人気記事ランキング1位「ピクトリアル」
皆様からアクセスいただいた記事の中で「ピクトリアル」がランキング上位を占めてますので、今回は未発表の表紙をご覧いただきたいと思います。イギリスから世界57ヵ国に発行されてるピクトリアルを大分前から購読してまして、すべて保存してあります。
今回ご覧いただく表紙は英国ロイヤル鳩舎です。エリザベス女王様のお若いときの写真(左下)で、ご両親と妹さん、そしてハンドラーさん(左上)との65年程前に「ピクトリアル」に掲載されたものです。この度はそれをしばらくぶりに発表されました。後方に鳩舎と鳩たちが写っています。これは大変貴重な写真と思われます。
この写真一枚拝見してもレース鳩を飼育することはとても高貴な趣味であるように感じられます。当時からロイヤル鳩舎は地元の会で立派な成績を上げていたことが記述されてます。歴史的に鳩レースはヨーロッパで発祥し、それ以来ずっと現代でも高尚なスポーツとして盛んであることが窺い知れます。
日本では鳩を飼うことにまだまだ多少偏見が感じられます。これは芸術文化を見る目と同様に、鳩の帰巣性に対する神秘性、感銘という気持ちの欠如の表れかもしれません。鳩が本来持ってる巣に戻る性質を開花させ、卵から雛が孵り、成長を見続けることは本当に素晴らしいことです。家で生まれた鳩たちに成績向上を託し、飼い主は最終的に北海道の北部から関東まで約1000キロ帰還させる大きな目標を持ってるのです。弛まぬ血統・遺伝の研究や日々の管理は並大抵のことではありません。
それであっても一般的に日本では、まだまだ「いい大人が鳩などを飼ってる」などと簡単に言葉を発する方もいます。そのような方は「ご自身どれほどに一つのある創造的文化に集中し、研究してる対象があるのでしょうか。」もしあれば、そのような言葉を発しないと思います。
自分に好きなことがあるということは、本来の仕事をきちんと行なってるからと思います。仕事の疲れを癒すのは鳩舎に入って鳩たちの顔を見るときや、大空高く舎外運動をしてる時かもしれません。
写真上の「ピクトリアル」は数年前に掲載された時のものです。ピクトリアル編集部がどうして私を表紙に掲載して下さったのかは承知しません。もしかしてイギリスから見ると遥かなる日本のレースマンというだけでニュースバリューがあるのかも知れません。
| 固定リンク
「レース鳩」カテゴリの記事
- 私の鳩に会いに、一人で行った内モンゴル(2023.06.13)
- レース鳩と共に過ごした充実した人生(2023.05.10)
- レース鳩月刊誌・エリザベス女王の思い出(2022.09.09)
- 屋根オブジェ 時が経過し 平和へと(2022.01.22)
- 学校教育で取り上げたレース鳩による国際交流 (2021.05.10)
コメント