月食の時、月にいたらどうなるか
以前に月から地球を見たらどうなるか、地球の動きや太陽の見かけ上の軌道、星座の動きはどうなるか想像したことをブログに書きました。月面から見た天体の動きを想像することは夢があります。考えつかない意外な動きがありえます。例えば月の北極や南極からは太陽は常に地平線上すれすれを約1ヶ月かかって1周するでしょう。また、地球は地平線上にあっていつも同じ場所で動かず、三日月のようになったり満月のようになったりしてるでしょう。
昨晩は月食でしたので、この時、月から見たらどのような現象になるか考えてみました。正しいかどうかは月に住んでみないと人間には分からないことです。
地球から見て、月食の場合は月から見ると日食です。しかも昨晩のような場合は皆既日食です。その時間は地球で見る日食より時間が長いでしょう。
地球側を向いてる月のある地点から見ると地球は常に静止してます。しかし、5大陸が1日1回周ってます。それは新月の頃よく見えると思われます。満月の頃では太陽の光で眩しくて見えないでしょう。また、月の裏側では永遠に地球は見えないのですが、月面を移動してくればいつかは見えるようになります。
ところで、本題である「月食の時、月から見たら」太陽は地球の後ろに隠れてしまいます。隠れている時でも、地球の大気を通して太陽の光が地球の周りから屈折し直接ではないが、光ってると思われます。きっと夕焼けのようでしょう。赤い色が地球を取り巻いている幻想的な光景と思われます。そのために月食の時、地球から見た月は夕焼けに照らされたように赤銅色に見えると考えられます。
最近、私は夜間や日の出前に天体を見てると、すごく「地球から宇宙を見ている」という気がしてなりません。しかも、乗ってる地球がぐるぐる自転してるので、次から次へと本物を無料で見られ、しかも季節ごとに変化するおまけ付です。本物でないプラネタリュームは有料ですね。本物が無料とは不思議でいいこの世です。まだ、しばらくはこの素晴らしい地球で人間的な歓びを求めよう。
【写真は工夫して撮りました。ピアノの上に地球儀を置きフラッシュをたいて太陽に見せました。雰囲気が出てるでしょう。皆既月食の時間の長さを考えると、月から見た太陽と地球の大きさの見かけ上の比はこの位でしょう。】
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