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2009年2月

2009年2月26日 (木)

毎日が国際交流できる羨ましい環境

 写真は台湾の書家から贈られたもので、我が家の大切な書です。中国語ではチンアイチンチョンと読み、文字通り、親愛と真心の大切さを表現しているのでしょう。

 私は外国の方と接することは楽しく感じます。今まで夏休みを中心にホームステイとして10名ほどを受入れました。最近新築した家には比較的広い一部屋をホームステイ用に用意してあります。そこには専用のトイレも備え、プライバシーも確保できるようにしてあります。

 今まで宿泊されたのはアメリカ、ニュージーランド、中国、インドの方々です。遊びに来られたのはヴェトナム、アイルランド、韓国、エジプトの方々です。写真はヴェトナムの方のおみやげで、玄関に飾ってあります。

 特にニュージーランドのスペンス一家は長いこと宿泊し、当地に滞在してたので一年間交流ができました。語学の勉強法について、いい影響を受けることができました。常に小さいノートをポケットに持ち歩き、新たな日本語に接するとすぐ英語で意味を書き込んでいました。

 私がこれらの方々と親しくできたのは共にした食事のお陰とも思っています。中でも、ワインなどアルコールは潤滑油となり、思いのほか親しくでき、交流に役に立つと思いました。

 それにも増して、交流に役立ったのは互いの国の民謡など音楽です。以前にブログで書きましたが、私が外国の方を迎えたときに必ず行なったことは、部屋にお通しするや否や、その方の国歌をピアノで弾くことです。

  言葉は上手く喋れなくても音楽には不思議な魔力があります。例外なく皆さん感動のようです。まさか日本の一般家庭に来て自国の国歌を聴くなどとは想像もしてなかったのでしょう。もう、これだけで「親愛精誠」の関係はできた雰囲気になり、その後の交流はスムースでした。

 ところで、来年度、群馬県から海外日本人学校へ派遣される先生方は5名です。赴任先はニューデリー、上海、ロンドン、シカゴ、リオデジャネイロです。4月から3年間、新天地でのご活躍が大いに期待されます。

 3月5日にはこれらの先生をお送りする壮行会が前橋市で開かれ、派遣時を思い出し、私も出席することになりました。派遣される先生方やОBの先生方にお会いできることを今から楽しみにしています。また、式次第の中で私は5名の先生方に任国の国歌の楽譜を歌詞つきでプレゼントすることにしています。 

 教員の海外派遣で大切なことは次のように考えてます。

 日本人学校で学ぶ児童生徒たちは数年して一旦日本に戻りますが、子供の時代を外国で暮らしている恵まれた環境にあります。本物の国際感覚を身につけるには千載一遇のチャンスと言えるでしょう。

 教育は環境が大切といいます。これらの児童生徒に、ぜひ国際感覚の芽を伸ばしてあげてほしいのです。一般の勉強については国内と同じく教科書が用意され、あまり不便することはないでしょう。ですから、願ってもない国際感覚を磨く場として生かしてあげてほしいのです。三つ子の魂百までです。幅広い成長のために、どれほどためになるか計り知れません。

 拙い経験では彼らは将来、海外で活躍する可能性が極めて高く、国際間の文化交流や貿易などを通じて、次代を担う日本人として将来が期待されます。

 先生にとっても素晴らしい人生の1ページです。国際理解教育の最先端にいる抱負に立ち、海外生活ならではできる現地の方々との交流を大切にされ、任地が第二の故郷になることを願ってます。気候と食べ物の違いから、健康維持には留意され、日本人学校で意義ある任に当たってください。

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2009年2月23日 (月)

人類に遭遇するのは最初で最後か、ルーリン彗星

 写真は国立天文台情報センターによるもので、2月下旬午後7時半ごろ南を向いて見た星空です。

 今月下旬は星空を見るには好都合です。それは空気が澄んでいること、しかも、月が下弦から新月に、そして少しだけ上弦に向かうので夜空が暗く、冬から春にかけての星座を観測には打ってつけのチャンスです。おおいぬ座のシリウス、オリオン座の少し赤いベテルギウス、こいぬ座のプロキオンが形成する冬の大三角形の中を天の川が通過する神秘性はいくら見ても飽きることがありません。

 天文学上、今年は日本にとって貴重な年です。何と言っても7月22日に天文ビッグイベントがあります。それはトカラ列島「悪石島」(あくせきじま)を中心として皆既日食が起こり、今世紀最長時間と計算されてます。このため太陽の一部が欠ける部分日食は全国各地で見られ、中でも九州や沖縄では9割以上が欠けることになりそうです。

 また、今年は偉大な天文学者ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を作り、星の観測を始めてから丁度400年に当たるといわれます。地球に誕生した人類は大昔から天体の動きに、どれほどか不思議さを感じ、どれほどか神秘性を解き明かそうとしたことでしょう。

 特に、従来の定説を覆し、人間が住んでる地球そのものが宇宙空間に浮き、自転してることを突き止めたコペルニクスは偉大です。その他ケプラーなど数々の天文学者の功績は図り知れません。彼らの業績により私たちは天体の動きについて今では多くを理解できるのです。私は古代の人類の天体への関心は現代人より深かったと考えています。

 若き日、ネパール・カトマンズにおける降りそそぐ如くの星空、内モンゴル大草原での煌めく星座の数々を見て、この世は天と地の二つであると思わざるを得ませんでした。世界の多くの地では休むことなく天体観測がなされているのです。

 その中にあって、台湾の鹿林(ルーリン)天文台で発見された彗星は数万年に一度、地球に近づくといわれ、人類に会うのはこれが最初で最後でしょう。正真正銘の一期一会です。何か寂しくなります。これを一つ考えても、宇宙とは私たちには考えられない広がり、そして考えられない長い時間です。

 ルーリン彗星は極めて細長い楕円軌道で太陽の周りを回っていると考えられ、地球への最接近は2月24日の晩、午前0時頃、真南に来る土星の少し西側に見えると予想され、双眼鏡や望遠鏡が必要とのことです。

 ところで、私が実に素晴らしい天文学者と思う一人にイギリス・グリニッチ天文台長エドモンド・ハレー(1,656~1742)がいます。彼は今までに出現した数々の彗星について研究し、特に、彼が26才の時に出現した彗星は「今まで76年周期で現れてたこと」を突き止め、次回は1758年に現れると予言したのです。しかし、彼はそれを確認することなく世を去りました。

 そして、いよいよ後世の人々が見守る1758年、ついに彼の予言通り彗星が現れたのです。何と素晴らしいことでしょう。どれほど自身の目で確認したかったことかその思いは図り知れません。その後1834年、1910年と予言通り76年周期で現れました。

 私の母は10才頃、母親に連れられて近くの河原に行き、大きな「ほうき星」で尾を引いてたと、いつまでも自慢そうに話してました。母の言うのには、思いの他、大きなほうき星だったようです。きっと尾も長かったのでしょう。学問的にも1910年の彗星はマイナス3.3等星ほどと記録されてるようです。全天一の明るさを持つシリウスでさえマイナス1.5等星ですから、その彗星はいかに輝いていたかが頷けます。母が10才の時に見たのは紛れもなくハレー彗星だったのです。

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2009年2月19日 (木)

芸術の紅白梅と自然の紅白梅の饗宴

 季節は移り変わり、庭に咲く花梅は真っ盛りになりました。これから5月まで花木のオンパレードになります。一番バッターとして6本の花梅が冬の季節から春へと、寂しい私の心を癒してくれます。梅の花はすべて家の中から観賞できるように植えてあります。

P1010893  上の写真は襖の紅白梅でこちらは一年中やさしく見守ってくれます。来客の方々もこの襖をご覧になると和まれるようです。新築するとき候補の絵をいくつか見ましたが、この絵に出合った瞬間に、これだと心が決まりました。

 手を差し伸べるかのごとく、枝ぶりといい、幹の力強さ、そして、何より紅白の色合いに見れば見るほど味が出てくるようです。芸術とはいつになっても色あせないもの、時間を超越し感銘を与え続けてくれるでしょう。私の弾くピアノもこうありたいものですが、音色の輝きはどうでしょう。聴いていただきたいところです。

Dscf0475  こちらは庭に開花してる本物の紅白梅「思いのまま」です。一人暮らしの私が眺めているだけではもったいないですから、来春はそんなことがないようにしたいものです。こちらは「花の命は短くとも」といっても3月中旬まで咲き続けるでしょう。この梅の下で一人で「一杯やろう」にも寂しさが募るだけです。

 紅白は見ただけでもおめでたい色彩です。実は、開花が遅れていますが、1本の木なのに紅白に咲き分ける「思いのまま」という品種がやっと開花し始めました。画像の左隅に少しだけ見えます。これは不思議です。接ぎ木とは思えません。DNAなのでしょう。

  ご存じの通り、梅花は色彩とともに香りを出すので、これがまた大きな魅力です。これだけ庭に梅の木があると香りが絶えません。こんな時、大切な五感の一つである嗅覚を養うにはいいチャンスかもしれません。

 私の父はやはり花が好きだったのです。チューリップなど草花を植えていました。もう25年前に亡くなりましたが、今頃になって私の内面に父の感性が再現したのでしょうか。

 父は花が好きになるよう託して命名したのでしょう。私の名前の最後の字は「香」です。男性の名前には少ないです。中国の女性にはこの香がつく名前が多く、中国語ではシャンと読みます。

   ところで、隣のTさんに頂いた君子蘭も咲き始めようとしています。本当に生まれ出てくる感じで神秘な姿です。ぜひ、画像をクリックし拡大して、この可憐さを見てあげてください。中に友だちの蕾をいっぱい従え、この世に登場という感じです。私もこれから常に新鮮さを求め柔軟な心で生きていきたい。

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2009年2月16日 (月)

玄関に飾った三つの大切な写真

 群馬県高崎市の私の家では6本の花梅が咲き始め、開花状況は多少異なっても、およそ7分咲きと言ったところです。皆さんのお所ではいががでしょうか。

 6本とも種類が異なり、1本の木から紅白に咲き分ける「思いのまま」は開花まであと2~3日です。上の写真は紅梅しだれです。枝振りに優しさが、色に品位ある穏やかさが感じられます。

 こちらは白梅しだれで枝の周囲は10メートルほどの広がりを持ちます。不思議なことに紅梅は夜間では目立ちませんが、白梅は暗くても存在をアピールします。これも花梅ですが、かなり実がなります。私は漬けたり食べたりしないので、毎年、近所の方に分けてあげてます。花梅は観賞用なので一般の梅の木より開花の期間は長いようです。

 こちらは枝垂れではありませんが、言葉では言い尽くせぬ色合いに感銘し、埼玉県の花木流通センターで目にしたときはもう手離せなくなってしまいました。女性との出会いもこうありたいものとつくづく思いました。本当に心が躍ったのです。3メートル以上の高さがあっても車につけて30キロほど距離のある私の家まで自ら運び、庭先の目立つ位置に植えました。

 私は美しいということは「色彩と形」と思っています。これは花木に限らず、私たちが目にするものはこの両面で美を判断してるのではないでしょうか。今回、購入することになったスポーツカー「アウディーTTクワトロ2000cc」についてもこの両面から判断しました。もちろん、車はこの他に性能が加味され、私はこの車のフルタイム四輪駆動に惹かれました。一方、女性の美しさも外面のみならず、内面からほとばしる情熱にこそ参ってしまうことがありますね。

 ところで、玄関に入って目につくところに、私にとって大切な3つの写真を飾りました。

 ご覧のように左上はイギリス・レース鳩月刊誌「ピクトリアル」の表紙です。ブログで紹介したことがありますが、世界57ヵ国の愛鳩家・競翔家に読まれている雑誌で、私の鳩舎が英文と共に表紙を飾ってます。たまたま、枝垂れ桃が咲いてる季節の光景で、イギリスはガーデニングの国であることから、編集局の方の目に留まったのかもしれません。海外の雑誌の表紙に掲載されることは、なかなか有り得ないことですから家宝にしています。

 下の車は7月頃納車となる「アウディーTTクワトロ2000cc」です。この写真は橙ですが、ガラスコーティングされ黄色で納車予定です。私の趣味もレース鳩飼育やピアノに加えて今後は国内旅行が加わります。各地を見聞し、もっともっと日本の良さを知りたいです。そして、インターネットで知り得た方々とお会いすることも夢です。

 右端は私にとって唯一人の家族である次女Marie Persimmon Marshです。ウェディングプランナーです。父親の私から見て職業は適していると感じます。学生時代にウェディングプランナーのアルバイトをしてましたが、それが自分に相応しいと感じたのでしょうか。自ら選択しました。独立心を身につけたいとのことで、現在、一人暮らしをしています。

 本店が北九州にあるメモリードの前橋支店に勤務してます。4年前に母を失いどれほど辛い日々か私には計り知れません。どちらかと言うと母親っ子だったのです。まだまだ若いので、いろいろ母と相談したかったことがたくさんあっただろうにそれが叶いません【涙】。

 父である私では役に立たないかもしれないけれど、母の代わりのほんの一部でも肩代わりしてあげたい気持ちでいっぱいです。先日、高崎駅前「どんどん」での二人だけの新年会は楽しかったと見えて娘は私に負けず飲みました。これからもできるだけ、どんな話でも聞いてあげたい。

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2009年2月12日 (木)

レース鳩は安住の地で産卵したい

P1030643  レース鳩愛好家にとっては、いよいよ多忙な季節となりました。それは作出と競翔の両面に手を抜けない日々の到来だからです。どんなに忙しくても、素晴らしい雛の誕生や、レースでの好成績など見返りが期待できるからこそ、レース鳩飼育は大きな楽しみと言えるでしょう。

 今の時季、多くの鳩舎が♂♀に巣房を持たせ交配し、7~10日経過した日の夕刻6時頃に1卵目を産み、2日後の午後3時頃2卵目を産み落とします。抱卵して3日もしたら卵を取り出し、太陽光や電灯に透かしてみると有精卵か無精卵が判別できます。

 それは心臓を中心として血管が植物の根のように広がり始めていることが見てはっきり分かるのです。私はこの瞬間、生命誕生の神秘を感じます。そして、そっと、卵を巣に戻します。

 鳩に限らず、私たち人間も母の胎内で、きっと同じような経過をたどり、この世に生まれ出たと推測できます。鳩の卵を検卵することによって、私が生まれたことも本当に不思議であることを考えてしまいます。

 レース鳩を飼育されたことのない方はご存じないでしょうが、鳩はメスだけでなくオスも卵を温めたり、しかも、雛が孵化すると口移しでミルクを与え、子育てに専念します。この瞬間、私は人間の男性にも胸に乳首の形跡があることについて、生物学的に何か理由があるのではないかと思ってしまいます。もしかして、動物から人間に移行し始めた考えられないほど大昔は、父も乳が出たのではないかと想像してしまいます。

 レース鳩の子育ては、時間的には1日のうちで、およそ午前9時から午後3時までの日中はオスが抱卵したり、雛に餌を与えたりします。午後3時頃から翌日の午前9時頃まではメスが担当します。メスが担当してる間、オスは巣房の入り口で敵(他の鳩)の侵入がないよう一晩中、見張りを続けます。鳩のメスにとってオスは頼もしい限りでしょう。夫婦の絆について、鳩と人間では概して鳩に軍配が上がりそうです。私は負けないようにしよう。

 ところで、本日のテーマです。当舎では今まで巣皿を巣房内の床に置いて産卵させていましたが、一般的に鳥類は高いところに巣を作り、外敵から雛を守る習性があることを考えました。このため、写真のように床から20センチほど高いところに巣皿を置き、産卵させるように試みたところ本能的なのでしょうか、鳩はすぐに巣に馴染み安堵したような表情になりました。

 これにより、間違って他の鳩が侵入し卵を割ることが防げます。また、巣皿の底を湿気から防げたり、あるいは吸血虫の発生も幾分か防げるのではないかと工夫して作りました。

 ご覧のように長さ22.5センチの木で正四角形に作ったものを巣房内の壁に取り付けただけです。これで巣皿の底は常に乾燥します。木の枠と巣皿はぐらぐらしないようにビスで留めましたので、鳩が入っても動きません。

 レース鳩にとって快適なことは、選手鳩鳩舎については今までもよく考えましたが、長いこと鳩を飼育してても、種鳩鳩舎の工夫はあまりしませんでした。口が利けない雛のために、あれこれ想像し、冬温かく、夏は涼しく、特に初夏からは湿気や吸血虫を取除いてやり、すくすく育ってほしいものです。また、このように巣皿を高い位置に設置して良かったことの一つに飼育者にとって巣房の床が掃除しやすくなりました。人間もそうですが、快適な住まいは肉体と精神にとって極めて重要なこと。これは健康生活への基本と思います。

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2009年2月 9日 (月)

私の車選びは「AudiTTクワトロ2000ccクーペ」に決定

P1030902  長い間、車の展示場めぐりの日々が続きましたが、経済不況の中、こつこつ蓄積し経済的な目鼻が付いたことにより、アウディーTTフルタイム4WD「クワトロ」2000㏄クーペに心が落着き、納車となる日が待ち遠しくなりました。

 暫らくの間、乗用車を持っていませんでした。普段はレース鳩運搬用のホンダ・アクティーバンのみを使い、これにより生活には支障がありませんでしたが、今後の生活を考えると、どうしても国内旅行を目的としたスポーツカーが必要で、高速道路を快適に走行し、北海道や九州への遠出に適した車選びをしてました。

 今まで見学の対象としていた車種はケイマン、Z、レクサスSC(ソアラの後継車)、そしてアウディーTTクワトロでした。この中で私が最も注目していたことは常時四輪駆動方式とスタイリングでした。

 世界を驚愕させたクワトロの真価として、アウディーは雪に覆われたスキーのジャンプ台を逆に登り切り、常時四輪駆動の威力について性能実験を行なった話は有名です。

 四輪すべてが駆動する意味は、通常走行においても、天候面、ワインディング道路における鋭いコーナリング性、急勾配に対する登坂力など各種の状況に対応する揺るぎない接地感覚こそ魅力につながると考えました。また、進化した軽量化と共にボディー剛性はドイツ車の特性で安全にとって極めて肝心なことです。

 私は若い頃から「いすゞ117クーペ」に取り付かれ、いつになっても飽きが来なかったのはその距離、何と26万キロ(地球6周半)走破したことからも頷けるものです。常に変わりない心境、当時の車としては流麗なスタイリングに尽きない魅力がありました。職場の配置転換で4回転勤しても、すべて117クーペで通勤し、乗れば乗るほど味のある車だったのです。  この心境に似ているのがフルタイム4WDの性能と安定した接地感覚、コックピット感のある室内、芸術的スタイリング、及びボディーカラーの4面は今回、車選びの原点となり、アウディーTTクワトロ2000ccは私に「納得」という心を与えてくれました。

535   足回りは10スポークアルミホイール(9J×18インチ)、タイヤ245/40R18という脅威の40%扁平率。オートマによるバドルシフト付きハンドルも大きな魅力の一つです。

 ところで、車の個性という面でボディーカラーは大きなウェイトを占めると考えてます。それは「あまり走ってない色」、アウディー営業マンY氏曰く、「アウディーTTクワトロ2000㏄クーペ」で黄色の車は群馬や近県では走ってないかもしれない。」とのこと。

 このため、私の求めるボディーカラーは元々この車種には設定されてなく、ドイツへ特注することになりました。納期は7月頃と思われます。それまでは、車の安全運転はいかにしたら実現するかを考える日々としたい。

   ところで、外面と内面の美しさという概念(?)からでしょうか。2009年度ミス・ユニバース・日本代表候補となるファイナりスト26名は、5月11日の最終選考会に臨み、めでたく選出された日本代表には「AudiTTクワトロ2000ccクーペ」が贈呈されるとのことです。残念ながら日本代表に漏れてしまった方には私が乗せてあげたいです。

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2009年2月 5日 (木)

現代のレース鳩血統に求められるもの

3047  先日は福島県二本松から群馬・高崎市の当舎まで直線距離190kを2時間37分で帰還しました。当舎上空に差し掛かり、思わず力が抜け、翼をすぼめての急降下です。いかにもホッとし安堵の到着態勢に入りました。

 私たち人間はこんな距離を自力では決して帰れるものではありません。レース鳩は字は読めない、口は利けない、頼るのは脳に内蔵されてる神秘的な方向感覚のみ。そして、人間の作った鳩舎へ帰って来ます。しかも、レース鳩にとってこの距離は公式レースでは最も短いのです。今後、2週間ごとに100Kずつ距離が伸び、5月上旬の900~1000Kレースへと飽くなき挑戦は続きます。

 一見、【空を飛ぶ鳥のように自由に生きる】の歌のように感じやすいですが、現実はとんでもありません。空を飛ぶ鳥に自由は決してないのです。それはレースの途中、幾多の猛禽類の追撃をかわし、命さながら逃げるように帰還してくるからです。

 このため、近年の鳩レースでは危険回避能力が先天的に備わってる鳩でなければならないでしょう。性格的におっとりしてては餌食になってしまいます。天敵ハヤブサや鷹から自らの生命を守る咄嗟の判断力と翼の力が求められます。羽色はどちらかと言うと白系統や栗系統より、ドス灰的なもの、カラスに似たようなものが有利な気がします。

 しかし、羽色については雪の多い地区では却って背景の山々が白いので、猛禽からは白系統の鳩の方が見難いので有利とも言われてます。

4169 【羽幌930K翌日帰還、現在18歳・脚環を外してある】 

 また、鳩舎内で日々、選手鳩の行動を観察してますと、中には非常にすばしっこい鳩がいます。捕まるのを嫌がる鳩です。このような鳩はおそらく自然界においても機敏で、猛禽類からのアタックから逃れる術を持ってると考えられます。人間にすぐに捕まる鳩は空中においても簡単に捕まるでしょう。

 鳩の大きさについても、大き過ぎるとどうしても行動が鈍くなる確率が高いので、これらの点も考慮し作出に生かしたいものです。

 今までは帰巣本能に優れ、スピードあるレース鳩が血統的に求められましたが、近年はこのように、危険回避能力が備わってることが求められます。

 従来通り、優秀な血統にプラスして、表情一つにしても厳しい顔つき、厳しい目つき、そして飛翔力抜群の鳩こそ頼もしさがあります。作出はそれも目標にする必要があるでしょう。おっとりしてるより恐い顔をしてる鳩に頼り甲斐を感じます。

 立春を過ぎると、日本にある推定2万の各鳩舎は種鳩を交配して新たな生命の誕生に将来の活躍を期待します。

 立春の昨日、当舎でも16ペアーを交配しました。Fragrant Mountain鳩舎より導入した「スチール号」「ジャンヌ・オルレアン号直仔」ペアーから誕生した鳩が種になってるので、今春はそれらとの交配が可能になりました。

 今回、「スチール号」の交配相手は、鳩友「ピジョンクレージー鳩舎」のカイパー系×クレージーボーイ系LBCで自身400K3位、900K2位の翔歴を持つ長距離♀と組み合わせました。カイパーという点から一種の戻し配合です。これで2腹引き、その後は交配を変えます。

 その他、アルカディア鳩舎からのノレイユ系ペアーも期待してます。Fragrant Mountain鳩舎作「ジャンヌ・オレルアン直仔」は埼玉・名前のない鳩鳩舎作アマノシルバー系と交配し楽しみです。Fragrant Mountain鳩舎作「スーパーイヤリング号直仔」は「スチール号」「ジャンヌ・オルレアン号直仔」ペアーから誕生した最も出来のよい鳩と交配しました。

 著名な「たぶん弟鳩舎」作稚内GN3回記録鳩の直仔で、はと鳩舎作翔「Hope GN号」900K経験鳩は浅間山鳩舎のヤンセン・マタイスRWともう一度交配しました。理由は交配が合ってると見え昨年、素晴らしい鳩が誕生したからです。オルハン・ミラー系はロード・バックス系と、ファンローンはワンダーセレクト5重近親RCとそれぞれ交配しました。また、茨城・高塚系は東日本GN当日総合優勝ミラクルクイーン号系を中心に戻し配合します。

 3月上旬にはこれらの交配による雛の誕生は私にとって楽しみです。栄養価の高い小粒の餌とカルシュームを豊富に与えるようにします。

【注:Fragrant Mountain鳩舎は岐阜県・香山鳩舎です。】 

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2009年2月 2日 (月)

少々の落ち度があって人らしい

  写真は噴火の恐れが指摘されてる最近の浅間山です。群馬県の二度上峠から撮影しました。近くの道路は交通止めです。写真はクリックし拡大してご覧下さい。美しいものは時には爆発し怖いことがあります。

 ところで、本日のテーマについて、大相撲初場所は横綱「朝青龍」にとって進退をかけた文字通り土俵際であったにもかかわらず、持前のスピードと勝負勘が復活し、横綱「白鵬」との決定戦の末、優勝を飾りました。成績は14勝1敗。しかも、優勝回数23回は歴代4位という誠に見事なもの。しかも、外国の方です。

 しかし、優勝直後の行動は今までの土俵のしきたりでは見かけなかったこと。彼は両手を挙げ観客の声援に応えました。この光景にあれっと思った方も多かったと思います。彼曰く「1年ぶりの優勝で嬉しかった。歓喜のあまり、感情が抑えられなかった」とのこと。場所前の状況を考えると、朝青龍にとって、どれほど嬉しかったことか計り知れません。

 これを見て、横綱審議委員は親方を通じて厳重注意とのニュースを耳にしました。

 私は思います。アマチュアスポーツはもとより、どのプロスポーツを観戦しても、優勝でなくても、接戦を制したとき、逆転勝ちしたとき、プロ野球の満塁ホームランなどでは喜びのあまりバク天宙返りしてのホームインがあったり、国際的な陸上競技におけるウイニングラン、サッカーではシュート成功の喜ぶ様、高校野球甲子園出場決定の瞬間における監督胴上などは、表現できないほどの喜びが伝わってくるものです。私たちはこのような光景を見て涙することさえあります。

 これには観客と喜びを分ち合ってることもあるでしょう。どんなスポーツでも、選手本人はもとより観戦する人も楽しさや劇的な喜びを求めて足を運んでいるのです。

 朝青龍優勝の瞬間をテレビで見ても、彼の両手を挙げてる光景に観客はその偉業に応えてるように見え、私は「もしかして、これは日本人に不足してることではないか」と感じました。喜びをストレートに表わした彼の振る舞いはいかにも自然ではないでしょうか。

 朝青龍にとって、今場所、優勝したとしないとでは100点と0点の差だったと思います。困難に打ち勝っての優勝、喜びを抑える必要はないです。千秋楽にしては最近になく盛り上がり、観客との一体感も生まれ、満員の会場は相撲の衰退とは縁のない熱気に包まれ、私はよい光景であったと思いました。

 一般的に私も含め、日本人は何かの事象に対し、どちらかと言うと、平素から無表情の民族であるかもしれません。人前で大きく喜んだり、悲しんだり表情に出さないことを美徳としているのかもしれません。これでは表現力が伸びません。

 大相撲は日本の伝統的国技に変わりありません。しかし、今や多くの外国人力士に人気が集中し、これによって視聴率が上がったり、経営も成り立つ現状を考えると、伝統を守りながらも、多面にわたって国際化に対応した変革は次第に避けて通れないでしょう。

 近年取り入れたNHKアナウンサーによる優勝力士インタービューは力士の人となりも分かってとても楽しいことです。これは大きな変革で観客との一体感に大きく寄与してます。

 大相撲が国技であることは変わりなくても、祖国の期待を背にして入門した外国人力士が多くなりました。このため、多面にわたり柔軟さも求められるでしょう。

 ところで、見方によっては厳し過ぎるのではないかといわれる最近のロシア出身力士3人の解雇処分断行に対し、日露関係までギクシャクしてきたと思うのは私だけでしょうか。

 例えば、今までスムースであった北方四島住民に対する医療用具提供など人道支援に対して、入国カードに署名を求めてきたり、こまためロシア側に足止めされ上陸できないままであったり、鳥取県の漁船が排他的経済水域でロシア当局に拿捕され、10人ほどナホトカへ連行され拘束されたままです。

 大相撲は今や衛星生中継の時代。世界中が同時に【それぞれ祖国の力士を応援】してます。このような時代にあっては、当然、祖国の力士に対する日本の対応に目が注がれています。

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