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2007年11月25日 (日)

誕生日でも憂鬱だったかも

 連日、寒い日々が続きましたが、今日は晩秋にしては暖かかったです。昔からこのような日は「小春日和」と呼ばれてきたのでしょう。

 実は私は旧暦(太陽太陰暦)が好きなのです。しかし、好きでもどうにもなりません。明治維新以後の文明開化と共に、日本は世界と歩調を合わせる必要から、暦の上でも旧暦から新暦(太陽暦)へ移行せざるをえなかったと考えられます。

 長いこと使われてきたので旧暦のままでも生活に不便はなかった筈で、庶民にとっては返って現在の新暦より季節との結びつきがあったと考えられ、今でも残ってる多くの季節用語は江戸時代はもちろん、それ以前の生活体験から生まれてきたと思われます。

 本日のような日を小春日和というのも、元々、小春という言葉が旧暦の10月の異称といわれます。本日は旧暦の10月16日ですから、今の時期、今日のように暖かな日が昔からあったのでしょう。

 旧暦では、十三夜や十五夜、十日夜(とうかんや)のみならず、毎日の月の満ち欠けそのものが日付となってるので、カレンダーがなくても分かり、気持ちがいいですね。何よりも六曜については毎年、同じ日が同じ曜日というのもいいです。

 例えば大安の日に生まれた人の誕生日は毎年大安となります。これはラッキーですが、同様に仏滅に生まれた人は生涯、誕生日が仏滅という笑えない事態もあった筈で、お祝いしてもらっても何となく憂鬱な気持ちだったに違いありません。このようなことは聞いたことがありませんが、旧暦ではこれは正しい筈です。

 小春日和のように情緒ある季節感の言葉は今でもたくさん残ってます。師走に向かう日々ですが、これからも寒さと孤独感に負けず戸外に出てのびのび身体を鍛えたいです。

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