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2008年2月22日 (金)

海外日本人学校へ派遣される先生へ

  群馬県から平成20年度、海外日本人学校へ派遣される先生方は11名です。任地はサンパウロ、上海、メルボルン、バンコク、スラバヤ、深川、カラチ、台北、ジェッダ、高雄、ヤンゴンです。

 現在では簡単に海外渡航できますが、教員として長期滞在する機会はそうはありません。この千載一遇のチャンスはきっと任地が「第二の故郷」になるでしょう。

 滞在の目的は日本人学校に於ける児童生徒の教育です。国内での経験を生かされ、日本から遠く離れ生活している子供たちに希望を与え、ぜひ「将来、世界で活躍できる日本人」を育成してほしいと思います。

 一方、個人としても精神的にゆったり過ごされることは大切でしょう。その方法はいろいろあると思われます。日曜日などは滞在する町を中心に見聞を広めたり、現地の方々と交流されて、例えば、民族楽器を習ったり、その国独自のスポーツに親しむなど、それぞれお考えの分野で交流されれば、滞在もより意義を持ち、3年間の日々はたちまち経過していくと思われます。

 また、英語はもちろん「現地の言葉を積極的に使って生活」されれば交流に幅ができると思います。「言葉は毎日自分で使って身につくもの」と思っています。数年前、私はインドの青年を10日間ほどホームステイとして受け入れました。その時、しばらく使ってなかったヒンディー語が私自身に蘇えったのです。若き日、生活で使っていたので脳裏に残っていたのでしょう。彼を勤務校に連れて行き生徒との交流の機会を作っことがあります。

 任地では特に気候や文化の違いが大きく、動植物の種類、天体の位置や動き、食事、貨幣、言語、風習、お祭りなど宗教行事、音楽など日本と異なり、文字通り別世界です。「現地の方々に積極的に溶け込んで」「何でも見てやる」「何でも体験してやる」をモットーにして生活されれば仕事にも生きるでしょう。

 1年目は気候、食事、衛生面から健康に留意され、学校での業務を一通り経験されれば、2年目からはいろいろ慣れてくると思います。私の場合「日本のことを忘れてくる現象」が起こりました。ぜひ、「国際理解教育の最先端にいる教員」としての誇りを胸に邁進してください。

 私は運良く学校卒業と同時にカルカッタ日本人学校に赴任したので、ずいぶん昔のことになりましたが、今でも1日としてインドでの生活を忘れたことはありません。

 赴任される国の国歌の楽譜を歌詞つき、訳つきでお贈りしますので、交流に役立てていただければ幸甚です。

  海外滞在中、現任校でお教えしてる児童生徒さんたちも成長します。帰国後、彼らと再会する時の成長ぶりも楽しみに、海外勤務を送ってください。新天地でのご活躍を祈念いたします。

 3月上旬には前橋市内で海外派遣教員壮行会があり、私も参加させていただきます。

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