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2008年1月11日 (金)

錯覚しやすい「地球の出」表現

 日本の月探査衛星「かぐや」が撮影した地球を見ると、暗黒の宇宙空間にぽっかり浮かび神秘の一言に尽きます。地球を遠方から客観的に眺めると、私たちの世界とは何か、国とは、戦争とは、人間とは、いったい自分とは何かを考えてしまいます。

 惑星の中でも地球は太陽から丁度良い距離にあるのでしょう。運良く温度が適温です。水があり、何と言っても大気があって私たちはこれらによって生かされていることが鮮明な衛星写真から認識でき、母なる地球にしみじみ感謝してしまいます。

 以前にブログで触れましたが、月世界に立って「太陽の動き」、「星座の動き」、「地球の姿」をこの目で見てみたいものですが、残念ながら不可能なので想像の範囲です。しかし、本当はどんな動きだろうといつも夢のように考えてます。

 月の表面に立つとしても、月のどの位置に立つかによって、天体の動きや位置は違って見えるでしょう。

 太陽の動きについては、見かけ上、約1ヶ月かかって一周するので、昼間が約2週間続き、夜間が約2週間続くと思われます。北極や南極では常に地平線すれすれで、やはり1ヶ月かかって周囲を回るでしょう。

 星座の形については、地球から見るのとまったく同じですが、日本から今の時期よく見える例えばオリオン座や北斗七星などの姿はそのままであっても、地球から見ると1日一回転してるこれらの星座の動きは、月の表面に立つと約1ヶ月で一回転でしょう。このためあまり動いたように見えないと思われます。

 ところで肝心の地球について、月の表面に立つと地球は静止衛星のように残念ながら【?】全く動かず、常に同じ位置に浮いてるでしょう。しかも、楽しいことに変化があり、一日1回、五大陸の動きが認識でき、約1ヶ月かかって満ち欠けしてると思われます。

 前述のように地球はほとんど静止してるので、地球から見た月の円周位置付近で地球を見ると、地平線すれすれにあり、方角も常に移動しないで同じ位置でしょう。高く昇りそうで昇らない奇妙な地球でしょう。月の裏側では永遠に地球を見ることはできません。見たい場合は見えるところまで移動して来なければなりませんが、かなり距離があるでしょう。でも、青く輝いてる地球が徐々に見えてきたら感動ものでしょう。

 最近、新聞などでタイトルのように「地球の出」「地球の入り」という言葉が使われてますが、この表現は、月にいると地球が地平線から出てきて昇ったり沈んだりするかの如くで勘違しやすいように思います。これは月の周囲を回ってる「かぐや」から見るとそのように見えるという現象です。

 私が月探査衛星「かぐや」に期待してることは「なぜ、月は同じ面のみ地球に向けてるか」そのなぞを一歩でもいいから解き明かしてほしいと思ってるのです。私はその理由を「月の重心は月の真っ芯にはなく、地球に近いところにあるのではないか」と想像してるのです。本当はどうでしょう。 

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