展望台で景色の勉強【馴致】
昨日、退院してから暫くは疲労気味でした。入院の日の朝食から連続して4食抜いたからです。退院後、待ちきれずにデニーズへ行き、大腸の傷を痛めないよう、ゆっくり噛んで日本食をいただきました。今のところ痛く感じませんので多分大丈夫でしょう。
どうしたことか夕方になったら元気が出てきましたので、やはり病院のベットより自分の家が極楽なのですね。
ところで、新鳩舎は出来ましたし、雛も2階の選手鳩鳩舎に入れてありますので、舎内馴致はすでに出来ましたが、肝心の外の景色の学習が出来ていませんでした。このため、退院したその日の夕方からご覧のような約1平米の展望台の骨組みを作り始めました。
人間とは好きなことをしている時、身体が疲れていても、それを忘れる動物なのですね。こんなことから、やはり夢中になる趣味は心身の健康に良さそうです。
周りに張った網は本来、巣房の下に湿気除けに敷く合成樹脂のスノコですが、思わぬところで雨に強い役目を果たしてくれます。木の枠も防水のペンキを塗りました。写真のように雛は下から上に向かって飛び上がり出入りを覚えます。今までの経験では、鳩はこのよう網の屋根があると網の上から中に入りたがる習性を持ってます。今回はそれを利用しました。これは鳩友アルカディア鳩舎からヒントを得てます。アルカディアさんはアメリカ鳩界視察の折、この方式を学ばれたらしいです。有難いことです。
結構、重いので高所に一人で持ち上げられるか心配でしたが、退院直後にしては力が出ました。大腸の傷は大丈夫かな。これで早速、雛たちは周囲の景色を覚えられます。2~3日したら上の蓋を開けといてやります。1羽飛び出せば続いて真似し、外に出たり、入ったりして鳩舎の外と中の関係もわかると思います。
鳩舎設備は出来ましたが、日々の飼育生活でまた気がついた点が生じたら、追々改善を試みます。それにしても自画自賛ですが、展望台はよく出来ました。完成記念に一杯飲みたいところですが、ビールは暫くご法度になってます。夜はノクターン1番でも弾いて名前のない鳩さんに追いつくよう芸術にいそしもう。
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