私の部屋がレース帰還時の観察室
25日は福島県白河市【約130K】からの訓練でした。この日の天気は北西風の強い西高東低の気圧配置で、レース鳩の帰還を観察する私は室外にいては寒いです。このため私の寝室兼パソコンの部屋から鳩の帰還が観察できるようになりました。
レース鳩を飼育する最大の楽しみは、遠方から鳩が帰って来た瞬間でしょう。ゴールである鳩舎上空に差し掛かった鳩はいかにも安心したかのように羽根を動かさないでグライダーのように旋回し下降します。あるいは羽根を窄めて鳩舎めがけて弾丸のように飛び降ります。飼い主としてはその瞬間がたまらないのです。
遠方から一所懸命飛んできた鳩を見てあげるのは飼い主の役目です。途中、猛禽に遭遇したりで恐怖の中を飛び続け、やっとのことで帰還しても主人が留守であっては申し訳ないです。現在は自動入舎システムですから主人がいなくても帰還時刻は記録されます。この自動入舎システムは仕事で家にいられない場合に威力を発揮しますが、帰還時は見守ってやり、労を慰めたいものです。
一方、帰還の姿を見ることは今後のためにも肝心であります。帰還したらすぐ鳩舎内に入ることが計算上、飛翔時間の短縮に繋がり、分速を上げます。このため帰還時は入舎設備が理想に近いかどうかを研究するいい機会と思ってます。不備があれば改善です。左の写真、入舎中の鳩はFragrant Mountain鳩舎より導入のオルハンミラー系です。
レースにおいて、鳩の飛翔は風に流されたりすると放鳩地~鳩舎間の直線上から離れて分速は落ちます。直線上を飛翔したり、追い風に乗ったりすれば分速は上がります。
本能的に直線上を知ってる鳩が血統の良い鳩と言えるでしょう。後天的には飼い主は可能な限り山岳地の高所から訓練して、鳩が山を迂回せず「直線上を高度を維持して」飛べるようにしてやりたいものです。
レース鳩には申し訳ないけれど今の時期は寒いので、この部屋から野鳥観察のように帰還を見ます。
« ストレス解消!あなたはドラマー | トップページ | 夢のような翻訳機能付きブログです。 »
「レース鳩」カテゴリの記事
- 鳩を飼っていた「思い出」ぼろぼろ(2024.08.23)
- 私の鳩に会いに、一人で行った内モンゴル(2023.06.13)
- レース鳩と共に過ごした充実した人生(2023.05.10)
- レース鳩月刊誌・エリザベス女王の思い出(2022.09.09)
- 屋根オブジェ 時が経過し 平和へと(2022.01.22)
たくさん鳩がいるのですね
私も最近、レース鳩をもらって飼いはじめました
鳩って、可愛いですね
投稿: つどっ子 | 2008年1月27日 (日) 15時31分
つどっ子さま
コメント有難うございます。現在レース鳩を70羽くらい飼育してます。3月過ぎになると雛がたくさん誕生し、150羽くらいになります。つどっ子さんの鳩舎も春になり、雛が生まれたら少しずつ馴らして下さい。大空を飛ぶようになり、その後、鳩舎に戻ってきて楽しいです。
私はお酒が好きなのですが、倉敷までは行けません。お酒を飲みながらレース鳩の話は最高に楽しいものです。
投稿: カッキー | 2008年1月27日 (日) 19時59分
大所帯でいいですね(^・^)
うちは、二羽ですが仲良く大空へ
舞い上がる日を楽しみにしています
でも、たった二羽ですと よその鳩舎へ
迷って帰ってこないのでは・・・
と心配です
投稿: つどっ子 | 2008年1月28日 (月) 13時25分
つどっ子さま
2羽の鳩とは大人の♂♀でしょか。一般的には親鳩から産まれた雛を馴らすのが通常です。よそから導入した鳩は原則的に新しい鳩舎には馴れません。よそからの鳩は種鳩といって卵を生み雛を育てることが通常の飼い方です。卵は18日で孵ります。卵は2個産みます。2個目は2日後に産み落とします。
卵から孵ってから30日位して馴らし始め、50日位で大空を飛びます。そして生まれた「つどっ子鳩舎」に戻ってきます。そちらでレース鳩を飼育してる方に教わると確実に飼育できると思います。群馬のカッキーより
投稿: カッキー | 2008年1月28日 (月) 15時14分
カッキー様
まだ、大人ではありません
らしい・・
でも雛でもありません
色いろ、教えてくださりありがとうございます
始めて飼ってみて鳩大好きになりました
また教えてくださいね(^^♪
いつか卵を孵して
うちを終の棲家
と思ってくれる鳩ちゃんを作りたいものです
投稿: つどっ子 | 2008年1月28日 (月) 21時47分