大型台風や強力な低気圧通過と地震は関係あるか
暦の上では一年で最も暑い日が続く大暑です。関東は梅雨明けもせず、このまま8月になるのでしょうか。6月頃は晴れの日が多く暑かったのに、まだ本格的な夏がやってきません。
それでも地球は太陽の周りを正確に周遊し、太陽を中心として、春分の日から120度も移動してる筈です。後2週間(15度)で早くも立秋です。945ヘクトパスカルという記録的な大型台風が来たり、地震が起こりました。
私は科学者ではありませんが、「大型台風と地震は関係することもある」と思うことがあります。地球上は平均して1気圧というもの凄い圧力で地表のすべてのものを押してます。私たちの身体もその影響をもろに受けます。個人的には高気圧に覆われてる時より、気圧の低い日の方が楽な気がします。デリケートな「血圧は大気の圧力と無関係」とは言えない気がしてなりません。
気圧の影響は人間のみならず地表も海面も同じですから、高気圧では地面や海面が押され、低気圧では【微量であっても】圧迫が減じることは確かでしょう。
私たちは空気は軽いものだという思い込みがあります。しかし、「気圧の観点からは別」でしょう。
大型台風に限らず、高気圧と対峙する強い低気圧が日本列島近くや近海を通過するときは、ごく微量であっても、地表や海面は持ち上がるか、持ち上がらなくても吸い上げられる傾向と考えられます。
地震が起こるメカニズムは地下で、長い時間かけて一方向からの圧力が加わり、もう一方の地層に抵抗がかかり、数十年してだんだん持ちきれなくなり、いつの日かその摩擦の解消が起こり、ずれ動くと考えられてるようです。
この引き金になるのは一方の弱い地盤が持ち堪えられなくなり、ついに限界に到達したときでしょう。私が想像するのは、この持ち堪えられなくなってる【不安定な時期こそ危ない】のです。
このような時、ちょっと他の力が作用すると危険と考えるのです。ですから、地上や海上に大型台風や強い低気圧が接近した場合です。
言い方を換えれば、高気圧と低気圧の気圧の差が著しい場合、地下の上部にある地層の動きに追い討ちをかけると考えるからです。
上記のような場合以外【大型台風が接近しても地震が起こるとは限りません。】
長い年月をかけて歪が蓄積し、地下の地盤が不安定の時が危ないのではないかと考えます。
昭和41年頃、珍しく群馬に大型台風が通過中の深夜のことです。大風とは違う動きを感じました。すぐにラジオのスイッチを入れましたら、地震を知らせる放送です。台風の最中に地震という泣き面に蜂の状態でした。
今回の新潟県柏崎市を中心にした大地震も大型台風が通り過ぎた頃です。これからも台風や低気圧が接近したとき、日本国内や環太平洋西側ではどう影響が出るか見守りたいです。「中心はそれていても地底は広範囲に圧力がかかってると考える時」大型台風と地震の相関関係はないと言い切れるでしょうか。
大正12年9月1日の関東大震災では死者行方不明約10万人といわれ、当日の天気図によると能登半島付近に台風があったと伝えられてます。大火災になったのは強風も考えられます。
【下は後から付け加えたもので、2011年3月11日の天気図です。】
【追加・・・2013年10月26日午前2時10分の地震】
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