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2008年6月21日 (土)

理想的な宇宙船「地球号」

 無限の広さをもつ宇宙は全くの暗黒でしょう。宇宙は地球における深夜と同じで真っ暗と推測してます。その中にあって無数の星だけが考えられないほど遠い昔から、今後も果てしなく未来に向かって輝き続けるでしょう。

 私たちの住む地球は分からないことばかりです。例えば、地軸は何が原因で23度半ほど傾いてるのでしょう。もしかして、遠い昔に他の天体と衝突し、月が地球から離れた頃、何かの拍子に傾いてしまったのでしょうか。でも、これが極めて有難いことなのです。

  地球が23度半ほど傾いてる事実を私たちが実感するには太陽高度を計測すれば分かります。それは夏至である本日の太陽の南中時高度と冬至の南中時高度の差を2で割ればいいのです。

 国立天文台天文情報センター暦計算室によると、本日の東京における南中時高度は77.8度ですし、今年の冬至の南中時高度は30.9度ですから、【77.8-30.9】÷2=23.45になり、地球の傾き具合が分かります。

 また、北極の上空から見た場合、地球の自転は、なぜ時計と反対回りで、公転も同じなのでしょう。太陽を含め、兄弟である他の惑星も同じといわれます。

 今日は夏至ですので、このような日に「私たちを生かしてる地球」に改めて感謝し、その神秘性に振り返ってもいいでしょう。おもしろいことに、オーストラリアなど南半球は本日が冬至で、昼の時間が最も短いです。これも地球の軸が23度半傾いてるために起こり、南極昭和基地は現在、昼間がなく毎日夜の連続です。

 ところで、この傾きが23度半でなくなったらどうなるでしょう。もし、傾きがこれより大きくなれば同じ場所でも寒暖の差が著しくなり、傾きが小さくなれば赤道近くの暑いところは一層暑くなり、南極や北極など高緯度地帯では一層寒くなると考えられます。

 地軸が23度半傾いたままで太陽の周りを回るお陰で、太陽高度や日の出、日の入時刻が日々変化し、それにより日照時間が変わって季節に変化が起こります。特に日本など中緯度地帯では四季が明確で有難いことです。この約23度半という傾きが誠に理想的で神秘といわざるをえません。

 それにも増して有難いことは、太陽から理想的な距離に地球が浮かんでいることです。今より太陽に近かったり、遠く離れていれば温度がプラス何百度やマイナス何百度と極端になり、私たち生物は生きられません。地球の温度が適温であるのは太陽からの位置が近過ぎず離れ過ぎず丁度よいからです。

 引力の強さもこれまた理想的で、海水や大気が逃げません。これにより植物では光合成が起こり酸素が作られ、動物に必要な穀物など食料ができるのです。

 1日の長さも生活のリズムとして丁度いいです。もっと短ければ忙しくて大変ですし、長ければなかなか年を取らないでしょうか?地球の1回転は23時間56分04秒です。楕円軌道上を公転するにあたり、これに3分56秒余計に回り込んで24時間丁度になってるのも何ともよく出来ています。

 暗黒の宇宙に浮かぶ地球には大気が存在するため、昼間は明るく希望に満ちて生活できます。昼と夜の長さも年間では平均し、昼が好きな人、夜が好きな人にとってもこれは有難いことです。

 このように、地球は太陽から理想的な距離に位置し、同時に理想的な地軸の傾きがあり、理想的な1日の時間があり、この惑星に住めるだけでも本当に有難いことです。

 しかし、人間は平素これらを忘れ、次から次へ欲望が高まり、国家間でも、また、身近なところでも争いが絶えません。未来は争いのない地球、温暖化対策など地球をもっと大切にする必要に迫られてます。

 最近、私は空を見上げ天体の動きを見るたびに地球という宇宙船に乗ってる気がしてなりません。宇宙旅行は必要なく、もうすでに立派な地球という宇宙船で宇宙空間を旅してるのです。私たちの地球から月の裏側は見えなくても、私たちは月の裏側の位置を度々通過しています。

 本日のブログの発信時刻は夏至の瞬間と同じく午前8時59分です。アメリカは20日が夏至です。

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