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2008年4月24日 (木)

芝桜の巨大な絨毯を散策

 群馬県榛名山麓に広がる「みさと芝桜公園」は高崎市箕郷町松之沢にあります。広さ2.9ヘクタールの丘に約26万株の芝桜が、あたかも天女が舞い降りて来たかのような振る舞いを呈し、赤、白、紫の華やかな色彩は小道を挟んで曲線美を呈しています。

 園内はまるで巨大なペルシャ絨毯を思わせる芸術的色彩を成し、訪れる人たちを夢の園へと導いています。想像するに、設計時に形や色彩がかなり綿密に考案され、巨大な模様は天女の羽衣となり、別天地の趣があります。

 私たちが物を美しいと感ずるには大きく二つあるのではないでしょうか。一つは色彩そのものです。色とは一色でも比類なき美しさを持つものもあります。しかし、他の色と組合わされ調和が生まれると、深い味わいが醸し出され、それぞれの色彩は一層個性的に存在をアピールしてくるようです。

 美しさを感ずるもう一つは形でしょう。花はもちろん、書を始めとして大自然が織り成す風景、庭園、壷、また車の形から、人の顔かたちやスタイルまで、形は美の究極を呈しています。ここ「みさと芝桜公園」はこの色彩と造形美を組合わせた稀に見る巨大な抽象絵画と言えます。

 こんな所を平素の仕事から離れ、好きな人と散策できたらどれほど幸せに感ずるか、私には想像のみの世界です。喧騒の世界を忘れさせる天上の別世界は比較的身近なところにあり、天女の笑みがほころべば思わぬ形で心の平安を味わえる気がしてなりません。

 いつの日か、再びこの地を訪れ、夢でなく心から楽しい散策が実現できることを願わずにはいられない。 

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