0.9%の不思議
私が青年時代から身体の中で具合が良くなかったものは鼻です。この他、血圧については中年になってから高くなり始めたのです。こちらは「ためしてガッテン」に出演なさったK医師に治療をお願いし、現在はかなり回復してます。
今回は鼻について考えてることを述べます。かなりの方が鼻について悪いようですが、気がつかれない場合もあるようです。空気は鼻を通じて肺に入るのが正しいと思います。口からも入るようになっていますが、鼻を通じてのほうが深く呼吸できます。空気が鼻の中を通過することにより、空気中の埃などが鼻の粘膜に当たり、きれいになった空気だけが肺に行く仕組みになっていて、いろいろの香りも味わえるのです。
鼻の構造は複雑で、極論すると顔面は鼻だらけと言っても過言ではなさそうです。額の中は前頭胴が一対あり、ほっぺの中は上顎胴が一対あり、眼球の間、奥深くにも蜂の巣のような器官があり、医師の話では図にして示せないほど立体で複雑であるようです。自分の精神に最も近いところにある臓器なのに、その構造は分からないでいるのです。
私は30年程前、鼻の手術をしました。このため前頭胴の入り口まで医師の中鼻鏡が軟骨を広げて入ります。眼球の間、奥深くを通って額の下当たりを吸引器で治療してもらうのです。いわゆる鼻をかんでも出ないところです。近くの耳鼻咽喉科に週に一度ほど通院してますので、治療後は楽になります。医師がこの中鼻鏡を使えるのは患者さん全員でなく、手術をした人のみです。ですから手術はトンネル工事に似てて、迷路のようなその奥深くにある臓器を治療しやすくするためです。
私が家庭で鼻がさっぱりするように工夫してるのは鼻洗浄器です。0.9%のぬるま湯の食塩水を左に入れ、右から出したり、この逆も行ないます。粘膜についた汚れを洗い流します。不思議なことに、塩の量が多くても少なくても痛いのです。どなたが発見したのか誠に不思議なパーセントです。実際には慣れで分量に間違うことはありません。点鼻薬をつけて5分ほど経過してから洗うと効果があります。
私たちは空気を吸わずに1分とはいられません。鼻を健康にして、鼻からきれいな空気を大切な脳や肺に送りたいものです。
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