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2008年8月12日 (火)

田村で金、谷で金、ママとして金です。

 北京オリッピク柔道女子48キロ級で「柔ちゃん」こと谷亮子選手が今大会において日本勢初のメダルを獲得しました。優勝はルーマニアの選手でしたが、3位決定戦でロシアの選手に1本勝ちして見事に銅メダルです。

 谷亮子選手は16才で初めてオリンピックに出場して以来、オリンピック五大会連続出場、しかも五大会連続メダルです。世間では「金」を逃したと話題にしてますが、ママさんアスリートとして日本中の母親に夢を与えている素晴らしい女性です。

 「谷選手の姿に自分の夢を重ねている」女性たち、とりわけ家庭の主婦は日本中、世界中にどれほどか多いことでしょう。これだけでも母親として立派な模範です。

 「世間のお母さんたちの気持ちを感じながら畳に立った。」との言葉に、アスリートを超えた彼女の深い人間性を感じます。きっと母親の代表として試合に臨んでる気持ちなのでしょう。

 長男佳亮ちゃんが誕生してからの練習は、佳亮ちゃんとのスキンシップを図るため、1歳までは抱っこしてのスクワットが日課とのこと。この光景を想像しただけで涙です。

 オリンピックに向けての本格的練習や復帰戦では試合の合間にも搾取しながら戦ったとのことで、夜中の3時間おきの授乳は睡眠不足に陥り、体調維持には人一倍苦労されたことが窺えます。

 今大会では応援に行った息子さんが、環境の違いからか39.6度の高熱になり、容態が心配であった中での試合。母としてどれほど辛かったことでしょう。

 幼子を育てながら柔道のトップベルを維持してるだけでも敬意を払わなくてはなりませんが、世間はどうしても金に拘ってます。そのため、各紙とも「金を逃す」との見出しが目につきます。

 先日ブログに書きましたクーベルタン伯爵の言葉がよぎります。「日々過酷な練習と主婦業との兼務は並大抵ではなかった筈です。クーベルタン伯爵と谷亮子選手の姿がダブります。

 お子さんが高熱という状況下にありながら、オリンピックで銅メダル獲得は見事という他はなく、母親として【大金星】を勝ち取ったのです。谷亮子選手の場合、銅という字は文字通り【金に同じ】となります。息子さんの回復を祈ります。 

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コメント

審判の技量など・・・判定にも問題あったようですが、私も立派なメダルだと思います!
なんせ一人何役もこなしてのメダルですもんネ!
受賞コメントでの、坊やを案じるママの表情が、とっても素敵でした~♪

投稿: 花舞 | 2008年8月13日 (水) 17時55分

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