北海道羽幌町から鳩が帰還
昨日の朝、現地を8時15分に飛び立ち、一路群馬高崎をめざした鳩が津軽海峡を飛び越え、本日正午に懐かしい私の家に帰ってきました。その距離実に925K。
正式なレース名は西関東チャンピオン桜花賞レースです。だいぶエネルギーを消費し、掴んだ感じは軽くなっていました。この鳩は2004年生まれのメスです。2005年(七飯)、2006年(羽幌)、そして今年の2007年(羽幌)と3回も北海道から帰還したことになります。性格的にあまり目立たず、本州以内の短距離も速くはありませんが、今回も諦めずに帰還してくれました。脚環番号は日本鳩レース協会04JH08243BC♀です。
3回も北海道から帰ってくれたのですから、もうこれでレースには参加させません。本当にお疲れでした。これからは、スピード系のオスと配合し、子孫に900K1000キロ鳩を産み育ててほしいものです。
ご存知のように、レース鳩は血統を大切にます。この鳩の父方の祖父は稚内からのレースで連合会1位になってます。父方の祖母は「たぶん弟さん」作出です。また、母方の祖父はモスキート系で、母方の祖母はヤン・アールデン系です。
しばらく静養し体力を回復したら、第二の人生に入ってもらいます。新たな種鳩鳩舎も出来ことですから、この鳩にとってはグッドタイミングです。
私たち人間には想像もつかない遠方から古巣を求めて帰還した粘り強さに今夜は乾杯です。私もこれからの人生、昨日のような弱音を吐かず、強い意思を持って生きなければと、帰還した鳩から教わった思いです。今夜、乾杯しながらこの鳩に名前をつけたいと思います。
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