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2009年1月 2日 (金)

群馬県民の夢・上武大学が箱根路を力走!

 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

 85年の長い歴史を持つ箱根駅伝において、群馬県の大学では上武大学が初めて出場を果たし、本日、往路で20位になりました。タイムは1位の東洋大学から9分51秒差に迫り、復路の出発は繰上げスタートでなく、初出場にしては素晴らしい走りであったと印象を持ちました。

 箱根駅伝ではシード校、予選会通過校、及び関東学連選抜1チームによる合計23チームが母校の名誉を背にして走る姿に、毎年熱いものを感じていましたが、今回、上武大学の出場とあって母校関係者のみならず、多くの群馬県民にとっても箱根駅伝が身近なものになり、例年にない興奮を感じてます。

 実は私のレース鳩の友人アルカディアさんはОBであり、母校を愛するお一人です。神宮球場での野球応援でもお会いしたことがあります。というのは私は当時、吹奏楽部の監督だったのです。応援に行ってましたら、偶然、球場で彼にお会いし驚きました。

 歴史ある箱根駅伝に母校が出場となれば、OBとしてどれほどか名誉なことでしょう。私の母校は予選会には出場しますが、箱根路を走ったことはありません。生涯そのようなことがあれば、ぜひ5区の山登り付近で応援したいと思います。

 上武大学の花田監督は5年前に赴任され、5年後に箱根駅伝出場の目標を掲げ、類稀な専門性により選手を指導されました。その結果、目標通りに大学の悲願を実現されたのです。

 夢は誰にもあっても、それを実現するためには私生活も含めて、厳しい練習に耐えなくてはなりません。日夜、努力に努力を積み重ねても、実際には難しい現実があります。ところが、一流の指導者の出現があって、教わる者と一体化されてこそ、夢とは実現の可能性が生じると感じます。

 本日の往路全般を見て、私の印象に残ったことは、2区におけるダニエル選手(日大3年)の20人抜きで、箱根駅伝ごぼう抜き新記録になりました。また、往路優勝に導いた山登り5区における柏原選手(東洋大1年)の走りは驚異的でした。この二人の走りを見て、不断の並大抵の努力はもちろんでしょうが、そのゆったりした走りに天性を感じました。

 今回、花田監督の「特に崩れることがなかった。」「今後は1ランク上の走りを目標にする。」の言葉に、箱根駅伝の第一の段階をクリアーし、次を狙う経験豊富な指導者の意気込みが伝わりました。明日、復路の力走を期待します。

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コメント

明けまして おめでとう御座います!
本年も宜しく御願い致します。

残念ながらTV拝見出来ませんでしたが~いつの日かpersimmonさん母校出場が実現すると良いですね~♪

間もなく今年初の詩吟大会「毎日新聞吟士権大会」を控えてますが、お正月の練習不足に泣いておりますぅ~・・・
お正月でもあるし和服で~と思ってますが、実力が伴うやらァ~心配です。

投稿: 花舞 | 2009年1月 4日 (日) 11時03分

本年も宜しくお願い申し上げます。
 詩吟大会「毎日新聞吟士権大会」はぜひとも和服をお薦めします。どんな芸術も人間は見て味わい楽しんでいます。音楽演奏は聴く芸術ですが、実際に観客は演奏者の表情から動作、そして衣装はかなり大きな要素で、そのすべてから生み出される演奏態度を見ていると思います。
 今年初の詩吟大会という目標があることは心身ともにピリッとしまり、花舞さんにとってとても素晴らしい1年のスタートと思われます。ご成功を祈ります。

投稿: カッキー | 2009年1月 5日 (月) 10時15分

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