言ってはいけない言葉・・・・・「もう年だから」
97才現役医師・日野原先生がラジオ深夜便に登場され、余りにも溌剌としたお声で含蓄ある言葉を述べられていましたので、眠い目をこすり深夜にメモしました。
先生は高齢者化社会の生き方として次の5カ条にまとめ話されました。
1、自分の長所を生かす。
自己分析、自己観察をしっかりすることにより行動に自信が持てるようになる。自分から新たな良い芽を出そうとすることが大切。
2、常に情熱を燃やす。
年をとっても情熱ある使命感は感性、生き甲斐につながる。いつになっても人間としてできることはいくらでもある。
【年をとっても今までやったことのない事をする。それは機会がなかっただけのことである。】
若さの秘訣は【今を大切に理想を抱き輝いて生きる。】それには日本人としての文化がいい。新しいことを学ぶためには積極的に講座に出かける。そして、側面的に役に立つことに情熱を燃やす。「継続は力なり」で常に目標に向かって進む。
3、体を動かす。
【体の中にこそ心がある。】
【骨と筋肉をトレーニング。】これらは使わないとどんどん委縮する。体操するのでなく、働いて動かす。特にすべての関節を使う。
一人で過ごすのではなく、家族と共に生活したり、外でみんなといっしょに過ごし、行動する。これは視野の拡大につながる。
5、やりたい事は何でもする。
よく【年のことを考えなさい。】と言われたり、自らも【もう年だから】と言ってみたりは禁句。ゆっくりからスピードを上げて今までやったことがない事を学ぶ。学ぶことにより新たな友ができる。
【新たな世界へのブレーキこそ最もいけないこと。】今までより「生活面の拡大、新たな場所の拡大。行動範囲の拡大。新たなコスモス(宇宙)の拡大になる。
【何事も深めたり、高めたりすれば年をとることが楽しくなる。】
【自分の時間こそ自分の命そのもの。】
働くことは体を動かすことにつながり、皆さんのためになり嬉しいこと。それが自分の心を耕すことになる。
シェークスピアの言葉でまとめられました。「終わり良ければすべて良し。」この場合、終わりとは高齢化社会での生き方を指します。
私たちは誕生日が来るたびにもういくつになってしまったとか、年齢を人に知られるのを好まない傾向にあります。果たしてそれは正しいでしょうか。
日野原先生は私より、3分の1世紀以上のご高齢です。ラジオを通しても声に張りが感じられました。仰せの通り、筋肉や骨が活性化されてると察せられます。
これからの生活について模索してる私にとっては、改めて未熟な自分を再確認でき、これからもいろいろ行動し、筋肉や骨を鍛え、新たな自分探し、今まで体験しなかったことへの挑戦、それによる新たな友人の拡大など、未来はいくらでも広がると思えました。
高齢化社会という言葉を「高貴で夢のある響き」にしたいものです。日野原先生のご指導を胸に、早速、新たなピアノ曲に挑戦し、いつの日か皆さんに聴いていただこう。また、日々、優秀なレース鳩の育成に努めよう。
| 固定リンク
「高齢化社会」カテゴリの記事
- 増加する 空き家の姿 物悲し (2021.11.08)
- 如何にして マンネリ生活の 脱皮を図るか(2021.08.30)
- 若き日の 情熱持ちたい いつまでも (2021.05.03)
- 多様性と意外性に満ちた日々に(2019.04.25)
- 身体が不自由な方や高齢者に手を差し伸べたい(2017.02.23)
コメント
ハクモクレン以外は、我が家の庭と同じですが以外に花開く時期は、一緒なのですね~?
ところで、日野原先生の一言一句、私も指針にするところですが、こういう方は永遠に~生きながらえて頂く事ができないものでしょうか~?・・・
今のところ【5か条】実行中ですが、どれ一つとして欠ける事のなきよう、お互い頑張りましょうね~♪
3/22の一大イベント成果の方は、如何でしょう~?
投稿: 花舞 | 2009年3月24日 (火) 11時06分
花舞さんへ
今咲いてるものではアセビが真っ盛りです。高さが2メートル50センチほどあり、かなり大きなものです。玄関の前にあります。
しだれ桃が【旧暦3月3日】の桃の節句頃に咲きます。この日は今年は太陽暦3月29日ですが、少し早いようです。多分4月上旬でしょう。蕾は膨らんできました。
仰せの件については、なかなか花が咲きませんので、私に代わって花たちが咲いてくれるのでしょう。
5カ条については、まるで花舞さんの日々の行動を観察して日野原先生が仰っているように聞こえました。
投稿: カッキー | 2009年3月24日 (火) 11時43分