植物が秋を伝える
月日の経つのは早いもの、上半期は今日で終わります。明日から10月となり衣替えです。今日は雨が降ってることもあり寒く感じ、気温は20℃、秋はどんどん近づいてます。
上の写真は赤い実が色づき始めてる玄関先のマユミです。今年は勢いがいいのでしょうか、かなり結実してます。もう少しでピンクの花のように色濃くなるでしょう。初夏には淡い緑の花がつきましたが、それが今の季節に果実となり、割れて最後に赤い種子が露出します。古くからこの木は弓を作るのに用いられ真弓の意味らしいです。根元には何本かの子どもが生えてます。
左は私の家の柿ですから正真正銘の柿です。こちらも実が大きくなってきました。甘柿なので赤く色づくとほとんど野鳥に食べられてしまいます。鳥はよく知っていて甘くないのは食べないのです。経験上、色で判断してるのでしょう。智慧があるものです。昔は渋柿の木もあり母は樽抜きして渋みを抜いていました。すごく甘かった記憶があります。私は柿は甘くておいしいと思うのですが、娘たちはあまり好んで食べようとしません。食糧難に育った私とはきっと違うのです。
庭木として杉を植えてる家も少ないでしょう。高さ推定10メートルほどの素性の良い杉が聳えてます。両親が関西旅行に行ったとき神社で苗木を買ってきたのが約40年経過し、ご覧のように立派に育ち、今では我が家のシンボルになってます。「御神木だから切ってはいけないよ」と生前言ってました。
この杉は倉賀野駅前のマンション最上階から見えるのです。何日か前のブログでも写真を載せましたが、もう一度掲載します。中央付近に三角形に尖った杉が黒く見えるでしょう。そこにある三角屋根が私の家です。早朝には時々鳩が群れをなして飛んでます。遠望は左から荒船山、妙義山、浅間山です。
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