津軽海峡を飛び越えるレース鳩たち
レース鳩の飼い主である私は恥ずかしながら未だ北海道へ渡ったことがありません。今の家庭状況を克服できたら、必ず広大な大地を訪れてみたいです。行きは日本海側のフェリーか太平洋側のフェリーで行き、北の大平原を走行し、鳩友で道東にお住まいの北海丸さんにもお会いしたいです。
車はケイマンあるいはAudi TT Quattroを望んでいます。しかし、助手席に座ってくれる人が確定してないのが悩みの種です。
前置きはさておき、本州で500キロまで翔破した8羽のレース鳩たちの体調はまあまあのようです。4月上旬には大型トラックのコンテナに乗って北海道へ渡り、帰りは北吉原から群馬までの700Kレースに参加し、自分の羽根で津軽海峡を飛び越えて帰還します。
このうち2羽はすでに北吉原と羽幌900Kを経験している成鳩です。1羽は群馬・たぶん弟さんの系統、もう1羽は茨城・高塚さんの系統です。
ところで、残りの6羽はすべて昨年の春5月から7月にかけて誕生した若い鳩です。主翼が4枚ほど昨年のままで換羽してない鳩もいます。3羽は高塚鳩舎のミラクルクイーンを始めとするグランドの系統で羽色はすべて灰の小型のメス。
あとの3羽は岐阜の香山鳩舎の系統で、「オルハンミラー×名前のない鳩さん所有フォルケンス」、「ファンデルスミッセン×ワンダーセレクト」、そして「ファンローン×セレクトエース」です。羽色は灰胡麻刺しオス・メスと灰のメス。果たして偉大な祖先の血は蘇えるでしょうか。
すでに津軽海峡横断を2度も経験し900Kを飛んだ成鳩の2羽は帰還する可能性が高いですが、まだ誕生日を迎えてない6羽の若い鳩は、見たこともない大海原を果たして勇敢に飛び越えて、その後、群馬まで飛び続けられるでしょうか。先祖はフランス南部からオランダまでヨーロッパ大平原を飛翔し卓越した成績を収めています。
レース鳩はBlood sportといわれ血統を子孫に伝えられるかが飼い主の配合の腕にかかっています。私も試行錯誤で配合を研究し訓練してますが、もう、そろそろ開花し、高塚さんや香山さんに恩返しをしたいものです。
鳩たちは朝、北吉原から放され、優秀な鳩はその日の夕方到着予定です。私は夕方、家にいて勇ましく帰還する雄姿を目に焼き付けたい。
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