鳩舎の周りは断熱材
梅雨明け宣言がなくても、頭上から真夏の太陽が照りつけてます。地上は高温です。
50年レース鳩を飼育していて感ずることの一つに、鳩は気温の影響を受けるように感じます。夏は涼しく、冬は暖かい鳩舎設備は大切と考えます。
生理現象としてすでに羽が抜け始めてます。5月頃までに生まれた鳩は 10頃までにすべて生え変わります。それより遅く生まれた雛はすべてが生え変わるのに来年までかかります。この換羽現象をうまく生かしたり、換気により換羽の早さを調整し、レースで勝利する達人もいます。
ですから季節による気温や風の違いにより「換気が調整できる鳩舎」は鳩にとって住み心地がいいし、レース結果に影響があるかもしれません。
一方、夏から秋にかけては鳩舎内に蚊が入らない構造も大切と思います。昔、吊った蚊帳の要領がいいのではないでしょうか。私は青いビニール製の風通しのよい網を窓に張ってます。サッシの網戸では細かすぎて埃もつまり、換気がよくないように感じます。
鳩舎建設に際して、大工さんに天井裏、そして外壁と内壁の間は四方すべてに断熱材を入れてもらいました。早速、威力を発揮、本日のかんかん照りでも天井を触っても熱くありません。舎内は涼しくさえ感じます。水浴をした後など日向ぼっこしたければ展望台に行ってもらいます。
鳩舎は「換気の調整可能」による「室内温度の一定化」、そして「蚊の侵入」が防げれる構造が基本的にいいと思います。餌については虫が湧かないよう、天日干しで湿気を取除いたものを与えるようにしてます。
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