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2007年12月23日 (日)

声は健康のバロメーター

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 自分の声については客観的に捉え難いことがあり、声を職業とする方でない限り、あまり意識しないで日々生活すると思われます。鏡を見て自分の顔や髪形については毎日チェックしても、声についてはその日の具合を意識しないで学校や仕事場に行ってしまいがちです。

 健康生活を持続するためにも、きちんと声が出るかどうかは極めて大切なことで「声は健康のバロメーター」。声が出なくなったら生活は不可能ですから、声がしっかり出ることは生きる証でしょう。

 以前に発声について一般の音楽教育で徹底した指導が必要と書きました。意外と重点に置かれていない現実があります。それと同時に、どうしたら響きのある、しかも音色のいい声になるかはその人の美意識に因るところがあるでしょう。

 発声について最近感じてることは、【お腹を凹ましてから「アー」と声を伸ばしてみる。】すると安定すると感じてます。いかがでしょう。声をコントロールできるでしょう。しかも、柔らかくて伸び伸びした声になります。

 昔はお腹から声を出すように言われましたが、お腹でも胸でもない位置、つまり横隔膜を引き寄せます。

 もともと横隔膜は呼吸作用を助ける筋肉で、声を出す時この筋肉を意識して声を出すように練習すれば、どなたでも一段と「質の高い声」と「声量」をゲットできると思います。

 声に重点をおく生活にし、声の出し方を意識するだけでも、意外と声量が改良され、歌うときのみならず、健康に繋がるのではないでしょうか。

 発声練習する時は物があまり置いてない部屋で行なうと、音が乱反射しないで響きがいいです。あるいは屋外の広いところでもいいと思われます。試してみて下さい。  

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