« 誕生日でも憂鬱だったかも | トップページ | 熟知した専門家が不可欠 »

2007年11月26日 (月)

日本人なら畳でお茶か

  現代の住宅建築において床は専らフローリングが多くなり、昔ながらの畳の部屋は少なくなりました。あるいは全く無くなってしまった住まいもあるでしょう。この現象に伴なって、日本人として古来から続いてきたマナーは消えつつある時代になってるでしょう。畳と日本文化がいかに密接かが分かります。

 身近なことでは、日々の生活において男女とも畳に合う和服は影をひそめ、結婚式、成人式、七五三など儀式的な場合のみとなり、あるいは、その場合でも記念撮影のためだけになったりしてます。これは畳文化の衰退から尾を引いてる由々しき事態と思われ、この面からも将来、日本らしさはどこへ行ってしまうのでしょう。

 日本文化の象徴であった畳の良さはその肌触りにあり、これこそ日本文化の源と言って過言でないと思います。その感触に伴なう安堵感はあたかもすべてを包んでくれた母のように感じてなりません。

 ところで、不思議なことに、畳の縦横の数値は実によく計算され、一見、同じ大きさであるように考えられていても実は一つとして同じ大きさの畳はないようです。縦横の長さは殆ど異なり、他から持って来てもぴったり嵌りません。どこかの家で余ってると言われ、それをもらって来てもぴったり嵌りません。畳の大きさは思いのほか科学的に計算されてるものです。

 畳に合うのは和服とお茶でしょう。もちろん、そこに和菓子があればこれに越したことはありません。ましてや琴の響きなどは最高にマッチするでしょう。

 畳の上で、お茶をいただきながら日本の良き風情をいつまでも堪能したいものです。

|

« 誕生日でも憂鬱だったかも | トップページ | 熟知した専門家が不可欠 »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 誕生日でも憂鬱だったかも | トップページ | 熟知した専門家が不可欠 »