偉大な愛妻家
隣の木部町に推定100種類以上は優に超えると思われるバラ園があります。個人で長い年月を費やし丹精こめて育て上げたのです。数年前にも訪れその種類の多さに感銘した記憶があります。隣の畑では現在でも品種改良に尽きない研究をされてるようです。
私が驚くのは、こんなにたくさんの品種を育てても、一般の方に自由に見学・観賞させてくださることです。しかも、販売してる様子はありません。目的は金銭とは縁がないようです。
聞くところによると、バラ育成の最初は奥様のために植えたのが始まりらしいです。その美しさを愛妻に見てもらい、彼女の喜ぶ姿をご自身の喜びにしていたのでしょうか。純粋な気持ちは次から次へと品種が増し、個人のお宅でこんなに広いバラ園はないかもしれません。見た感じでは入場料を払ってもいい程の価値があります。
ご存知のように、バラは花びらの大きさと色彩において品種に名前がついてます。絞りもあり原色ありで、色彩と大きさにはこと欠きません。
一般的に生産活動は何事も経済に結びついてるわけですが、この方のようにこれだけのバラをどなたにも自由にご覧いただ く精神は素晴らしいの一言です。私は寛大な心を感じています。
もともと奥様への美のプレゼントですから、他の目的はないのでしょう。私も何かの形でこのように家族に無償の贈り物を果たしてできるのでしょうか。娘と二人の生活ですから、大切な今の状況を悔いの残らぬように父として精神的な何かを贈りたいものと思いました。
このバラ園のご主人の精神を見習い、ピアノ演奏はこれからも、お聴きしたい方には楽しんで聴いてもらえるよう、不断の練習に没頭しなくてはなりません。
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