その名も「紫君子蘭」
先日、6月は多種の花が咲くと書きましたが、私の庭にも「紫君子蘭」が咲き始めました。まだすっかり開花したわけではありませんので、明日、明後日に再び撮ってみます。花の中でも紫はひときわ美しく感じるのはなぜでしょう。派手さがないけれど、しみじみした気持ちになります。
この花は3年程前にお隣のK川さんに株を分けていただいたものです。次第に根が増えてきてます。数年すると開花も賑やかになるでしょう。特に手をかけなくても時季が来れば自然と開花するので不思議です。暦を見て蕾が膨らむのではないですから、温度でしょうか。日照時間でしょうか。丁度、夏至の頃に咲くとなれば日照時間が開花の条件かもしれません。
3番目の写真はやはり私の庭に昨日咲き出した「ねむの木」です。花の咲き方があまりにも独特で、しかも色がやさしくて4~5年前に埼玉の花園から小さな苗を仕入れてきました。もうすっかり土地に馴染み、暫くは楽しませてくれるでしょう。
ご存知のように夕刻になると葉が閉じてきます。この写真は午後5時頃の撮影ですから少し閉じかかっています。花は夕刻が情緒があっていいですね。子供の頃から葉が閉じることに不思議な気持ちになりました。
小学生の頃、友だちが葉を触ると閉じるねむの木を学校へ持ってきたことがあります。まるで手品のような記憶があります。
この他にも花を観察してますと不思議なことがいっぱいです。シャクナゲやつつじはその花びらの中にいくつも点々がありますが、必ず上の花びらにあります。すみれやパンジーはご存知のように猿のような顔をしてますが、やはり上下が決まってるからそのように見えます。白木蓮や木蓮はつぼみの時、先が太陽と反対側、つまり必ず北の方角を指し、まるで北極星の位置を教えてるかのようです。これからも植物の神秘な習性を発見したいと思ってます。
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