永遠に変わらぬ想い
すでに3000回以上も食事は一人の私です。朝食や昼食をとるとき、夕刻、高崎駅前「どんどん」で一杯飲むときでさえ、どうしても寂しさがあり、お店のスタッフの方々に話しかけ孤独感を目先の笑いに紛らせてる自分があります。
今朝は近くのデニーズ矢中店で朝食をとりました。このレストランは今月24日で閉店となる予定で、私としても不便になるので困っています。経営不振とのことで存続できないようです。ここにも世界経済の波が押し寄せてるのでしょう。
今まで朝食でずいぶん助かりました。それにも増してスタッフの方々に親しくしていただいて感謝この上もありません。お陰でデニーズの朝食では孤独感を忘れている私がありました。
このように一人で食事をとっているとき「人の幸せとはいったい何だろう」と自然に考えるようになります。
幸せについてあれこれ考えても今の私にとって、孤独感からの開放こそがすべての窓口ということにあります。私の幸せとは私の脳が幸せと感じるかどうかです。いつの日にか、そのような心の状態になりたいです。
人によって幸せの価値観は異なっても、通奏低音のように万人に共通してることは、健康でありたいこと、経済が安定したいこと、仕事や勉強、趣味で成果が上がりたいこと、そして何より尊いことは「心から好きな人がいること」と考えるようになりました。
私の知る限り18~19世紀の大作曲家において、多くの名作が生まれた過程では「心から愛する人の存在が大きく」それが優れた創作に結びつき、恋人にこの曲を聴いてもらいたい、奏でてもらいたい、深い心情を音楽で表現したい。そして何より「溢れ出る恋人への気持ちを余すところなく伝えたい。」これが創作への大きな動機づけとなっているように感じてなりません。
例えば「月光の曲」を聴くと、ベートーベンの心境は湖に映る月の光にまったく関係なく、連続した3連符は「恋人への永遠に変わらぬ想いで満ち溢れているよう」に聴こえてなりません。
今の私の心は大作曲家のレベルには程遠くとも、ショパンの「遺作ノクターン」ハ短調に気持ちを託し、庭に大きな「しだれ桃」が咲く頃、聴いていただけるようになりたい。
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