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2007年10月12日 (金)

鏑川の下流を散策

 ここは群馬県西部を流れる鏑川(かぶらがわ)と烏川(からすがわ)の合流地点で、写真は鏑川最後の流れです。私の住む倉賀野町の南東に位置する木部町です。水がきれいなので子供の頃よくここで泳いだものです。先日の台風では記録的な豪雨があり、鏑川の上流に位置する南牧村、富岡市、吉井町などでは生活道路の分断や崖崩れ、家屋への浸水がありました。水はすべてここへ流れてきたのです。現在、流れは穏やかです。

 ご覧のように、ここは推定300羽程と思われるカワウの生息地です。ときどき水面すれすれを群れをなして飛行し、これだけの数が川に潜ると魚も一網打尽ではないでしょうか。人家から離れていて安心でカワウにとって聖域でも、自然の掟があるようです。観察してると時々猛禽がカワウに狙いを定めて飛来するのです。すると、一斉に飛び立ちますが、そんなことがあっても、その後も水面をすれすれに飛んでいて、平和的、まさにサンクチャリーです。

  写真は土手の上から撮りましたが、昔は土手がなくこの地域も水害に見舞われたのです。母はこの近くで生まれ育ち、氾濫して本家に逃げたことや、「ほうき星」を見に母親に連れられて鏑川に行ったことを生前話していました。今で言う「ハレー彗星」です。このときは大きく見えたようです。昔からこの鏑川へはたくさんのアユの遡上があったとも話してました。

  こんなこともあり今でもカワウが生息してるのでしょう。カワウはアユを好むようで、現在ではアユの放流や遡上には天敵であるカワウ対策が必要でしょう。

 私にとって、この川辺の土手を歩くのは景色も空気も良く、明後日に迫ったサムュエル・トッドさんとの「四阿山」登山への小手調べとなります。   

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