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2009年2月 2日 (月)

少々の落ち度があって人らしい

  写真は噴火の恐れが指摘されてる最近の浅間山です。群馬県の二度上峠から撮影しました。近くの道路は交通止めです。写真はクリックし拡大してご覧下さい。美しいものは時には爆発し怖いことがあります。

 ところで、本日のテーマについて、大相撲初場所は横綱「朝青龍」にとって進退をかけた文字通り土俵際であったにもかかわらず、持前のスピードと勝負勘が復活し、横綱「白鵬」との決定戦の末、優勝を飾りました。成績は14勝1敗。しかも、優勝回数23回は歴代4位という誠に見事なもの。しかも、外国の方です。

 しかし、優勝直後の行動は今までの土俵のしきたりでは見かけなかったこと。彼は両手を挙げ観客の声援に応えました。この光景にあれっと思った方も多かったと思います。彼曰く「1年ぶりの優勝で嬉しかった。歓喜のあまり、感情が抑えられなかった」とのこと。場所前の状況を考えると、朝青龍にとって、どれほど嬉しかったことか計り知れません。

 これを見て、横綱審議委員は親方を通じて厳重注意とのニュースを耳にしました。

 私は思います。アマチュアスポーツはもとより、どのプロスポーツを観戦しても、優勝でなくても、接戦を制したとき、逆転勝ちしたとき、プロ野球の満塁ホームランなどでは喜びのあまりバク天宙返りしてのホームインがあったり、国際的な陸上競技におけるウイニングラン、サッカーではシュート成功の喜ぶ様、高校野球甲子園出場決定の瞬間における監督胴上などは、表現できないほどの喜びが伝わってくるものです。私たちはこのような光景を見て涙することさえあります。

 これには観客と喜びを分ち合ってることもあるでしょう。どんなスポーツでも、選手本人はもとより観戦する人も楽しさや劇的な喜びを求めて足を運んでいるのです。

 朝青龍優勝の瞬間をテレビで見ても、彼の両手を挙げてる光景に観客はその偉業に応えてるように見え、私は「もしかして、これは日本人に不足してることではないか」と感じました。喜びをストレートに表わした彼の振る舞いはいかにも自然ではないでしょうか。

 朝青龍にとって、今場所、優勝したとしないとでは100点と0点の差だったと思います。困難に打ち勝っての優勝、喜びを抑える必要はないです。千秋楽にしては最近になく盛り上がり、観客との一体感も生まれ、満員の会場は相撲の衰退とは縁のない熱気に包まれ、私はよい光景であったと思いました。

 一般的に私も含め、日本人は何かの事象に対し、どちらかと言うと、平素から無表情の民族であるかもしれません。人前で大きく喜んだり、悲しんだり表情に出さないことを美徳としているのかもしれません。これでは表現力が伸びません。

 大相撲は日本の伝統的国技に変わりありません。しかし、今や多くの外国人力士に人気が集中し、これによって視聴率が上がったり、経営も成り立つ現状を考えると、伝統を守りながらも、多面にわたって国際化に対応した変革は次第に避けて通れないでしょう。

 近年取り入れたNHKアナウンサーによる優勝力士インタービューは力士の人となりも分かってとても楽しいことです。これは大きな変革で観客との一体感に大きく寄与してます。

 大相撲が国技であることは変わりなくても、祖国の期待を背にして入門した外国人力士が多くなりました。このため、多面にわたり柔軟さも求められるでしょう。

 ところで、見方によっては厳し過ぎるのではないかといわれる最近のロシア出身力士3人の解雇処分断行に対し、日露関係までギクシャクしてきたと思うのは私だけでしょうか。

 例えば、今までスムースであった北方四島住民に対する医療用具提供など人道支援に対して、入国カードに署名を求めてきたり、こまためロシア側に足止めされ上陸できないままであったり、鳥取県の漁船が排他的経済水域でロシア当局に拿捕され、10人ほどナホトカへ連行され拘束されたままです。

 大相撲は今や衛星生中継の時代。世界中が同時に【それぞれ祖国の力士を応援】してます。このような時代にあっては、当然、祖国の力士に対する日本の対応に目が注がれています。

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コメント

相撲に関しては、おっしゃる通りだと思います。
歓喜のあまりのガッツポーズ!自然な表現だったと、むしろ好感が持てました。
無邪気に素直な感じがした朝青龍の一面でしたが、その後のレポーターのインタビューに関しては相変わらずの言葉遣いでしたねェ~・・・

ところで、浅間山の噴火を案じてましたがカッキーさんの住まいからは離れてるんでしょうか~?
お気をつけ下さいませネ!

投稿: 花舞 | 2009年2月 3日 (火) 08時06分

花舞さんへ
 仕事として拙い海外滞在がある私は外国人力士の心境について分かるほうかもしれません。私は劣等生でしたので、祖国を離れての彼らの努力には脱帽なのです。皆ずいぶん頑張っています。私はヒンズー語すら、すらすら話せませんでした。【駄洒落です。】
 ところで、7月16日午前11時に花舞さんのオカリナ演奏を拝聴しましたが、そのとき窓から浅間山を眺めていました。演奏の方向と浅間山は同方向にあるのです。私の家から直線で50キロほどです。
 ただ今、3階の窓から見ましたら晴れてますが、かなりの噴煙で浅間山は全く見えず、付近の山々も降灰でほとんど見えない状態です。かなり噴火しています。離れているので、危険はないです。

投稿: カッキー | 2009年2月 3日 (火) 09時23分

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