと、学ばせていただきたく思います。
私のブログはカッキーさんには笑われてしまいそうなもので、それでも本人はパソコン初心者ながらも真剣に奮闘中です。
長くなりましたが、これから時々息抜き?させて下さいませね。
投稿: うま | 2007年4月10日 (火) 17時10分
うまさんへ
コメント嬉しいです。時々遊びにいらして下さい。お待ちしてます。毎晩一人での夕食は味気ないので、今夜はこれから5キロ歩いてお腹を減らし食事しに行きます。
もちろん生ビールも目的です。一所懸命歩いた後の一杯のおいしさは格別で生き返るようです。上がりは高崎駅前「どんどん」特性の「焼きおにぎり」です。
投稿: カッキー | 2007年4月10日 (火) 17時36分