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2007年10月14日 (日)

四阿山山頂で国際交流

 ついに憧れの四阿山(あずまやさん)2354メートルに登頂しました。群馬県内の山々に登って、遠方からこの四阿山を眺めていました。いつかは登りたいと心に決めつつも、なかなかそのチャンスに恵まれず、今回、サムュエル・トッドさんのお陰で標高の高い山に登れ、生涯い忘れぬ体験となりました。

 

 同行者はサミュエル・トッドさんと彼の同僚Tさん、Tさんの友人で中国のRさんSさんご夫妻と私です。おっと失礼、これに加えて私のレース鳩4羽です。

 

 山頂へのルートはいろいろあっても、私たちは茨木湖側からのアタックとなり、初めに童心に返る楽しいゴンドラで標高を稼ぎました。ゴンドラ料金は往復1100円、15分程度の空中散歩は色づき始めた紅葉や茨木湖を眼下に見下ろし、同時に気温の下がった空気に触れ始めました。

 

 ゴンドラを降りると標高はすでに2050メートル、涼しさと寒さとの中間的気温。以前に登った本白根山や横手山の雄姿が微笑んでいます。

 

 いよいよ、ここからリュックを背負い、一面、熊笹に覆われた一本道を登り山頂をめざします。道は思ったよりも歩きやすく、途中で休憩、ここで驚いたことがあります。

 

 私は小休止のつもりでしたが、中国のRさんがりんごをたくさん剥いてくれるのです。そんなに食べられないと申し上げても剥いてどんどん配るのです。結局、りんご1個分くらい食べました。せいぜいウーロン茶を飲む程度と思っていたのに、ずいぶん腹ごしらえとなりました。実はRさんは医師とのことで、りんごの成分が疲れたとき身体にいいと教えてくれたのです。

 

 途中、下を見ると恐い馬の背のような急峻な所にクサリが2ヶ所あり、真剣にならざるを得ません。その後、まもなく長野・群馬県境に位置する景色抜群の山頂に着きました。山頂は比較的広く、暫し360度のパノラマを堪能です。いよいよ楽しい語らい中に昼食。ここでも驚きです。次から次へと中国料理をたくさん振舞ってくれるのです。食べきれぬほどです。しかも、私の大好物のビールまで提供してくれました。これには乾杯(完敗)です。

 

 これを拝見し、私は何か民族性の大らかさを感じました。「食べて食べて」と、どんどん取ってくれるのです。以前に内モンゴルに行ったときの中国の方たちの歓待ぶりを思い出しました。中国風餃子や豚足はお腹がいっぱいになりました。暫らくぶりに私の拙い中国語も蘇り、楽しく国際交流ができ、また、いつか山へご一緒したいと思いました。素晴らしい中国の友人を連れて来ていただき、Tさんには本当に感謝しております。

 

 ところで、連れて行った4羽のレース鳩は、大きな籠を持ってゴンドラや急峻な山歩きを2時間するのは無理と考え、四阿山の麓で我が家に向け放しました。鳩たちはぐんぐん高度を上げ雲間に見えなくなりました。鳩舎に無事到着が確認でき、またもやレース鳩の帰巣本能について神秘を強く感じました。明日はおいしい餌を与えます。

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