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2007年11月 9日 (金)

Discover Japanこそ楽しい旅

 今までで最も時間のかかった長距離列車の旅はインドのカルカッタからデカン高原のカジュラホ遺跡へ行くとき乗った広軌の鉄道かもしれません。2本の線路の間隔があまりにも広くて驚きました。現在の日本の新幹線より広かったように記憶してます。

 次に長かったのは15年程前、家族4人で行った東京~西鹿児島間の寝台特急だったように思います。現在の1人暮らしから考えると夢のようです。3番目は、やはりカルカッタからベンガル湾の近くを走り、海水浴場で有名なオリッサ州プリへの旅行でしょう。15時間ほどかかりました。ここへは二度行き、海水浴とヒンズー寺院遺跡の見物でした。

 近未来の国内旅行は車を使った旅と列車を使う旅が多くなると思います。どちらも目的地があっても途中の名所旧跡や温泉をできるだけ訪れ、日本の良さを再発見する旅にしたいです。一昔前にDiscover Japanという広告を駅で見ましたが、最近はあまり見ません。

 それでも「この言葉は旅の本質を突いてる」と思います。日本人でありながら日本の本物を目で見るチャンスはなかなかないものです。テレビや案内書を通して分かっていても、あくまで仮想体験。その土地の自然や歴史、人間の生活をこの目でみること。耳から入る自然の音や方言、あるいはいろいろ触って知り得る体験。また、地酒を始めとして楽しい名産の舌鼓。

 中でも日本の一番の良さは温泉にあるかもしれません。ひなびた奥山の露天風呂にゆっくり浸かり、四季折々の日本らしさを満喫したいものです。

 度々、話題にしてます旅の手段となる車のゲットですが、アメリカのサブプライムローンの影響が今だ大きいのでしょう。なかなか経済の安定が生じません。暗闇のトンネルを潜り抜けるのは来年でしょうか。日本経済全体がこの影響を大きく受けてるということは私たちはすでにグローバルの中にいることなのでしょう。

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