渡良瀬川の土手から訓練放鳩
昨晩のうちに天気予報を見て本日の晴れが分かり、訓練のチャンスとばかり4時に起き、籠につめて5時前には家を出ました。
距離が30キロほどなので、早く着き過ぎてしまいました。場所は桐生の東で足利よりの渡良瀬川北側土手です。今の時期、日の出が遅くて放鳩までかなりの時間があり、日の出前の寒さに堪えていました。
鳩たちは流石に5回目の訓練ともなると籠の中で暴れることは殆どなくなり、放されるのを悟っているのでしょうか。1羽1羽が次第にレース鳩として風格が備わってきたようにも見えました。おっと、自画自賛か。
暫らくしてやっと日の出、遠方に望む赤城の峰々が朝日に染まり始めても、陽の光がなかなかここの土手まで届きません。暫し、寒さに震え待機してましたら、光が鳩たちに降り注ぎ、それに反応するかのごとく、急に動き出しそわそわ始めました。
太陽が地平線からぽっかり浮いた6時55分一斉に放しました。旋回しながらぐんぐん上空へ登り始めると思ったら、いつものように上昇しません。
どうしたのかと一瞬不安になりました。案の定、珍しく猛禽の出現です。これは一大事。鳩たちは必死に低空を飛びながら掴まらないように逃げています。見た目には捕獲されたようには思えませんが、放鳩のタイミングが良くなかったようです。もう少し、温かくなってから放すべきだったと反省してます。温かくなって上昇気流が起こってからが上空へ昇りやすいかもしれません。
それでも、私が帰宅しましたら、すでに先に帰還してて、遅かったねというような顔つきで私を見てます。私は恥ずかしいような、鳩たちが素晴らしいような、でも帰還してて嬉しかったです。しかし、その時点で5羽程度帰還してません。どうしたのでしょう。天気もいいので夕刻までには帰還してくれることを祈ってます。
次回は栃木県の葛生から訓練します。距離50キロです。小春日和の日を選び、本日の反省を生かしたいと思います。
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