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2008年9月 5日 (金)

猛禽類の出現でパニックになるレース鳩

 ブログの名前がPersimmon Marsh Loftであっても、あまりレース鳩について触れることが少なく、競翔家・愛鳩家の方々には申し訳なく思います。

  レース鳩を飼育してない方はご存じないかもしれませんが、鳩舎のことを英語でLoftといいます。昔から欧米では人の住まいの天井裏を改築し鳩を飼育したことに由来します。

 空を飛ぶ関係から、鳩は高いところを好み、適度な暗さ、適度な換気などを考慮すると天井裏を改築して鳩舎にすれば、見晴らしもよく、鳩にとって理想の住処となったのでしょう。何よりも猛禽の攻撃から安堵して暮らせる場所と考えられます。

 その前に不思議なことがあります。殆どの鳥や動物は人間の作った小屋から逃げ出せば戻りません。しかし、鳩だけが人間がこしらえた小屋に大空から、しかも1000Kも離れた地点から方向判定し舞い戻るのですから、神秘的であるし可愛いものです。もう家族の一員です。

 一人暮らしの私ですからレース鳩こそ家族です。話は通じないようであっても姿勢や目を見れば健康か、体調不良か、餌が欲しいか、水浴をしたいか、空を飛びたいかなど分かるものです。

 鳩たちは人間の言葉を多少理解できると考えられます。最近、私は餌を与える時「ヘイヘイ」と言ってます。これを聞くと外にいても鳩舎に入りますから、理解できてるでしょう。「ヘイヘイ」はHの発音で喉から声が出るので、あるいは動物的な音なのかもしれません。よく反応します。

 ところで、本日のテーマです。レース鳩にとってこの世で最も恐いものは、鷹やハヤブサといった猛禽類です。昨日、朝の舎外運動をしましたら60羽の鳩の飛び方がいつもと比べ変なのです。おかしいなと様子を見てましたが、大空へ舞い上がらず近くの民家の周りをぐるぐる低空でものすごい羽音でぶつかりそうになりながら飛んでるのです。

 体調が悪いのか、餌のバランスについて大麦を入れ過ぎたためかと思いましたが、鳩の飛び方は依然としてすべてがおかしいのです。挙句のはてはバラバラになって皆近所の屋根にぶつかる様に降りてしまいました。鳩は口をあけ緊張感に満ち、顔面蒼白、恐怖におののいてるのです。

 もしかして、猛禽の出現かとも思いましたが、私には鷹など目に入りません。でもこの異常な集団行動は猛禽に違いありません。鳩舎から出たらすぐ現われたのでしょう。高く上がる前に出たのです。

 私の住んでるところは猛禽は時たまです。以前に赤城山へ訓練に行きました。頂上が曇っていたので、少し下って中腹から飛ばし2分ほどしたら、上空から突っ込まれました。追われた鳩はもの凄い金属音をたて真逆さまに樹木の中へ消えました。かわいそうでその日は一日中憂鬱な気分。飼い主が放鳩場所を誤ったと犠牲になった鳩に詫びました。

 「自然界の掟」など理科の学習として習った程度ですが、地球上は我々の想像を遥かに越え、多くが自然界の恐怖に晒されてる現実があります。弱肉強食の掟に背くことはできません。

 日々、猛禽類の脅威に晒されてるレース鳩には、できるだけ住みよい鳩舎という恩恵を与えてやりたい。

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