3階の屋根がそのまま2階の屋根に
鳩舎改築にともなう危険な作業が無事に一段落し内心ホッとしてます。大型クレーン車に依頼して吊り上げておいて柱を縮めたりする方法をとらず、滑車のみで約400キロある厚いトタン組み込み式屋根を3階から2階へ下ろすことが出来ました。
プロとはこのようなものでしょう。屋根をばらさず、そのまま使うという大きなメリットのため、あえてリスクに挑戦し、見た目もよい屋根になるという大きなリターンを得るのです。仕事とは、のほほんと行なうものでなく、「緊張感を持ってかっこよく成し遂げるもの」と感じました。
客観的に振り返って「私は仕事でどうであったか」思い出しました。毎年、同じことの繰返しで進展がないのに給料だけきちんと貰っていたのではないか、と思ってしまいました。未来ある若者たちに、毎回、知的好奇心を刺激するような話が出来たか、自ら発見したり考え出すような方向へ導けたかです。
今回の大工さんの仕事ぶりを拝見し、改めてリスクがあって新しい分野に挑戦し、お客のニーズに応じるのがいい仕事と認識しました。
今度は私の方が改築した新鳩舎でよい雛の作出、及び競翔での成果が求められます。インターネットで知りえた全国の鳩友と十分交流を図り、自ら切磋琢磨し、訓練で帰巣本能を磨き、尽きないレース鳩の魅力を追求し、リスクがあっても導入は怠らず、大きなリターンを目標に日々挑戦していきたい。
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