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2008年3月

2008年3月31日 (月)

後期高齢者とは何たることば

 75歳以上の方々は人口の1割以上に達し、1300万人おられます。この方々は医療の面で明日から「後期高齢者」と呼ばれるようです。

 初めてこの言葉を耳にしたとき、高齢者に対し何と「配慮に欠けた表現」だろうと思いました。もっと血の通った言葉はないものかと、お役所的な冷たさを感じてしまいました。75歳は生きてればどなたにも必ずやってきます。本来は、ますます、人生の充実さ感じていただく年令です。

 「後期高齢者」という言葉からは人生の断崖絶壁という後がない窮地に追い詰められた印象です。

 75歳以上の方々は青春を犠牲にし、戦前・戦後の苦難の時代を生き抜いてこられたのです。物が不足していた時代の必死のご労苦が今日の日本を先進国にしたのです。いくら感謝しても感謝し過ぎることはありません。

 75歳以上の方々ご自身が「後期高齢者」と実感されるのは役所から届く「後期高齢者医療被保険者証」を手にしたときでしょう。こんな名称を見た瞬間、怒りがこみ上げてきた方は全国にたくさんいることでしょう。「後期高齢者」と言う言葉が「後がないよ」と感じざるを得ないのです。

 「人生とは、いくつになっても夢を持ち続けて」生きていくのですから、年令を重ねるのがますます楽しくなるような表現にするべきで、日本人が考えれば、いくらでも相応しい高貴な名称はあるでしょう。

 しかしながら、名称以上に困ったことはこの医療制度の内容のようです。年金からの天引きで保険料を払ったり、年金が少なくて滞納すると保険証を取り上げられるという差別にも繋がる危険性があるといわれます。

 国民なら誰でも関係してくることですから、しっかり内容を知り今後に備えたいものです。年をとればとる程、安心して暮らせる日本社会にしてもらいたいです。

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2008年3月29日 (土)

多めに摂りたいタマネギ、ニンニク

250  医学が進歩していても、【がん】は恐いものです。あらゆる智慧を総動員して予防に努めなくてはなりません。かかりつけの医師の話、テレビの健康番組、書物などから知識を得て、日々【予防】に心がけたいものです。

 これら専門家による【がん予防】について共通してることは大きく4つあるように思われます。

 その1は食べ過ぎないこと。

 その2は食事のバランス。

 その3はよく噛むこと。

 その4は運動すること。

 まず、その1について、これは気持ちの上で難しいことですが、腹7分目が望ましいと思われます。以前は腹8分目と言われましたが、現在は栄養価の高い食物が多いからです。腹部肥満はメタボリック・シンドロームにつながります。あと一杯食べたいところでやめることでしょう。食べ過ぎてるときはあまり咀嚼してないと思います。

 その2について、男女共通して罹りやすいのは胃がん、大腸がんです。これに関しては食事内容が関係してくると考えられます。何でもバランス良く食べることであっても、比較的多く摂取したいものと、出来るだけ控えたいものがあると考えます。

 比較的多く摂取したいものは【植物繊維やカルシュームを多く含む食物】でしょう。植物繊維を多く含む食物は大腸内壁の粘膜を刺激し、規則的な便通に繋がると考えられます。

 ところが、カルシュームは最も大切であっても、これには【大きな落とし穴】があると思ってます。それは乳製品が骨の生育や内臓に良くても、意外なことに、歯を悪くすると考えられます。ですから、乳製品を摂った後は歯に付いたまま放置しておかない習慣が肝心でしょう。

 塩分の摂り過ぎは胃がんや血圧上昇からも良くないですし、喫煙は今や論外になってます。

 匂いが嫌われるニンニクは【がん予防】に最も効果があると言われ、私は国産で梅の香りをまぶしてあるものをほとんど毎日食べてます。自分では分かりませんが、匂いは少ないようです。この点は一人暮らしの特権でしょう。この他、タマネギも刺激が強いのでいいと思います。概して野菜はいいと考えられますが、果物は摂り過ぎに注意でしょう。これも身体にいいと多く食べがちですが、意外と間違いやすいことです。糖分があるからです。

【タイトルのタマネギ、ニンニクを多めに摂るとは、一度にたくさんということでなく、日常の食材として忘れないで摂取しましょう。】ということです。「過ぎたるは及ばざるがごとし」は食材にも言えます。

 肉類も時々は必要ですが、摂り過ぎは特に大腸に良くないようです。ハム、ベーコンと共に食物の欧米化といわれる典型的な食品だからです。

 その3については、【歯ごたえのある柔らかくない食事】がいいと思ってます。よく何回噛むといいと耳にしますが、私の考えでは回数でなく、すべて噛み終えて口の中に食べ物が自然となくなるまでです。噛むことにより唾液の分泌が盛んとなり【がん予防】にもよいと考えられます。

 食事で大切なことは急がずにゆっくり楽しく頂くことと思っています。一般的に良く噛む人ほど元気のようです。なお、歯は痛くなってからでなく、定期的に歯科医に診てもらうべきで、それにより歯の疾患が進まないでしょう。

 女性の場合、この他に乳がんと子宮がんが関係してきます。素人の私ですが、なるべく長い期間、母乳で赤ちゃんを育てることは【乳がん予防】にいいと思われてなりません。意外にも、赤ちゃんが母のガンを防いでくれてる可能性は大です。

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2008年3月27日 (木)

フェアレディーZに心が動く

  現在、放鳩用のアクティーバンに乗っているだけの私は車に関して日常生活で困ることはありません。しかも、税金は1日に換算して11円と安いです。近未来に乗用車を購入してもこの車は所有しているつもりです。四駆で山へ行っても安心、小回りが利き、たくさん荷物が積載でき便利だからです。

 しかし、私は今まで国内をあまり旅行してないので、これから先のことを考えるとき、気に入った乗用車を手に入れ、遠出したいと思うようになりました。25年間も117クーペに乗っていたからでしょうか、どうしても型にこだわり、スポーティーな車に心を奪われてしまいます。まだ気が若いのでしょうか。

 家族がいない私はツーシーターで充分で、安定して高速が走れたり、長距離を走ってもへこたれないエンジンがいいと思ってます。話題のGT-Rやケイマン、レクサスも視野に入れ展示場めぐりは趣味のようになり、機会あるごとに見学してました。

 そこで最近、どうしたことか写真のフェアレディーZに目を奪われるようになってきたのです。確か、2~3年前に発表になった新型車です。運転席に座ると私にはよくフィットします。海外ではZ-carズィーカーと呼ばれるこの車は体格の大きい外国人にも窮屈ではないのでしょう。そのため背の高い私には運転席で動きやすさを感じます。

 バージョンはクーペとロードスターに分かれますが、クーペVersion STに惹かれます。ツインカム3500㏄のエンジンから出るパワーと流体力学から生まれたスタイリングには地を這う怪獣のような精悍さが漂います。

 もし、この車を手に入れても助手席に座る文字通りフェアレディーは出現するでしょうか。

 尚、新型フェアレディーZの製品開発部・空気流性能グループに女性スタッフが加わってることが、この車のスタイリングをいっそう魅力的なものにしてるのでしょう。

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2008年3月25日 (火)

津軽海峡を飛び越えるレース鳩たち

Dscf0624  レース鳩の飼い主である私は恥ずかしながら未だ北海道へ渡ったことがありません。今の家庭状況を克服できたら、必ず広大な大地を訪れてみたいです。行きは日本海側のフェリーか太平洋側のフェリーで行き、北の大平原を走行し、鳩友で道東にお住まいの北海丸さんにもお会いしたいです。

 車はケイマンあるいはAudi TT Quattroを望んでいます。しかし、助手席に座ってくれる人が確定してないのが悩みの種です。

 前置きはさておき、本州で500キロまで翔破した8羽のレース鳩たちの体調はまあまあのようです。4月上旬には大型トラックのコンテナに乗って北海道へ渡り、帰りは北吉原から群馬までの700Kレースに参加し、自分の羽根で津軽海峡を飛び越えて帰還します。

 このうち2羽はすでに北吉原と羽幌900Kを経験している成鳩です。1羽は群馬・たぶん弟さんの系統、もう1羽は茨城・高塚さんの系統です。

 ところで、残りの6羽はすべて昨年の春5月から7月にかけて誕生した若い鳩です。主翼が4枚ほど昨年のままで換羽してない鳩もいます。3羽は高塚鳩舎のミラクルクイーンを始めとするグランドの系統で羽色はすべて灰の小型のメス。

 あとの3羽は岐阜の香山鳩舎の系統で、「オルハンミラー×名前のない鳩さん所有フォルケンス」、「ファンデルスミッセン×ワンダーセレクト」、そして「ファンローン×セレクトエース」です。羽色は灰胡麻刺しオス・メスと灰のメス。果たして偉大な祖先の血は蘇えるでしょうか。

 すでに津軽海峡横断を2度も経験し900Kを飛んだ成鳩の2羽は帰還する可能性が高いですが、まだ誕生日を迎えてない6羽の若い鳩は、見たこともない大海原を果たして勇敢に飛び越えて、その後、群馬まで飛び続けられるでしょうか。先祖はフランス南部からオランダまでヨーロッパ大平原を飛翔し卓越した成績を収めています。

 レース鳩はBlood sportといわれ血統を子孫に伝えられるかが飼い主の配合の腕にかかっています。私も試行錯誤で配合を研究し訓練してますが、もう、そろそろ開花し、高塚さんや香山さんに恩返しをしたいものです。

 鳩たちは朝、北吉原から放され、優秀な鳩はその日の夕方到着予定です。私は夕方、家にいて勇ましく帰還する雄姿を目に焼き付けたい。

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2008年3月23日 (日)

近所との交流を広げるいい季節

 白木蓮が咲く時期は別れの季節といいます。私が行なっていた隣保班の班長も退任の時期となり、寂しい中にもホッとしています。班長として特に新しいことをしたわけでなく、町内会費を集金したり、19軒の各家庭向けに月2回配布される市の広報を配ったり、回覧板を回したくらいです。

 隣保班内にご不幸が起これば各家庭に連絡をしなくてはなりませんが、幸いにも任期中にはありませんでした。次回に班長するのは19年後ですから、何才になるでしょう。後、2回はしたいと思います。

 近年、家庭内においてもそれぞれが個室を持つようになったりして、家族であってもお互いに何をしてるか分からなくなる傾向があります。家族は常に何してるか分かる間取の方が楽しいですね。

 世の中全体でも少子高齢化に伴ない核家族化が進んでいます。それに伴ない人と人の心の交流が希薄になりつつある傾向は否めないと思います。

 ましてや、ご近所にはどのような方々がいるのか知らない状況が起こったりして、昔に比べ寂しい限りです。1年に一度、側溝の掃除があっても、以前のように「どぶさらい」するほどの汚れが少なくて、近所との交流の機会は益々なくなりました。

 このことは20年程前から感じていました。近くに住んでいながら話もしたことがないどころか、挨拶も少ないのでは人として情けないものです。

 昭和の最後に、両親が他界したとき近所の方々が我が家に集まっていろいろ手伝ってくれました。一週間後、お世話になったので改めて近所の方々をご招待したことがあります。このとき、多くの方が私の両親の生前の話をしてくださり、盛り上がってすごい温かさを感じました。

 私の決意はこのとき起こりました。そうだ、この集まりをこれからは不幸の時だけでなく、チャンスあるたびに行なえば天国の両親も喜んでくれるのではないかと思ったのです。私の家には「しだれ桃」を始めとして「シャクナゲ」などたくさん咲くので、花見を行なえば近所の方々との交流は深まるのではないかと直感したのです。

 そして、平成元年に始まった「花見の会」は今でも続いてます。会費は徴収せず、アメリカ式パーティーBYOB=Bring your own booze.で続けています。つまり、飲み物やおつまみなどは各家庭持参で集まるのです。一人暮らしをしてる私にとっては別世界のように賑やかになり、それにもまして奥様方自慢の料理に、私には忘れかけていた昔の8人家族時代の充実さや楽しさが蘇えりました。

 今年は4月20日にしだれ桃の花見を行い、近所の皆さん方と一杯やる予定です。

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2008年3月21日 (金)

海外に依存してる日本の食料

 写真の美しい花とは裏腹に、今日のテーマは食料確保の大切さについて考えてみます。

 約1億2千700万人いる日本人に必要な食料の60パーセント以上を外国から輸入している現実を考えると、輸入調達ルートの確保こそは私たち日本人の生命維持に欠くべからざる重要なことでしょう。

 子々孫々のためには食料自給率を増やす農業改革を進めていかなくては、取り返しのつかない食料不足の時代が来る可能性があり、同時に益々、善隣関係確立ほど大切なことはないでしょう。

 外国からの穀物価格の上昇は近年うなぎのぼりであることが、毎月、レース鳩の餌を購入してるとよく分かります。それは近年バイオ燃料にトウモロコシが使われ始めたり、温暖化の影響でしょうか、特に南半球の国々が干ばつや天候不順に見舞われ、今後も益々値上げの方向が強いと思われます。レース鳩を飼育するにも特にトウモロコシの価格高騰で羽数は増やせなくなりました。

 最近、食品に於いて中国産を敬遠する傾向があっても、早めに両国は信頼を回復し、わが国にとって何よりも貴重な輸入ルート確保を閉ざしてはなりません。何が何でも食料の輸入ルート確保を維持していかなくてはならないのです。

 昨年は国内でも食品の偽装が頻発し、安全安心が崩れかけました。これからの時代において、私たち国民一人ひとりや企業でも、改善できることはあるように思います。

 現在、世界の飢餓人口は数億とも言われることを常に忘れず、私たちは結婚式をはじめとして宴会などで、結果的に大量の食べ残しを目にすることがあります。企業も個人も過剰な料理のもてなしは慎むべき時代にしなくてはなりません。

 多少の食料自給率を増やしても国民全体の食料安定供給はできないので、メタボリックシンドロームの原因でもある飽食を慎み、食生活を改善したり、特に外国との永久的友好関係の維持こそは子々孫々の生命線であると思います。

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2008年3月19日 (水)

心和む花の季節が到来!

 愛犬「コロ」は裏庭に放し飼いにしてあり首輪も外してあるので自由を謳歌してます。3歳の今は最も機敏性に優れているように感じます。家族がいない私は毎日レース鳩たちや「コロ」といっしょですが、写真のように手までは家の中に入れていいことになってます。それ以外が入るとNo. good!です。

 私は食事も「コロ」の近くのところで摂りますが、ほとんどドッグフードだけで育てています。時たま肉片を少々プレゼントすると次をねだります。

 ところで、この次のレースで北海道北吉原へ行くレース鳩たちや柴犬コロに囲まれてる私ですが、この他にピアノの練習があります。こちらは私の心身に鞭を打たなければ、人様にお聴かせできないので楽しみの前に努力が要ります。苦労→克服→歓喜の一連の過程もいいものです。

 しかし、本日のテーマである花たちは毎年今の季節になると人間の意志に関係なく、心和む開花をプレゼントしてくれます。これは太陽の動きによる日照時間に歩調を合わせているのです。

 明日は春分の日。日本時間20日午後2時48分から地球は太陽の周り を改めて楕円軌道で回り始めます。すでに40億回以上も回っていると推定され、地球は人間には想像のつかない長い時間と広い空間の中で常に動き続けているのでしょう。地軸が約23度半傾いていることが理由で春が訪れるということも神秘的なことと思えてなりません。

 写真は鳩舎の近くにある白蓮です。これが咲き始めると職場では人事異動が始まり同僚との別れの季節になるのです。そのためと思いたくなるほど悲しい装いをしてるように感じてなりません。それは蕾から開花に向かう今、太陽とは逆の方向である北に向いてるのです。この現象も誠に不思議なことではありませんか。新天地で活躍を願いながらも悲しい表情が漂ってます。

 左の梅の花は「想いのまま」です。上の方は濃いピンクで中央部分は薄くなり、下方はほとんど白い花になってます。

 人生に於いては、ままならぬことばかりですが、一度でいいから「想いのまま」のような心境になってみたい。誠心誠意、心を伝え、庭だけでなく、人生という庭にも開花がほしい。 

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2008年3月17日 (月)

宇宙船のような大展望風呂

P1030570  佐久発電所見学の後、第二の目的地である日帰り温泉「スカイテルメ渋川」に行きました。ご覧のように大空から飛んで来たような形を成し、まるで巨大な宇宙船。地上15メートルからの眺望は抜群で、身も心もリフレッシュできるパノラマ温泉です。エレベーターで昇ります。

 写真の尖った部分が露天風呂で全身の日光浴もできます。今回は快晴に恵まれ、四方を囲む上州の峰々を見渡しながら湯船に浸かりました。気分は文字通りcloud sevenからcloud nineへ。

 男湯には女性的な榛名山が迫り、一方、入ったことはありませんが、女湯からは男性的な赤城山の雄姿が手にとるように見える筈で、設計者は客の心の奥底まで読んでます。このため、お湯はもちろん素晴らしい眺めが満喫できます。

 大浴場はガラス張りで、夜景もこの温泉の自慢です。実は、3年程前、来たとき雪が降ってましたので、私は「いい大人なのに」露天風呂に沈んでは裸のまま雪の降る中に出て、冷たさを満喫し、「寒い寒い」といいながら我慢できなくなると浴槽にザブン、温まると、また雪の中ではしゃぐという楽しみ方をして童心に帰りました。

 こんな高所のお風呂であっても、大浴場も周囲はすべてガラス張りですから、外界から覗かれる心配が無きにしもあらずです。しかし、ガラスの下方1メートルはブラインドがあるので、飛び跳ねたりしなければ覗かれる心配はないでしょう。ブラインドがあっても大浴場から周囲の景色を思う存分楽しめます。

 ここは「日本の臍」と称される渋川市にあります。関越自動車道渋川インター下車3分で、アクセスは便利です。

 1階には温水プールが併設されリフレッシュでき、この他レストラン、カフェテラス、カラオケルームも設備され、健康づくりと交流の場となっています。春夏秋冬、群馬の景色を眺めながらの入浴は心まで温まり、お薦めスポットです。

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2008年3月15日 (土)

偉大な人ほど奥様を大切にする

Dscf0197_3  本日は群馬県も殊のほか好天に恵まれ、選手鳩たちは16日に行なわれる金田一からの500Kレースのため青森県に行っており、私自身、レース鳩の管理が楽になり山に行きたくなりました。

 目的地は桜とサージタンクで有名な佐久発電所です。ご覧のように巨大な円筒の中には水が最上までいっぱい入っており、地上81メートルから落下する水力を使っての発電です。実際にはこの遥か下の利根川縁に発電機があるので約121メートルの落差を使っての合理的な発電です。

 ここは赤城山の山麓に位置し、山の傾斜を使ってここまで約1.3キロの高台にある調整池から、これまた巨大なパイプにより水を引き、調整池の水面の高さとサージタンクの最上が同じ高さになってます。これにより緊急時には水を止められるといわれます。

 地震、雷などの理由で発電機が急に止まった場合、調整池からの水が放出したままにならぬようになったり、水圧鉄管の厚さを薄くできるなどの経済効果があるといわれます。

 各地で不安が広がってる原発事故の放射能漏れや、炭酸ガスの排出もなく、この点、周囲に不安を与えることなく設計されてます。

 その上、景観はご覧のように見事です。しかも、ここは群馬でも指折りの桜の名所。4月がお薦めです。関越自動車道渋川インター下車で東に高いサージタンクが見えます。

 調整池は水鳥も多く美しい景観をなしてます。実はこの調整池へは利根川上流からの水を引き込んでます。山岳が多い群馬の地形の傾斜をうまく利用し、エネルギーを使わず、水は低きに流れる性質を利用し、実に合理的であることが分かります。

 この佐久発電所はセメント創業で著名な故・浅野総一郎氏により昭和3年に建設されました。そして近年、21世紀を迎えるに相応しい姿に再建築されたのです。

  なお、佐久発電所の名の由来は、浅野氏の苦難な時代に励ましてくれた妻「作さん」を偲んで、奥様の雅号である「佐久」と命名したと伝えられます。奥様は発電所の完成を見ないで世を去ったといわれます。完成を見ることができれば、夫の成功をどれほどか喜ばれたことでしょう。

 現在のサージタンクはその基礎の上に建ち、「夫婦の絆くらい大きなものはない」と実感して佐久発電所を後にしました。

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2008年3月13日 (木)

魅力は尽きないレース鳩飼育

407283_124974877625587_100003392251 【ボルドー816キロ6133羽中総合優勝ボルドーマーチン号】直仔 

 私が鳩の飼育を始めたのは10才頃です。やがて、人生の大半をレース鳩と共に過ごすことになるとは小学生の私には想像できなかったことでしょう。

 「なぜ、人生の大半を、鳩と共に過ごしたか」それには思いつくことがあります。

 その大元は私が5~6歳のとき、姉が時々紙芝居をしてくれました。その一つが「お釈迦様と鳩」という題名の物語だったのです。子供というものは好きな絵本を何度でも読んでもらいたがるように、そのうちに私も内容を知り尽くし、文字が読めなくても台詞をすべて覚えてしまったようで、「お釈迦様と鳩」の紙芝居を宝のようにしていたのです。

 あらすじは確か、インドの森の中で父鳩と母鳩に大切にされ育った白い子鳩が、ある日、やっとひとり立ちできて森の中を楽しく飛んでいた時、弓矢を持った少年に打ち落とされ傷ついてしまったのです。

 少年は自分が獲った鳩を自慢そうにしていましたが、そこへお釈迦様が現われ、「この小鳩はどれほど両親のところへ帰りたがっているかしれない」と、抵抗する少年を説得し、傷ついた羽を治療してやり、数日して、ついに子鳩は飛べるようになったのです。そして父鳩・母鳩の待つ森の巣に帰れて、親子水入らずになるというパーピーエンドの物語だったように思います。私も子供心に安堵したのでしょう。

 お釈迦様の「優しさ」や「外界の恐ろしさ」、そして何より「子鳩が元の巣に戻った」という不思議さを幼い私は神秘に思ったのでしょう。この紙芝居が「三つ子の魂百まで」になり、お陰ですでに50年も鳩を飼育してるのですから、幼児期教育は人生に影響があるものですね。

 また、この紙芝居が発端となってインドに憧れ、初めての就職が「カルカッタ日本人学校」になったのかもしれません。そして釈迦が仏教の悟りを開いた「ブダガヤ大聖堂」訪問に繋がったと思います。

 インドから帰国して本格的なレース鳩飼育に発展しました。第1回稚内グランドナショナルレース優勝者・市川守一氏の「ハヤブサクイーン号」の祖母作出者・金子伊勢次氏からハイツマンシオン系導入により、私のレース鳩飼育はどちらが本職か分からないまでになりました。

 いまだに熱が冷めないのは、群馬県内の強豪「はとさん」、「アルカディアさん」、「ピジョンクレージーさん」という、鳩とお酒に滅法強い「上州四天王」を始めとして、埼玉県「名前のない鳩さん」、長野県「浅間山さん」、埼玉県「ミストラルさん」、群馬県「大masaさん」、東京都「甲斐源氏さん」、千葉県「ムニエルさん」、長野県「常念の麓さん」、群馬県「たぶん弟」さん、群馬県「柳川さん」など素晴らしい方々、そしてインターネットを通じて知りえた千葉県「Jan Aarden愛好家さん」、九州福岡県「皇龍葵号さん」、北海道「デカ橋さん」たちのお陰です。

 特に遠方である「皇龍葵号さん」及び「デカ橋さん」には今後いつの日かアウディーTTクワトロ黄色でお邪魔する計画でいます。

 また、女性愛鳩家「マゴコさん」「やまさん」「ちぇろさん」「つどっ子さん」「順子さん」など全国のレディース鳩仲間たちの温かな精神的援助があったからこそと思っています。

 中でも当舎における血統の中核は茨城県の高塚さん、及び岐阜県の香山さんの系統で、どれほど感謝してもしきれません。

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2008年3月11日 (火)

驚き!親子で海外日本人学校教員

P1020300  先日、前橋市で海外日本人学校派遣教員の壮行会が開かれ、私はOBとして参加しました。海外へ赴任される先生方は今年の4月から3年間、遠く祖国を離れ生活している日本人子弟の教育に携わります。

 気候や文化の異なる国に於いて特に健康には留意され、ぜひ、初志の目的を貫かれ、見聞も広めて充実した海外生活を送られますよう祈念しています。

 今回、壮行会に参加し私は本当に驚いたのです。それは私が学校卒業するや否や赴任したカルカッタ日本人学校の時、いっしょに赴任したT先生の娘さんが今回、派遣教員として出席されていたのです。

 2年程前にT先生宅にお邪魔したとき彼女に会ってますが、壮行会の始めのうちはちょっと気がつきませんでした。それでも見たことのあるお顔の方と感じてましたが、まさかT先生の娘さんとは全く気づかないでいました。

 その後、懇親会になって彼女の方から私のところへ自己紹介に来てくださり、本当にびっくりしました。お父さんはインド・カルカッタでしたが、娘さんはインドネシア・スラバヤに赴任されることになり、父親ゆずりの明朗バイタリティーに富んた印象です。3年間無事に任務を全うされると確信しました。

 世の中にはいろんな職業があり、親子で同じ職業はたくさん例を見ます。教員もそのような傾向がありますが、T先生父娘のように海外派遣教員となり、しかも同じ暑い国で現地にいる日本人の子供ために教員として任に就くことはそうはないでしょう。

 これらはきっと小さな時から、お父様の職業に憧れ、今まで努力され希望が叶ったのではないでしょうか。

 壮行会で、私は彼女にインドネシア国歌の楽譜【歌詞・訳つき】をプレゼントしました。国際理解教育の最先端にいる教員として新天地で大いに羽ばたいてください。

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2008年3月 9日 (日)

満開の梅に来るメジロから教わる

 7本の梅のうち4本が満開になりました。本日は音楽喫茶「蔵人」から女性のお客さん二人が見学に来られました。紅梅、白梅、しだれ、「想いのまま」など種類が異なっも、それぞれに味わいがあります。左は1本の枝から白とピンクが咲く「想いのまま」で、なぜこのように咲くか不思議です。

 前の道を通る方々も立ち止まってご覧になったり、香りを味わって行かれます。香りはどれも共通のように感じますが、白がいく分強いようです。

  花梅について素人の私ですが、見よう見まねできれいに咲かせるコツを研究してます。試行錯誤しては実験し翌年の開花を確認すると少しは分かります。良い花は花びらをいっぱいに広げ誇らしげに見せてます。やはり、人間が何も世話しないでいると梅は応えてくれないのでしょう。

 これは内緒です。「きれいな花は新しいしっかりした枝に咲き」色彩が鮮 明です。これがポイントとすれば、いかに剪定し、翌年のためにいい枝を生み出すかではないでしょうか。私が考える剪定の時期は花が終わって葉の芽がかなり出始めたときがチャンスと思ってます。

 ところで、梅に鶯といいますが、実際にはメジロが多く来ます。これには大きな理由があるのです。それは花びらの中に嘴を入れ、おいしそうに蜜を吸ってます。不思議なことに1羽では来ません。必ずカップルで来るのです。独り者の私はメジロを見て羨ましくなっても仕方がありませんが、どこへ行くにもカップルで行動するメジロは人間以上の絆があるようです。

 自然界の鳥でさえこのように夫婦が支えあい家族を作っていることに感動です。普段たくさんのレース鳩を観察していても、法律がないのに一夫一婦制で、メスが卵を抱いてると巣の入り口で一晩中、見張りをしてるオスの姿は感動ものです。

  鳥からは帰巣性など学ぶことはいろいろあっても、つがいの絆が最も神秘で素晴らく思います。

 将来、運命の人に出会えたらメジロやレース鳩の教えのように、誠心誠意大切にしたいと思う。

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2008年3月 7日 (金)

私は変わります。

 音楽喫茶「蔵人」へは週に2度ほどの割りで行ってます。マスターとママが温かくもてなして下さるためか、一人寂しい生活を送ってる私はつい足が向いてしまいます。家にいたのでは話す機会がないので、紅茶をいただきながらショパンを聴いたりし、つい四方山話をしてしまいます。

 本日はどうしたことか、マスターとママは相談したかように「私の外見を変えよう」といろいろ提案してきました。新しいカッキーにしようと、お二人の中にはすでに構想が浮かんでいるかのごとくです。どうしたことでしょう。

 それもその筈、マスターの前職は美容師です。人を見ると「どのようしたらこの人はいっそう輝くだろう」と自然に考えが浮かぶといいます。私は今、練習している「遺作ハ短調」を聴きながらいい気分に浸っていましたが、私に耳慣れない言葉がいろいろ発せられ始めました。

 まず、スニーカーを履きなさい。ジーパンを穿きなさい。ベルトをしなさい。ジャケットを着なさい。スカーフをしなさい。髪型を変え、最後はネックレスをつけ、大きく変身しなさいとのこと。これではまるで仮装行列ではないかとかなりの抵抗を感じました。でも、もしかして今までにない自分になれるかと気持ちは左右に揺れました。

 マスタ曰く「10日に一緒に買い物に付き合いカッキーに似合うものを見つけてやる」とのこと。その後、お手の物である髪型を直して徹底的にイメージチェンジするといわれました。果たして、私の心はついていけるでしょうか。

 これを想像しただけで今までにない私が頭に浮かびますが、こんな格好で私の倉賀野町を歩けるだろうか。私は期待より不安のほうが数倍上に感じてしまいました。でも、それをしないと「今のまま、ずっと女性にもてないで、何時になってもいい出会いのチャンスはないよ」とまで言われました。

 「今のままでも充分いいと内心思っていた私は」かなりのショックを受けました。

 女性というものは「結構、男性の外見を良く観察してるものだよ」とまで言われました。このことは分かってはいたのですが、なかなか私一人では私を変えられないものです。折角お二人が一生懸命説得されるので、ついその気になってしまったのです。さあ、大変。

 果たして来週は今までにない私になるのでしょうか。不安でたまりません。でも、資格をお持ちで長いこと美容を職業としてきたプロの仰るようにしてみます。近所の人にカッキーはいよいよどうかしたと笑われないでしょうか。

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2008年3月 5日 (水)

海外日本人学校からのアクセスを願う

 もうすぐ海外日本人学校へ派遣される教員の壮行会が開かれます。平成20年度、群馬県からは11名の先生方が世界へ羽ばたきます。

 拙い私の経験では日本人学校で勉強した児童生徒たちは将来、大人になって海外で職に就く可能性は高いと感じてます。子供のときに海外生活に馴染んでしまうと、外国での生活が特別なこでなくなり抵抗なく溶け込めるのでしょう。

 例えば、私が生涯訪れるかどうか分からないエジプトに暮らすカイロ日本人学校の子供たちには、年中行事の一つとして「ピラミッドを周遊するマラソン大会」があるそうです。学校行事として実に壮大で夢のある体験です。きっと生涯忘れぬ心の財産となるでしょう。

 このように世界的に著名な所を自分たちの庭のようにして生活してると、きっと精神も大きくなり、成人して海外で活躍したいと思うようになる児童生徒は多いかもしれません。

 私が勤務したカルカッタ日本人学校では市内にある広大な植物園に写生旅行に行ったことが思い出されます。熱帯に多い蔓の絡み合うガジュマルや枝から蔓るが降りて地上に接するとそこから養分を吸い上げる周囲およそ200メートルほどの巨大なバイヤンツリー、5月の真夏に咲いてる真っ赤な火炎樹などは日本で見ることがなかったので強烈な印象でした。また、ヴィクトリア王朝時代の記念館であるすべて大理石のヴィクトリアメモリアルなども訪れました。左の写真は私が初めて描いた油絵のヴィクトリアメモリアルです。

 今回の壮行会は群馬県国際理解教育研究会創立30周年の祝賀会も兼ねるので、会員の親睦を図る集いになるでしょう。歴代の会長さんを始め、旧知の先生方にお会いできるのも楽しみでワクワクしてます。

 私は約20年ほど前から、派遣される先生方へ任国の国歌の楽譜を手渡していますので、今回もプレゼントすることになってます。本日、11人の先生方の国歌の用意ができました。現地で友好に使ってほしいと思います。

 派遣される先生には拙い私のブログに海外からアクセス頂いても大丈夫のように、これからもしっかり頑張り、こちらの様子をお伝えしたいと思います。

【下の写真は昨年度のパンフレットです。】

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2008年3月 3日 (月)

梅香る季節 Persimmon Marsh grove.

  今日はひな祭り。現在の太陽暦では「桃の節句」というより「梅香る節句」と言った方がぴったりする季節です。左の写真をクリックし拡大すると梅の香りが出てきそうです。

 特に「しだれ梅」や1本の梅に紅白で咲く「思いのまま」は日々忘れがちな優しさまで教えてくれているようです。

 梅の好きな父母の影響を受けたのか、あるいは子供の頃の梅の香りが忘れられないのか、近年、7本の花梅を植林し、それぞれは樹木として貫禄を持ち始めています。

 昔も白梅がありましたが、私の中に潜んでいた両親からの遺伝子が開花したのでしょうか、花梅や花桃、シャクナゲに魅力を感じ始め、休日になると「前橋農協の花木センター」や「埼玉県花園花木流通センター」に通い始め、開花している花びらや色彩、枝振りなどを確認して手に入れる技を覚えました。

 蕾のまま手に入れると、どんな色の花が咲くか、楽しみがあっても、結果としては半々で、喜んだり、がっかりもするものです。ですから蕾で買うことは、くじを引くようなものと思いついたのです。自分の目で開花を確かめて購入することは大切なことでしょう。これは何事にも共通することと思っています。

 3月3日現在、群馬県高崎市の私の家では7分咲きです。これから2週間ほどは花梅を楽しめると共に、梅独特の甘い香りが漂います。

 日々、私たちは五感の一つである大切な嗅覚については、多少、無頓着になる傾向があるかもしれません。外を歩けば花粉が飛ぶことを気にする余り鼻を塞ぎがちです。私たちには、いい香りを味わえる器官が備わってるのですから今の季節、梅の甘い香りを心から堪能してはいかがでしょう。

  もしかして、教育で最も遅れているものは嗅覚の陶冶かもしれません。例えば、賞味期限の期日を見て判断してばかりしていると、視覚は進んでも嗅覚は衰える一方と感じてなりません。

 お近くの方はぜひ私の庭にいらして色とりどりの花梅をご覧下さい。お茶を庭に用意してあります。よければピアノも聴いていただけます。

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2008年3月 1日 (土)

井戸を潰してはいけないという母の教え

 群馬県館林市では行政をあげて市内にある個人の井戸の所在地確認に力を入れてます。水質検査をし飲料水として認定されると市に登録され、大地震など緊急時に水道の変わりに市民の飲料水として使われることになります。「備えあれば憂いなし」です。

 同市では2007年中越沖地震で被災直後に職員を派遣し、その際、災害直後は水の確保が最優先課題という教訓を得て、対策を検討してきたそうです。

 このニュースを知ったとき行政として見事と感心しました。平時であっても、私たちは1日として水を使わないで過ごせる日はありません。中でもキッチンでの使用、及びトイレの水は欠くべからざるものです。

 日々、蛇口を捻れば当たり前のように水が勢いよく出ます。コインを入れれば自動販売機で喉が潤せます。しかし、世界では水不足で困っている人々はたくさんいるといわれます。

 南の島の王様が来日したとき、名所旧跡を見学し、飛行機や新幹線にも乗り、おいしい日本料理も召し上がって滞在日程を終え、いよいよ帰国の途につくとき、「日本滞在中、最も印象に残ったことは何ですか」との質問に、彼の答えは何と「水道の蛇口」と答えたという話を聞いたことがあります。

 捻れば水が出る水道の蛇口が夢のようだったのでしょう。新幹線とでも答えるかと思われたのですが、日々、飲料水の確保がどれほど困難なことであるかが分かります。彼の答えに「水は命の源である」ということを改めて認識させられます。

 私たちは蛇口を捻れば水が出ることを当たり前のように生活してます。しかし、万が一、大災害によってダムや水道施設の機能が長期にわたり停止したり、破戒されたりすることは考えられなくはありません。

 このような時、市民を賄う水は不足するどころか無くなることも考えられます。このようなときこそ先祖の智慧で掘った井戸こそは宝の水となるでしょう。雨水は貯めておけばいざというとき防災に役立ちます。

 私の家には両親の時代に掘った井戸があり、代が変わって私の時代になっても毎日潤いを与えてくれます。最も有難いことは庭の植物に溢れるほど与えられますし、レース鳩の水浴に威力を発揮します。レース鳩には飲み水としても与え、ミネラルが豊富でいいと考えてます。市の水道が引かれるまで私たち家族は飲んでいました。

 井戸の素晴らしさは使えば使うほど新鮮な水が生まれ出てくることです。しかも、不思議なことに冬温かく、夏冷たく感じるのです。生前の母の「井戸を決して潰すのではないよ」の声が今でも耳に残ってます。

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