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2008年6月15日 (日)

谷川岳の遭難救助に活躍した鳩たち

P1010867  前回、魔の「谷川岳」の威容に感銘しブログを書きましたが、レース鳩を100羽以上飼育してる私としては、谷川岳と鳩が大きく関係してることを忘れるわけにはいきません。これは涙が出るほど感銘する事実です。     

 山岳警備隊により遭難現場から放された鳩たちは猛禽類で危険な山岳を飛翔し、自分の命も顧みず、人間の命を救うため谷川岳警備隊本部にその状況を伝えていたのです。

 ご存知のとおり、戦後、上越線が開通すると土合駅から「マチガ沢」や「一ノ倉沢」へアクセスできるようになり、多くの登山者が入山したのです。

 魔の山はその名が示す通り、断崖絶壁の岩場で、命を落とした人の数はすでに約1000名、命を取りとめても身動きできない瀕死の重傷者はこの数を上回るでしょう。

 山岳警備隊の無線も遭難現場の渓谷では使用できません。このため遭難者の状況を一刻も早く本部に知らせるのに鳩が使用され始めたのです。

Photo【群馬県谷川岳・一の倉沢】

 昭和33年、上越線土合駅の近くに鳩舎が建設され、約300羽の鳩が訓練を開始したといわれます。登山者は誰でも鳩を無料で連れて行くことができ、万一の場合はSOSを発してもらうようになりましたが、多くは山岳警備隊が緊急時に携行し、遭難現場から所要時間わずかに5分程で、鳩は本部に第一報を届けたといわれます。人間が歩けば数時間から1日中かかる危険な岩場や渓谷です。

 同年8月10日、下山中の登山者が雪崩のために転落してる人を発見、知らせを聞いて警備隊は6羽の鳩を携行し出動、岩場で放された鳩は通信筒を背負い、待機する本部に状況が伝えられのです。これにより全身打撲の登山者は沼田市内の病院へいち早く入院でき、一命を取りとめたのです。鳩はこのような人命救助に毎年活躍し、どれほど多くの登山者が鳩に助けられたことでしょう。 

2290 【谷川岳と小生】

 この頃は、第一次南極観測隊が昭和基地で越冬を開始し、タロやジロを始めとする南極犬が極寒の地で活躍した時期に一致します。谷川岳警備隊の鳩や昭和基地の南極犬はどれほど自らの命を顧みず、人間のために活躍してきたか計り知れません。【涙】

022  ところで、現在、私の鳩舎では雛が生まれて賑やかです。一人暮らしの私には全くの家族です。生後30日くらいの雛には写真のように周囲の景色を覚えさせています。この展望台の中で数日過ごしたら、上の出口を開けてやりますと出たり入ったりし、ここが棲み家であることを覚えるようになります。

 この鳩たちは山岳救助することはありませんが、群馬県高崎市に鳩舎を構えてるので新潟県から訓練したとき、また、鳩レースで谷川岳上空を飛ぶことは考えられます。

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