エリザベス女王の血統が1番手で帰還
本日、栃木県塩谷~群馬県高崎間で100Kのレース鳩による訓練が行なわれ、当舎では、1番手として英国エリザベス女王の系統の鳩が1羽で帰還しました。2番手の鳩を7分ほど【距離にして約8000メートル】離しての到着です。
ご存知のように、エリザベス女王陛下は子供の頃よりレース鳩を愛好され現在でも飼育されてます。写真は私が講読してます英国「ピクトリアル」誌の表紙に掲載された時のもので、右の男性は鳩の世話をされてますハンドラーの方です。
このブログはワンクリックで英文に翻訳できてますので、万が一にも女王陛下にご覧いただいていれば望外の喜びですし、また、私も「ピクトリアル」の表紙に三回掲載されたことがあるので、もし、ご覧いただいていればこれまた夢のようなことです。
女王陛下は日本鳩レース協会主催の国際レースに参加されたことがあり、その鳩は入賞後、協会でしばらく種鳩として活躍しました。その鳩の孫鳩が現在、私の鳩舎にいます。これは鳩友アルカディアさんが飼育されてたのですが、私に譲ってくれました。それ以来、ずっと大切に飼育してます。
この鳩はAnglo-Japanese friendship bird【日英友好号】と命名し、ピクトリアル社に伝えてあります。
左の写真は本日の訓練で1番手として到着寸前の「日英友好号」の子供です。西高東低の気圧配置の中、孤独な戦いに頑張り、入舎後、直ぐに水を飲みました。表情は緊迫感に満ちてます。それでもすぐに落ち着きを見せ、カメラに納まってくれました。父親はアルカディア鳩舎生まれの「暁八号」と前橋はと鳩舎生まれの「来迎八号」の子供です。この2羽とも八丈島からのレースで帰還した鳩で、いわば海上を飛ぶのが得意と考えられます。
羽が栗は父親がシルバーだからです。前述のように、この鳩は【日英友好号】の子供で、これからのイギリスと日本の友好親善を担ってぜひ、北海道からのレースに活躍してほしいものです。次回は福島県白河市からのレースに参加します。
7分ほどして2番手、3番手、4番手が飛来しました。強風のためかあまりまとまって帰還しません。到着寸前の2羽は香山系と高塚系がいっしょに飛来してきたところです。しばらくは疲れを癒し、回復したら飼育者として、よいトウモロコシを与え次第にエネルギーを蓄積させ次の白河へ調整していきたいと思ってます。
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