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2008年9月13日 (土)

リスクが伴なう便利過ぎる生活

 昔は激しい雷雨が襲うと度々停電になり、しかも長い時間でした。私の家は雑貨屋を営んでいたため町の人たちが暗い中、蝋燭(ろうそく)を買いに来たものです。

 この頃は明かりをつける程度でしたから、水力発電により需要を賄っていました。その後、経済発展に伴ない電力需要が急激に高まり、石油、石炭、液化天然ガスなどによる火力発電所が建設され、結果的に大気中へ多量の二酸化炭素を排出したといわれます。

 現在、私たちの生活は冷蔵庫から洗濯機、テレビ、携帯電話に至るまで、あらゆるところに電気が使用され、電気なしには生活が成り立たなくなってます。しかし、心しておかなくてはならないことがあります。

 【今の便利過ぎる生活は大きなリスクの上に成り立ってる】ことを忘れてはならないのです。

 人類が誕生して以来、99%以上の期間は電気のない生活をしてきたのですから、現代人の生活は著しい変貌を遂げてるのです。

 ところで、ますます賄いきれない時代に突入した電力需要は核分裂によるエネルギーで水を蒸気に変え、タービンを回す原子力発電所の建設につながりました。温暖化対策になるといわれる一方、ウランを輸入し、廃棄物処理が必要になります。

 現在、日本の原子力発電所は17ヶ所に55基の原子炉が日本の電力需要の約30パーセントを賄ってるといわれます。建設中や建設予定の発電所、また関連施設は例外なく海岸付近に位置してます。

 ここで心配になるのが活断層による巨大地震の衝撃に耐えられるかどうかです。耐震基準をより厳格にすれば果たして安全につなががるのでしょうか。

 奇しくも昨年の私の誕生日に発生した新潟県中越地震は刈羽原発を襲い、現在でも復旧されず、7基すべてが停止中といわれます。テレビ中継で原発の火災発生が映し出され、いつになっても消火する様子がなく、大丈夫なのかと思ったのは私だけではなかったでしょう。

 友人マイさん翻訳による「月刊フォーブス」に掲載されてる「原発大国に向かうアジアの国々」を拝読すると、多くの国々ではすでに原発が稼動し、建設中を含めると中国78基、インド47基、韓国28基、台湾8基、ベトナム2基、インドネシア4基、タイ4基となっており驚くほかはありません。世界はますます原発建設に向かうようです。安全性こそ求められます。

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