ヨーロッパの鳩レース情報最先端
ブログ開設以来、カテゴリーの異なる462の文章を書きましたが、このうち、「人気記事ランキング」で常に10位以内をキープしてるのは【レース鳩の血統のみを職業】です。レース鳩飼育者にとって、きっと関心の高い記事なのでしょう。ご覧いただき私も嬉しいです。
この記事は、長崎平和公園~伊賀国際鳩舎間のレースに於いて【Alone Prayer号】をもって1羽帰り優勝された埼玉県在住「名前のない鳩さん」のご紹介により、近年、交流させていただいてるFragrant Mountainさんについてです。
このお名前は私が勝手にハンドルネームとして表現してるだけで、本名は岐阜県在住の香山さんです。彼の名については、英語で香はFragrant 山はMountainですから、私のPersimmon Marshと同様の呼び方をさせていただいてます。インターネットでは本名を使用するのは失礼かと思い、普段はこれをハンドルネームのように使用させて頂いてます。
彼は類稀にも、ヨーロッパを中心としたレース鳩の血統のみを職業とされ、毎年9月に渡欧した折は国際レースなどで好成績を残したベルギー・フランス・ドイツ・オランダの鳩舎を訪問されてます。
どの職業でも「仕事のできる人は素早い情報キャッチが生命でしょう。」常にヨーロッパ鳩界情報の最先端にあり、もしかして彼は、レースに参加したヨーロッパの鳩舎自身よりも、放鳩時刻やレース結果の速報をいち早くキャッチしてる可能性があります。何と驚くべき迅速さでしょう。
彼は私の掲示板【プロフィールをクリックし、私の掲示板はこちらをクリック】にヨーロッパにおける著名な5レースついて、放鳩時刻をいち早く掲載してくださいました。現在は情報化社会といわれても、ヨーロッパという遠隔地から飛翔情報を天候など考慮し、衛星地図入りで到着予測や、実際のレース結果をリアルタイムで提供してくださいました。まるで、現地にいるようです。いやいや、現地より早いかもしれません。
ところで、ヨーロッパの鳩レースが日本と異なるのは羽数が極端に多いことでしょう。例えばブルージュNは7万羽以上です。私には想像がつきません。そして北緯47度付近の高緯度から北に向かって、一層、高緯度を飛翔するので、今の時期、白夜を味方にしてるとも言えるでしょう。
歴史ある長距離レース放鳩地のバルセロナやペルピニャン、マルセイユであっても、その位置は北緯42~43度で日本では札幌付近と同緯度です。そこから北へ向かって樺太北部を目指すことと同じですから、帰還地に近づくほど気温は涼しく、日没時刻は午後9時過ぎでしょう。ご存知の通り、こちらは西岸海洋性気候でパリでも7月は18℃程といわれます。
実は、6月18日に行なわれたフランス・ボルドーからの国際レースでは、当舎にいる「スチール号」を作翔したオランダ・プロンク鳩舎がイヤリング8658羽中優勝したと伝えられ嬉しい限りです。しかも、1304m/mです。ぜひ、当舎に於いて血統が蘇えってほしいものです。
香山さんには健康に留意され、【レース鳩の血統を通じて日本とヨーロッパの架け橋となり】優れた血統の導入を期待いたします。いずれ貴舎を訪問し、明るい奥様にお会いしたいです。
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コメント
カッキーさん、過分な紹介を頂き恐悦します。情報の迅速性に関しては、私が特別ではなくPIPAのおかげです。誰でも素早い情報を得ることができます。以前は現地の知人や友人からFAX等で情報を得たり、鳩の週間新聞等で情報を得ていました。レース終了後1週間前後に情報が入る程度でした。それに比べれば、現在は、リアルタイムに情報を得ることが出来ます。そのなかで大事な事は、レース結果を過大にも過小にも評価せず、情報の的確な分析だと考えています。
投稿: 香山 | 2008年8月 4日 (月) 14時19分
香山さま
コメントに感謝です。
【大事な事は、レース結果を過大にも過小にも評価せず、情報の的確な分析だと考えています。】
私たちは何事も事実に対して冷静に見つめなくてはなりません。いいと思うと実力以上に良くなってしまったり、悪いと思うと見向きもしなくなりやすいです。
これからも正しい判断を磨きたいので、よろしくご教導ください。
投稿: カッキー | 2008年8月 5日 (火) 09時49分