待たれる北関東自動車道の全線開通
北関東の群馬、栃木、茨城の3県を結ぶ「北関東自動車道」は平成23年の全線開通に向けて着々と工事が進められています。先日の12月20日には栃木・茨城間が開通し、常磐道と東北道が高速道でつながり、海なし県である栃木県の方々はスムースに太平洋側へ行けるようになりました。
群馬県では関越道・高崎ジャンクションから太田までが開通してるので、残る工事区間は太田から東北道までです。このため総延長150キロに及ぶ北関東自動車道はすでに80%が開通しており、待ち遠しい全線開通までいよいよあと2年です。
現在、経済を中心に、あらゆる面で東京一極集中といわれ、地域格差が拡大しています。全線開通した暁には3県にとって広域連携が可能となり、今までにない強い絆で結ばれ、経済効果は計り知れませんし、北関東の人々の交流が密になるでしょう。
この3県のGDP=Gross Domestic Product(国内総生産)の合計は26.7兆円(経済産業省)とのことでかなり高いです。輸出製品については、これからは茨城港から海外へ出荷できるでしょう。また。群馬の人にとっても、まもなく開港する「茨城空港」から広域への観光が可能となります。同時に、茨城・栃木の方々はもちろん、全国の方々や海外からも群馬の名峰谷川岳を始めとして、草津・水上・伊香保といった名湯への観光がたやすくなるでしょう。
東京湾と日本海を結ぶにはすでに上越新幹線がありますが、もうすぐ茨城の海と日本海が自動車道で結ばれ、高速道沿線の人々にとっても産業や文化、観光での往来が活発となり、生活範囲が変化していくと思われます。
以前は私の家から東北自動車道に乗るまで1時間30分かかりました。これからは短縮され運転が楽になります。実は、レース鳩の個人訓練で栃木県北部や福島県へ行くことがあり、今までは時間がかかり過ぎました。2年後には楽に訓練できるでしょう。高台で見晴らしのよい訓練地を探したいものです。レース鳩にとっても長時間コンテナに揺られず、400Kくらいなら前日持寄りが可能と考えられます。
最近、ブログで度々書いてますが、私は品位あるスポーツカーを求めてます。高崎インターから乗れば行動範囲が格段に広がり、憧れの日本国内旅行も出発しやすくなります。特にレース鳩関係で親しくしていただいてる茨城の高塚鳩舎へは片道1時間半ほどでしょう。ですから、この自動車道は私にとって高塚鳩舎へ行く専用道路のようです。
2年後の北関東自動車道全線開通の暁には、時を同じくして、世界経済が不況から脱出していることを期待します。しかし、何と言っても助手席に座る人の出現こそ望んでやみません。
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