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2008年7月 3日 (木)

巣皿の底の観察は基本中の基本

 レース鳩愛好家にとっては作出から馴致、舎外、訓練と一連の管理に多忙な7月となりました。

 気温が高く、同時に湿度も高いので、雛の成長発達に良い季節であっても、飼育者は細心の注意を払い、口の利けない雛のためにさっぱりした快適な住まい環境を整えてやらなくてはなりません。当舎では、来春用の雛をまだ作出中です。

 この時期、雛を育てる上で最も目を配るべきことは巣皿内外の環境でしょう。気温は換気で下げられますが、湿度は下げられません。しかし、飼育者が巣皿の周囲を丁寧に観察すれば、湿気はかなり除去できるでしょう。

 それには、周囲に落ちた糞をこまめに清掃し、巣房内の床をじめじめさせないことです。写真のように私は2本の細い木の上に巣皿を置いてますし、巣房の床と後の壁の間に2センチくらいの隙間を作ってます。これで巣皿の底に空気が通り、底はぬれません。

 一方、雛にとっての天敵は蚊です。ご覧のように蚊が侵入しないよう鳩舎の窓はすべて細かい網が張ってあります。網戸ほど細かくなくて適当な大きさです。空気の流れには差し支えありません。

 これとは別に、7月になると巣皿周辺の環境は最悪になります。それは雛の血液を求めて小さな虫が2種類ほど発生します。これを排除しなくては雛は大切な養分を取られてしまい健康が阻害されます。どこから来るのか、自然に発生するのか、自然界は不思議ですが、血液という栄養を狙って巣皿の底にいるのです。

 このため、糞だけでなく、巣皿の底を毎日観察することは基本中の基本でしょう。特に藁や新聞紙の下に2~3ミリほどの黒い虫や、6ミリほどのムカデの小さいような虫を時々発見します。見つけ次第、取除いて鳩舎内にいないように捨てる場所をきちんとしたり、バーナーで処置すべきです。正式な名称は不明ですが、吸血虫です。

 しばらく構わないでおくと半数くらいの巣皿に発生するので、視力の弱い方はメガネをかけてよく観察しましょう。この状態では最高の餌を与えても、折角の栄養を横取りされてしまいます。巣皿によっては底が大きな網になってるものがあるので、今の時期のみ、それを利用するのもいいと思われます。

 レース鳩は血統と管理といわれますが、その一つ管理面において、健康な雛は疲れを知らない張り切った独立性を持った若鳩になり、将来、全幅の信頼を寄せられる選手鳩へ成長するでしょう。 

 作出鳩の中から、唯1羽でよいから北海道から「快心の飛翔」を示す鳩と出会いたいものです。さあ、明日も巣皿の底を快適にしてあげよう。

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