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2008年5月 8日 (木)

翼が結んだ日中友好、その2

 内モンゴルへ飛んだ鳩に会いに行く

        ★胡錦涛国家主席の来日を祝して★

        タイトル【なごやかな列車の旅・期待】

 2日の内モンゴルパオトー行きの列車は午後3時出発のため、乗車までだいぶ時間があり、天安門広場へ散歩に行きました。毛沢東の大きな写真が飾られてある天安門の前は一辺が70センチほどの正方形の石が何万と整然と敷き詰められてある広い石畳です。その正方形の中に一人ひとりが入れば、何万という人が整然と縦横に並ぶことができるとすぐに分かりました。

 ここには中国各地から家族連れの観光客がたくさん来ており、毎日賑わってます。北京では2両編成のバスに何度も乗りましたが、多くの運転手は女性です。ワンマンでなく女性の車掌が切符を売ってますので、女性が活躍してることがすぐ分かります。交通は非常に激しく、日本とは逆の車は右、人は左で、午前6時頃から何百台もの自転車の集団が百メートル道路を猛スピードでベルを鳴らしながら走ってます。私は国際免許証を持っていましたが、これでは運転は不可能と思いました。

 いよいよ内モンゴル集寧(チーニン)へ出発。日本の我が家で生まれた鳩に会えるかと思うと、胸も期待感でいっぱいになり、ワクワクして北京駅に行きました。駅の内部に入ると天井が非常に高いのが印象的です。駅前には列車を待つ何千という人がしゃがんでおり、異様な光景です。特に改札口のようなところはなく、列車の各車両のデッキの所に女性の車掌がいます。その方に切符を渡し、代わりに寝台の番号札をもらって自分の座席の所へ行くのです。2等車でしたので一般の中国の方々ともすぐ近くでした。

 いよいよ出発。放送にはロシア民謡や日本の「北国の春」が流れたりして、いかにも雄大な大陸横断列車の感じです。各車両には先程の女性の車掌が石炭でお湯を沸かしておいてくださり、お客は窓の下に備え付けてあるポットでそれをもらいに行き、お茶を飲んでいます。お客は自分専用のコップを持ってきており、中国の方はお茶の好きな国民であることが分かります。

 車中ではパック詰めの夕飯も売っており、傳(フー)さんが買ってきてくれました。ニンニクの芽とマトンを炒めたものがご飯の上にのせてあり、味がしみていておいしい。多くの客も食べてます。列車は大変に長く、18両編成400メートルくらいで力強く大陸を進んでいきます。あたりは懐かしいインドの大平原に似ており、広大です。

 列車は1時間に一度くらいの割りで停車し、途中の駅で止まると、近くに住んでる農家の人たちが果物を売りに列車の窓のところまで来て、大きな声で果物の名前と値段を言うのです。ホームがないので、線路のところから上の窓に向かって叫んでいるのです。私も桃を買いました。水分の補給にはこれらなら安全と思い買いましたが、列車が出発しそうになると、もっと売りたいために値段をどんどん下げるので先に買った人は損をしてしまい、おもしろかった。

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