新たな挑戦に遅いことはない
多くの鳩友の鳩舎では雛の誕生は終わり、種は分離に入ってます。今春生まれた雛はすでに本格的な舎外運動や近距離訓練に入ってる時期です。連合会訓練は今月末に始ります。
私の鳩舎では2番仔の馴致がやっと始ったところです。馴れるまでは見ていないと下に落ちて猫に獲られます。今朝5時から展望台の上の蓋を開けてやり、鳩自らが外に出られるようにしました。8割くらいの雛は鳩舎の屋根に止まったり、家の大屋根へ行ったり、初めから空を飛ぶのもいました。遅い誕生であっても、来春のレースには十分挑戦できるでしょう。
ところで、私たち人間は今まで行なったことのない新しい分野に首を突っ込んでの挑戦はなかなかしにくいものです。それは初めから食わず嫌いであったり、若い人の方が進んでいたりするので、つい引いてしまいがちになります。
一つのことだけに集中して深く掘り下げるのも充実ですし、あるいは窓口を広げ、いろんなことに喜びを見つけるのも幅が出ていいと思います。この場合、どれも物にならないことも起こるでしょうが、ある点まで到達すれば結構楽しめるものもあるのではないでしょうか。
私については何事も始めるのが遅かったです。元来、性格的におくてなのです。鳩レースは29才、ピアノは17才、ギターは34才、中国語は42才、本格的水泳は25才からで、これは日本赤十字社の水難救助員の資格に挑戦しパスしたことがありますが、最近はあまり泳いでません。スキーは35才からでした。白根山から振り子沢を通って草津の町まで滑り降りた楽しさは忘れられません。どれも真似ごとの範囲ですが、それでも十分に楽しいものです。このうち他より一段上で楽しめるものは鳩レースとピアノでしょう。でも時にスランプに入ります。
鳩のお陰で内モンゴルへ行き交流できたり、英国ピクトリアル誌に掲載されました。ピアノは今でも時々ホームコンサートを開き、皆さんに聴いていただいてます。
一般的に60の手習いなどといいますから、何才になっても、人間生きてゆく限り、新たな「夢と好奇心」を持ち続けねばならないと思います。私は今、一つの夢を持ってます。
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