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2008年1月 7日 (月)

結婚してもしなくても最後は一人?

483  私は高齢者ではありませんが、妻が3年前に亡くなり、娘たちも結婚したりして、現在、家族がいなくて一人暮らしを余儀なくされてます。私にとって柴犬やレース鳩はいなくてはならない素晴らしい仲間ですが、あくまで動物、人のように心のキャッチボールを図るところまではいきません。

 健康で長寿は万人の望みです。しかし、長生きすればするほど、いつかは配偶者と分かれる日が来る宿命があります。いくら仲良い夫婦でも同じ日にはこの世を去れません。どちらか一方が残されます。配偶者との死別から30年も40年も一人暮らしの方はたくさんおられます。

 統計上、女性は一人残される傾向が多いです。それは平均寿命が女性の方が長くて、男性の方が短いからで、しかも男性が年上であれば、よりいっそう女性が一人残される確率は高くなります。現在でも、80歳以上の女性の8割は配偶者がいないと言われてます。

 一般論として、今の日本では昔の家族構成からすると異変が生じ、夫婦揃っていても高齢になると必ずしも子供と一緒に生活できない現実があります。ましてや配偶者がいない方が一人で生活する場合も約半数は子供との同居はないでしょう。

 こんな若い【?】私でさえ男性であるのに毎日、三度三度、孤食の日々で、言葉では言い尽くせない寂しさ辛さの毎日です。一人暮らしでは、まともな考えが浮かばないです。ですから、より高齢になれば、一人で気楽などということはあり得ないでしょう。できるだけ、いつまでも夫婦そろって生活したいものです。

 しかし、現実には結婚しても、もちろんしなくても、子供がいても、それらにかかわらず、結局、最後は一人になる可能性は多いにあるのです。

 これも一般論ですが、高齢になって女性が一人残された場合と、男性が一人残された場合では、男性が一人残された場合のほうが比較にならぬほど辛い日々かもしれません。高齢ではありませんが、私は現実に今その境遇にいるので、そう予感します。

 一人暮らしでは不可能なことですが、「人は話をすることが生きる基本です。」話し相手があることによって寂しさはなくなると思います。私にとって今年はいい年になるでしょうか。

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