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2007年5月30日 (水)

心に響くギターの音色

 30年前にクラシックギターを習い始めました。それ以来、弾いてますが、最近はさぼり気味です。一人静かな室内で弾きますと空間すべてが素朴な響きに包まれます。哀愁に満ちたその音色は聴く人を魅了しますね。

 この素朴さはどこから来るのでしょう。たぶん素材が木であったり、サウンドホールが大きくて共鳴がよかったり、良いニスが塗ってあるからでしょうか。弦をはじくのが人の指であることにも因るでしょう。また、弦をはじくという音の出し方がバロック時代のチェンバロに共通してます。

 フレットを見ると不思議です。その間隔が同じではないからです。これは物理ですが、音の高さは弦の長さに反比例するからでしょう。しかも楽器の形が大変に美しくて抱えやすいです。何か女性の体つきに似ていると思うのは私だけでしょうか。これだけでも大切に扱いたい気持ちになります。

 私の家には今では珍しい漆喰の壁の洋間があります。天上がアーチ型で床が無垢のカリンで十八畳です。ここで弾くと響きは一段と冴えてきます。これは楽器だけが楽器でなく、その部屋も楽器の一部となる現象でしょう。

 名曲はたくさんあります。その中でも手の届くのは「愛のロマンス・禁じられた遊び」で、ぜひ弾きたい一曲です。中間部のところでは左手が人間離れするような運指がありますが、繰返し練習すれば手が覚えてくれるでしょう。サキソフォーンは吹いてるとき自分の指が見えません。ギターは見えるのでその点はいいです。

 ギターの音色は今の私の心境にぴったりです。心の寂しさ、物悲しさ、哀愁味を奏でてくれそうです。

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