鳩舎改築の進捗状況
網は普通の金網と蚊の侵入を防いだり、毛羽の飛散対策用の細かいビニール製の2枚になってます。緑できれいです。中からは外が見えますが、外から内部は見えにくいです。これから夏を迎え暑い空気を逃すのにはいいと思います。
以前に写真でご覧いただきましたように、ここは2階ですが、1階との空気流通のため床の一部をスノコにしています。
入舎口は今までのものを使ってます。自動入舎用ですので外側にもトラップがあります。レース鳩のゴールと言える大切な場所です。ここをくぐれば時刻が自動的に記録されます。北海道最北の地から飛翔し、当日夕刻あるいは翌日早朝に、この入舎口の通過をめざします。
流しも本日出来ました。毎日、新鮮な水を与えますから、飼い主が腰を痛めないで作業できる高さに決めました。横90cm奥行60cmですので水浴場としては結構大きいです。慣れれば飛び込むでしょう。栓を抜けば下水道へ排水されます。肝心の水は井戸からの自家水道です。夏は冷たく冬は暖かく感じて人にも鳩にもいいでしょう。
今後、鳩舎では町の水道は必要なくなります。生前、両親が「井戸を絶対潰すんじゃないよ」と言い残したことが、思わぬところで生かされることになりました。カルキがなく、きっとミネラルを含んでます。効果はどうでしょう。この井戸水は植木にたくさん撒いてるので、新鮮な地下水がどんどん湧き出ています。茨城の著名な高塚鳩舎が山から流れてくる川の水を毎日、鳩に与えてることが頭を横切ります。
最後の仕上げとして排水設備を作ってもらいました。人間の家も水周りが基本です。鳩を飼っておられない方々は驚かれるでしょうが、鳩舎も水周りは衛生上、大切と思われます。流しがお勝手でもあるし、水浴場にもなるのです。できるだけ多くの機会に水浴させ羽虫を除去し、調子を上げてやりたいものです。
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