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2009年6月22日 (月)

46年ぶりの皆既日食は7月22日

 日本では46年前に北海道で観測されて以来の皆既日食が7月22日にトカラ列島・悪石島を中心に見られるといわれます。皆さんの地区でもどのように見えるか楽しみですね。

 日食は太陽と地球との直線上に月が入ることにより、地球から見て太陽が遮られる現象です。しかし、宇宙では太陽光線により月の後方にできる影は常に存在しています。日食とは新月の時、たまたま地球がその影の位置に来ることを指し、地球の表面に月の形をした影ができる現象です。7月22日の影は時間的に今世紀最長と言われてます。

 写真のように地球の一部に黒い影ができ、影は月の公転により、およそ西から東へと時間と共に移動していきます。これは地球から見て月は見かけ上、東から西へ移動してるようでも、月は公転としては西から東へ移動しているからです。

 なお、私たちが頭に入れておくべきことは、それぞれの距離の違いです。太陽と地球間の距離は1億5000万キロメートルあり、1天文単位といいます。 一方、地球から月までの距離は約38万キロメートルですから、太陽との距離を比較すると、月は約400分の1です。4mと1㎝の関係です。

 ところで、私はガリレオ、コペルニクス、ケプラー、ハレーといった偉大な天文学者たちの業績ほど後世の人々に恩恵を与えていることはないと思っています。人類誕生以来、天動説が当たり前と考えられ、今から400年ほど前、それまでの常識を破り、私たちと同じに地上での観測のみにより、真実を発見したことは偉大この上なく、人類の知力に感銘しています。

  ガリレオの「それでも地球は動いている」という有名な言葉は、いくら周囲からの迫害・弾圧を被ろうとも「真実は不変である」と地球の自転を説いています。

 天文現象に限らず、何事においても私たちは真実を追求する偉人の姿勢に学ぶべきでしょう。

 特に、ケプラーの「第2の法則」発見ほど私は感銘することはありません。「地球が公転軌道上を一定時間移動したとき太陽との空間にできる面積は常に一定である。」というものです。楕円軌道を周回する地球は太陽から遠方ではスピードが遅くなり、太陽に近づくと速くなっても、その空間にできる面積が等しいというのです。速さと面積の関係などなぜ考えつくのでしょう。

 イギリスのグリニッチ天文台長ハレーも偉大この上ありません。歴史に記された今まで出現した彗星を研究し、一つの同じ彗星が76年周期で現れることを発見、次回の出現を予言したのですが、それを確認することなく亡くなりました。どれほど彼自身の目で確認したかったことでしょう。それは叶いませんでした。

 人生は短し、芸術(天文)は長しです。その結果、彼の予言どおりの年に彗星は現れ、以後、ハレー彗星と命名され、その後も76年周期で現れ続けています。それにしてもハレー彗星は宇宙で長い旅を続けてるのですね。今頃どこでしょう。

 ところで、今回7月22日の皆既日食は関東地方でも7割程度は欠けるのではないでしょうか。私が皆さんにぜひ見逃さないでほしいと思うことは「樹木の葉により地表にできる影です。」不思議なことにすべて三日月のようになると考えられます。ぜひ見てくださいね。

 実はまだまだ、誠に驚くことがあります。それは3年後に日本列島太平洋側を中心に金環食が起こると計算されています。関東地方はすっぽり入ります。東京の真上を中心線が通過すると計算され、生涯に一度のダイアモンドリングが見られそうです。2012年5月21日とのことです。

 恋人にダイヤモンドをプレゼントしてない人は、この日にもっともっと素晴らしいダイヤモンドリングをプレゼントすると約束するのもいいですね。

 一方、嬉しいことに2035年9月2日は、我が群馬県を中心に皆既日食が見られるとのことです。こんなことは生涯一度です。これこそ大きな夢の実現として26年後を楽しみに待ちましょう。

 26年後、皆さんはおいくつになりますか。それまで人生いろいろあっても「それでも地球は動いている」というガリレオの言葉は生きてます。

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コメント

分かってるようで~分かってない・・・話題の皆既日食の事が、お陰さまで良~く分かりました!
知人が、当日の屋久島ツアーのチケット・ゲットしたと~言うからオミヤゲ話が楽しみです。
次は、26年後ですか~?・・・想像するだけで~何だか切なくなってしまいますぅ~・・・

投稿: 花舞 | 2009年6月22日 (月) 22時58分

花舞さんへ
 7月22日は北九州では9割ほど欠けるのではないでしょうか。
 次回は3年後です。九州南部は金環食ですが、北九州では9割8分ほど欠けると思われます。
 26年後は新潟・群馬・茨城県を中心に皆既日食ですから、北九州では上のほうが少しだけ欠けるのではないかと推測します。
 切なくなんかありません。ぜひ、元気でいっしょに見ましょうね。

投稿: カッキー | 2009年6月23日 (火) 01時19分

カッキーさん、こんばんは。
 本当に何でも詳しいですね。良い勉強になります。

 多趣味の方は心が豊かな証しと言いますが、本当ですね。
 次回以降のブログ楽しみにしています。

投稿: どるぽっぽ | 2009年6月23日 (火) 19時27分

どるぽっぽさんへ
 コメント有難うございます。この世で最も不思議なことは天体の動きと思います。生きてる間に私も天体の真実を知りたいのです。
 レース鳩のほうは大分羽数も増えてきましたので、掃除をこまめにしています。最近では水浴の時、キッチンハイターを少し入れてます。羽虫予防です。

投稿: カッキー | 2009年6月23日 (火) 20時41分

カッキーさん、こんばんは。
 羽虫予防に「キッチンハイター」ですか??次回の水浴時に試したいと思っていますが、何リットルにキャップ一杯位でか??

投稿: どるぽっぽ | 2009年6月24日 (水) 19時19分

どるぽっぽさんへ
 当舎では窓はすべて細かい網でできていますので、蚊は入りません。(カテゴリー・レース鳩、鳩舎の改築をご参照)従って鳩痘は出たことがありません。薬より網だと思います。サッシの網では細かすぎるので、ホームセンターで適当なもの、風が良く通るものを手に入れました。
 キッチンハイターは流しの水8分目にキャップ2杯くらいです。
 本日は種・選手鳩舎ともによく掃除をしてから、クレゾールを散布しました。今の時季、殺菌と共に臭い消しに効果抜群です。鳩舎がいい匂いで衛生的になりました。 

投稿: カッキー | 2009年6月24日 (水) 20時04分

カッキーさん
 羽虫予防の件、ありがとうございました。
鳩痘については発症した事はありませんが、適正なサッシを探し実行したいと思っています。

投稿: どるぽっぽ | 2009年6月24日 (水) 21時00分

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